先月購入して乗り始めたBMW G05 X5ですが、早くも車検の時期を迎えます。 新車価格1000万円超え車両の車検ってとんでもない金額がかかるイメージがありますが、工夫してユーザー車検をして格安で乗り切るので、記事にします。 今回はG05 X5購入時のことと、すぐ迎える車検の前準備編ということでまとめています。 初回車検前の車両を中古購入 先月(2023年4月)に購入したのは、2020年5月初年度登録のG05 X5です。 購入してすぐ翌月の2023年5月末が車検満了日でした。 すぐに車検満期となってしまう車両でしたが、むしろ中古購入時に車検が残っていたので名義変更さえすませばすぐ乗ることができ、「納車整備費」など余計なコストをかけずに乗り始めることができていました。 中古車購入時の「整備費」 車検が残っている車両を購入する場合、法定定期点検は少なくとも年1度はしているのに、中古車購入時の「整備費」って結構謎です。 もちろん、中古車販売店はちゃんと点検しているのでしょうが定期点検している車両であれば過剰な気もします。 オークションで購入すれば諸費用は自分次第 私の利用した業者オークション代行であれば余分な諸費用なしで購入することができます。 もし、購入した車両が不安で整備したいのであれば車両を受け取ってから整備工場やディーラーへ出しても良いのです。 ただ、比較的新しい、特に新車から3年目初回車検前の車両であればまず問題がでることはありません。 BMWに関しては3年間はどの車もディーラーのメンテンナンスが無償でついているので定期点検していないことはないはずです。 それに何か不具合があっても新車保証の期間内ですのでメーカーが対応してくれるはずです。 実際に私が購入したG05 X5はワンオーナーの車両でしっかり正規ディーラーで点検を受けていた記録がありましたので、購入時ではなく車検時に点検すれば良いという判断をしました。 ユーザー車検かディーラー車検か ディーラー車検のメリット ディーラーで車検をお願いするかは、保証等のメリットがあるかが判断材料になると思います。 ちなみに、以前中古購入したF25 X3の初回車検はディーラーでお願いしました。 F25は前オーナーが5年間の距離無制限延長メンテパック(BSI)に入っており、権利継続にはディーラーで車検を受けることが条件だったからです。 ディーラー車検をしたことでその後2年間、つまり新車から5年目まではオイル交換等が無料でした。 約20万キロ走行時までオイル代はかからずかなりお得だったのでディーラーで初回車検を受けた価値がありました。 ユーザー車検を選択する理由 今回のG05 X3はメンテナンスパックも車両保証も3年だったので、車検をディーラーで通すメリットは費用面ではありません。 ディーラーでの車検代行手数料は2~3万円なので、その価値があるかどうかを考えてみます。 自分で車検をやるとなると半日は必要なので、半日で2~3万円の価値があるかどうかになります。 ユーザー車検で陸運局へ車両を持っていくとなると、平日1日仕事を休んでしまうことになるので、他に平日やりたいことを当てはめれば十分2~3万円節約する価値はあるなと思いました。 今回は(今回も?)髪を切りに行ったり、買い物したり、もちろん車検も、独り時間を満喫するためにもユーザー車検をすることにしました。 費用面はもとより、そもそも車に関して自分でできることは自分でやりたいという単純な思いもあります。 経済合理性を考えると代行手数料払ってその分の時間を違うことに使えば効率的なことはわかっていますが、代行料払ってもどうせ普通に仕事しているだけになってしまいます。 それなら「ユーザー車検に行く」と言って有給休暇で休む理由にもなるし、車検を自分で通すことで知識が増えるのは仕事をしているより自分にプラスになると考えています。 点検整備はちゃんとやる いくらユーザー車検といっても法定点検をする義務がありますのでちゃんと整備して車検を通さねばなりません。 ディーラーでオイル交換&12ヶ月点検 新車から3年のメンテパックがついていたので、オイルの交換距離(残り2000km表示)になるように走行し、無料オイル交換と一緒に12ヶ月点検整備をディーラーでお願いしました。 整備内容と費用 ディーラーに依頼した内容を下記紹介します。 