先日、BMW F25 X3が34.5万キロ前にして高速道路で異常発生してしまい、本線路肩で緊急停止させました。
↓各所へ連絡してロードサービスを呼ぶまでの間に暇だったので記事投稿してます
なかなか高速道路上でトラブル停止するということを経験している方は多くないと思います。
今回は、故障で非常停止した際、注意点や良かった点・反省点を実体験をもとに記事に残します。
もくじ
緊急時の装備編
〇三角表示板を設置
一旦ガードレール外へ出て落ち着いてから三角表示板設置にとりかかりました。
今まで三角表示板は一度も使ったことはありませんでしたが、トランク開けてすぐ取り出せるところに置いていたのですごく良かったです。
以前から持っていたものと、BMW純正のものと2つ積んであったので両方取り出してできるだけ後方離れたところに置きました。
本当は高速道路ですのでもっと離れたところに置いた方が良いのですが本線の走行速度も考えて適当に置きました。
高速道路上は、中央の車線部分長さが8m+車線間が12mで車線1本につき20mくらいという知識はあったので、この位置だと停車位置から50~60m後方という事になります。
あとで知ったのですが、この表示版がないと故障停車であっても違反になるそうですよ!
このあとお世話になったレッカー業者の人と話してたら、実際に何人か救援に来る前に違反切符切られている人がいたそうです。。。
この状況で交通違反、罰金なんてまさに「泣きっ面に蜂」状態ですのでぜひ皆さん気を付けてください!
〇休む椅子と飲み物
これはたまたまなのですが、アウトドア用の折りたたみ椅子もトランクに積んであったので活用できました。
夏の炎天下1時間以上救援は来なかったので、この椅子は役に立ちました。
エンジン系の不具合で車のエアコンも使えないですし、そもそも車内に残るのは危険なので外で待つしかありません。
この椅子に座って持っていたアイスコーヒーを飲みながら記事投稿をしていました(笑)
ほんと、スマホが高温で強制シャットダウンされる程暑かったので、座っていられるだけマシでした。
救援に来たロードサービスの方は、「三角表示板まで設置できていて外で椅子に座ってくつろいでいる人は初めて見た」と驚かれていました。
対応編
〇緊急停車は自走できるうちにした!
車に異常を感じて走行を続行させると深刻なダメージになりそうだったので、自走できている間に安全な路肩へ停車させることを決意しました。
もし、本線車線上でトラブルによってエンジン停止や制御不能となったら他車の邪魔となるだけではなく、大事故に繋がりかねません。
本当は非常駐車帯がすぐあればよかったのですが、当時は1車線規制の工事をしており、渋滞気味でした。
非常駐車帯まで不調な状態で安全にたどり着けるかわからなかったのでやむを得ず路肩へ停車させました。
まだ車が動いているうちに本線外へ避難できたのは良かったかなと思います。
〇ガードレール外へ退避
停車させたら、注意して車から降りて一旦ガードレール外へ行きました。
当時は本線上も走行車線側を工事規制していて追い越し車線1車線のみの走行車両だったので全く危険は感じませんでした。
でも何が起こるかわからないので一旦はガードレール外へ出ました。
ニュース等で停車車両による悲惨な事故も見ていますので・・・
〇#9910へ電話
近くに非常電話はなかったので、携帯電話で#9910へ電話しました。
偉そうに書いていますがその場でどこへ電話したら良いか検索しました。
電話する目的は、故障停止していることを伝える為でした。
電話するとすぐに繋がり、以下やりとりがありました。
#9910「どうしましたか?」
私「故障停止しています」
#9910「一般道路ですか?、高速道路ですか?」
私「高速道路で、xx高速道路xx方面、xx.xキロポスト付近です」
#9910「救援は必要ですか?」
私「これから保険会社のロードサービスへ依頼します」
#9910「わかりました、暑くて大変ですがガードレール外で退避していてください」
以上、想定していた問答だったのでとても冷静にやり取りができました。
パトロールカーが停車
電話して数分後、高速道路でよく見かける黄色のパトロールカーが私の車の前に停まってくれました。
お、早いな!
と思いましたが、出てきたおじさんに聞くと、私の停車の連絡は受けていなかったそうでただの通りすがりのパトロールでした。
私が#9910へ電話してあると答えると、「わかりました!」と言いすぐに去っていきました。。
ロードサービスを手配
ロードサービスは自動車保険会社のものを使用するので連絡しました。
フリーダイヤルですぐ繋がりましたが、事故のような緊急性はないので状況を伝えると、担当者から折り返し待ちになって電話を待ちました。
こういう時の為にロードサービスは必ず入った方が良いですね。
自動車保険で一番お世話になる可能性が高いサービスです。
正直、保険の掛け金からして年に1回でもロードサービスを利用すると元は取れちゃうと思います。
私はロードサービスが自分に合っているかを一番重視して保険を選んでいたので役に立ちました。
再度#9910へ報告
一応、ロードサービスが来る目安の時間がわかったのでまた#9910へ連絡しておきました。
特に連絡必要かはわかりませんでしたが、道路上の障害物が取り除かれる時刻は言っておいた方がいいかなと思って伝えました。
パトカーが通過
その後、パトカーが1台と覆面パトカーが1台本線上を「通過」していきました。
あれ?
停まっている私の車はスルー!?
ちゃんと三角表示板を設置して故障とわかる状態で私も椅子に座ってスマホで遊んでいたので危険性はなくスルーしたのでしょう。
こういう時に三角表示板がないと違反切符を切られることもあるのかなと後になって思いました。
パトロールカーがまた停車
停車から40分程でしょうか、今度はまた白黒のパトロールカーが私の車後方で停車しました。
隊員の方が降りてきて私の様子を見に来てくれたので、ロードサービス待ちという事を伝えました。
すると、優しく「暑いですが頑張ってください」と言い残し去っていきました。
やはり車線規制中ということもあり、安全が確保された状態だったので状況把握だけでした。
レッカー移動
最終的にようやくロードサービスがきて車の積み込みです。
渋滞もあったので連絡から1時間以上かかりましたが、無事に連れ去られました。
車も載せる時もまだ自走できたので良かったです。
その後、X3に挿していたETCカードも事前に抜いておいて、最寄りの出口で渡して私の車の分も清算しました。
×ドラレコの録画を保護するの忘れた
最近とりつけたドラレコがあります。
SDカードの容量が小さいものをいれてあるので、30分程録画するとどんどん上書かれてしまいます。
気づいたときには不具合発生~路肩停車までの映像は消えてしまっていました。。
後々、車の故障調査に手間取っていますので映像が残っていればよかったなと反省です。。
まとめ
以上、実体験した高速道路での非常停車・レッカー移動を記事にまとめてみました。
あまり経験したくないことですが、誰でもどんな車でも故障やパンクのリスクはゼロにはならないので心構えだけは必要だと再認識しました。
特に、三角表示板や夜間であれば発煙筒をすぐに使える場所に置いて、使い方も知っておくのはすごく大事だなと実感しました。
自分の身を守る為にも、車の非常用装備を点検しておきましょう!
後は、車がちゃんと治るかが心配ですが、、結果わかったらまた改めて記事にします。