乗る機会はあまりないですが、Tiger800も大事にしています。
先日、オイル交換したところです。
オイル交換時にしばらく走った後、左フロントフォークから滲みがある気がしていました。
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フロントフォークからのオイル漏れ発見
その後も気になり、駐車スペースに停めてあるバイクをみると左フロントフォークからオイルが明らかに滲んできています。
恐らくフォークのシールが劣化しており、亀裂が入ったためフォークオイルが漏れてきているようです。
このフォークオイル滲みを発見したのは、バイク季節となる5月上旬でした。
オイル滲みを発見して、数日後には地面に漏れたオイルが垂れたと思われる跡ができていました。。
もうこの状態になるとフロントフォークのOH(オーバーホール)をするしかないです。
ブレーキに影響!?
Tiger800は倒立フォークですので、フォークオイルは下方向に漏れてきます。
フォークの下にはブレーキディスクがあり、漏れたオイルがブレーキディスクに垂れてブレーキが効かなくなる恐れがありますので、フォークオイル漏れた状態で走行させるのは危険です。
そのため、せっかくオイル交換したばかりですが、バイクに乗ることができません。
車検までに修理したい
7月が車検ですのでそれまでに修理しなければ、車検切れとなってしまっていろいろと面倒なことになります。
すぐに修理できるところを探すことにしましたが、近所にはあまり大型バイク、しかも輸入車を整備している良さそうなバイク屋さんが見つかりませんでした。
トライアンフディーラーに修理依頼
現在建設中の新居が完成後であれば夜な夜なインナーガレージでDIY作業できるのですが、その前に壊れてしまいタイミングが悪かったです。
技術的には自分でもできると思いますが、作業できる時間が子供の寝た夜間しかなく、場所が照明のない屋外ですのでさすがに難しいです。
インナーガレージがあれば、フロントフォークOH作業も平日夜間に数日かけて行うこともできるのですが残念でした。
とにかく車検に間に合うように修理したいので、今回は家から一番近いトライアンフ正規ディーラーへ問い合わせをしました。
ちなみに、現住所へ引っ越す前にTiger800を購入したので、購入店は遠すぎてなかなか行くことができません。
最寄りディーラーへの問い合わせた結果、先に支払い済ませれば部品取り寄せてフロントフォークOHしていただけるとの事でしたので、すぐにを依頼することにしました。
部品が欠品!?
しかし、問題が発生しました。
フロントフォークOHには、複数の部品が必要です。
↑画像赤丸部分がOHに必要なものですが、部品2点が欠品中の状態でした。
- T2048424(Oil Seal)x2
- T2041524(Kit, Dust Seals, Pair)X1
が欠品しており、発注してみないと納期はわからないとのことでした。
この時点でまだ車検期日まで2ヶ月近く猶予はあったので、さすがに間に合うだろうと思い、修理代を振り込んで正式に依頼をしました。
納期が8月以降!?
欠品部品について、5月31日に納期の連絡があり、なんと、7月29日がUKでの納期ということでした。。
そこから日本へ発送となるとさらに1週間程はかかるので8月になってしまいます。
車検期限は7月16日・・・
車検に間に合わないこともそうですが、5月から8月までバイクを動かせない状態というのはとても辛いものがあります。
フロントフォーク以外の機関も長期間動かさないでいるのも良くないので、ちゃんとバイクを動かせる健全な状態を走行させないままに維持するのは大変です。
近所迷惑になるアイドリングや空ぶかしはやりたくないですしね。。
諦めずに自力で部品発注
欠品部品が入手できないと作業ができないのは仕方ないことですが、あまりにも納期が長すぎます。
その他の必要部品は納品済みとのことでしたので、欠品している部品をキャンセルして純正部品持込でOHできないか問い合わせてみました。
部品が揃えばやっていただけるとのことでしたので、海外のサイトで在庫あるところを探してみることにしました。
海外のお店での通販は過去何度もやっていているので、各サイトを探します。
すると、いくつか見つかりました。
amazon.com
まずは、アメリカの本場アマゾン。
ここでamazonが国際発送している商品は送料が安いことが多いので、海外通販するときはまず最初に探します。
残念ながら欠品部品のうち、1つは出品あったのですがもう一種類がなかったのでやめました。
ebay
ebayは出品数がとにかく豊富で見つからないものはないと思うくらいです。
こちらは欠品部品2つ揃う「在庫あり」の店舗がいくつか見つかりました。
ただ、「在庫あり」店舗がイタリアのお店(トラブル時のコミュニケーションが不安)だったり、英語圏でも送料が高額のとこしか見つからなかったのでもう少し他を探します。
また、社外品のOHキットの出品もありましたが、今回はディーラー作業なので純正品を探します。
ここまでで、部品入手はなんとかなるなと手応えは感じました。
購入したお店
あとは、在庫があって国際配送しているお店を直接探しました。
単純にパーツ番号でググればいくつかでてくるものです。
今回は、検索していた中でイギリスのお店「Fowlers」が在庫もあり、すぐ発送できそうでしたので送料をフォームから問い合わせてみました。
すると、£14.5(ポンド)との回答がすぐにあり2021年6月のレートで2,200円~2,300円程でした。
お店のレビューも確認し、国外への発送も慣れているようでDeliveryの項目は評価がすごく良かったので「Fowlers」で注文することにしました。
トライアンフはイギリスにとって国産メーカーだからでしょうか、在庫も充実していました。
欠品部品が到着
6月1日に早速注文して6月2日発送連絡、6月12日に2つの欠品部品が到着しました。
実は、宛先の自宅住所が番地が抜けた状態で発送されていたことに注文後気付いて、届くかどうかすごく不安で郵便局へ行ったりしましたが無事に届きました。
車検までにOH間に合わせることができそう!
こうして、何とか部品が揃い、ディーラーへOH作業を始めることができそうです。
ディーラーが扱う部品の仕入れルートでどうなっているのかよくわかりませんが、純正部品でも自分で探したほうが入手しやすいことも世界中から探せばあり得るのですね。
海外通販って偉大です。
これから、走らすことができないバイクをディーラーまで持ち込まなければならないのですが、続きは改めて記事にしたいと思います。