法定1年点検 G05 X5の基本料は27,720円です。 国産車よりは高いですが、まぁ超高額車なので仕方ないですね。 この整備費用単体であればそこまでヤバい金額ではありません。 下回り防錆塗装 下回りのスチーム洗浄と防錆塗装をいつも車検時にはお願いしています。 高速道路ばかり走行するので、冬季の凍結防止剤の影響を少しでも緩和するためにF25 X3でもずっとやっていました。 おかげでF25 X3は38万キロ走行していますが下回りがサビでボロボロなんてことはありません。 塗装剤と合わせて16,170円です。 これは自分で作業することを考えると十分価値があります。 タイヤ タイヤは購入時ついていた21インチのものは残り溝がなかったので、ヤフオクとメルカリでそれぞれ中古で20インチ前後同サイズのタイヤとホイールを購入して交換していました。 残り溝も十分でバッチリです。 このタイヤについても、購入時ついていた21インチをタイヤのみ交換していたら30万円ほどかかるところでした。。 うまいこと中古で購入できて格安で準備できました。 ブレーキパッド 個人的には一番数値が気になっていたブレーキパッド残量です。 F8.0mm / R6.0mmと摩耗限度の3.7mmまではまだ余裕があります。 前オーナーは街乗りが多かったと思うので距離相応に減っていますが私の乗り方であればほとんど減りません。 ただ、純正パッドはブレーキダストが多いのでどこかのタイミングで低ダストタイプに変えたいと思っています。 バッテリー ブレーキと並び、このバッテリー測定結果も気になるところです。 結果、スタート容量82%とまずまずです。 この「スタート容量」ってどんなにケアしながら乗っていても毎年確実に減っていきます。 おそらく6~7年程は持つと思うのですがそれ以上乗ろうとするならば無理せずどこか中間点で交換しておきたいところです。 次回以降の計測結果で劣化速度を確認したいと思います。 ワイパーブレード ワイパーブレードは3年間中2回交換できるそうで、まだ1回しかしていなかったので前後ワイパーを貰え ました。 記録上は交換になっていますが新品をとっておき、劣化が進んだら自分で交換しようと思います。 アドブルー ディーゼル車特有のアドブルーです。 近年の車には排ガスの還元剤としてアドブルーの補給が必要なのですが、正直ディーラーで補充すると高いので見送りました。 車のメーターにも残量と補充量が表示されるので、減ったタイミングでガソリンスタンド等で格安で補給しようと思っています。 エンジンオイル交換 エンジンオイルがちょうど交換時期に持ってくることができたので、BSI期間内ということで無料です。 今回、LL-19FEという新しいBMWの規格オイルです。 このオイル価格も上昇していて、1Lあたり約3,800円します。 6.5L使用ですのでオイルだけで24,700円。。 リンク さらにフィルターも純正であれば3,000円以上はしますのでオイル交換だけでまともに払ったら3万円近くしそうです。 今回は無料なので良いですが、次回以降のオイル交換は安くする作戦を考えないといけないなと思いました。。 ウォッシャー液 ウォッシャー液はBSI期間内ですので無料で補充してもらえました。至れり尽くせりですね、。 ナビデータ ナビデータ更新はデータは無料、作業工賃で6,000円弱とのことでしたが、純正ナビは一切使用しないと思うのでパスしました。 リコール 未実施のリコールがあっので実施してもらっています。 ヘッドユニット書き換えがあるので、もしコーディング等をしていると最悪壊れることがあるそうなのですが幸い購入したG05 X5は何の問題もなく実施できました。 合計 今回の点検で項目はいろいろありましたが、結果的に12ヶ月点検基本料と下回り防錆塗装のみで合計43,890円の支払いでした。 代車は3シリーズツーリング 今回、代車を貸していただけました。 BMW G21 3シリーズツーリング(ワゴン)をお借りしました。 突発の修理で借りる車はあんまりですが、定期点検ではそれなり車を代車として出してくれます。 3シリーズはX3やX5に比べかなり軽快な走り … Continue reading BMW X5 初回ユーザー車検を前に点検整備
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