50万キロ到達までカウントダウンに入っているBMW X3(F25)ですが、トラブルです。
先日、通勤の帰りにふとエンジンをかけたときに違和感を感じました。
メンテナンス距離が急に近くなった!
エンジンスタートスイッチを入れると次のメンテナンスまでの距離数が表示されるのですが、残り「9000km」と出ていました。

あれ?つい最近までは残り23000km表示だったと思うのですが急に短くなりました。
元々出ていたこの23000kmは、次のオイル交換時期だということは把握していたので、急に9000kmと出たのは何か確認してみました。

すると、、前側のブレーキパッドでした。
実はこれ、以前に経験があります。
このパターンはブレーキパッドセンサーが反応したときに残り距離が短くなるやつです。
ブレーキパッドはまだ残量ありそう
ホイールの外側からパッドを確認すると十分残り厚さはあるように見えます。
内側が極端に減ることもあるのでタイヤを外してみないとわかりませんが、おそらくパッドセンサーだと思いました。
タイヤを外して確認
休みの日、タイヤを外してセンサーの状態を確認してみました。
F25のパッドセンサー前側は左側だけについています。

タイヤを外すと、なんか黒いカスがホイール内側に落ちていて、それはセンサーの破片でした。。。
センサー部分が粉々になって金属が剥き出しになって反応していたようです。



このフロント側のセンサーは乗り始めてから無交換でしたので、10年以上おそらく新車時から無交換のものです。
奇跡的に自宅にセンサー在庫があった
なんとパッドセンサーは家に在庫がありました。
実は、以前後ろのパッドセンサーを交換した際、前後セットで購入していたのです。

当時、後側センサーが壊れた(断線した)ので前側も近いうちに交換が必要になると思ったのです。
中国通販のアリエクスプレスで買ったので、前後セットでも1200円くらいで激安です。
↑商品リンクです
このタイミングで役立つとは。なんか嬉しいです。
普通の人はブレーキパッドセンサーなんて家にありませんよね。ほんとたまたまあって良かったです。
部品価格は安いので、自分で交換すればお財布ダメージはありません。
今調べてみたら国内の通販サイトでも2000円以内で買えるようです↓
パッドセンサーを交換
センサーはホイールハウスの内張りを剥がしてケーブルごと交換します。
取り外した逆の順番で取り付けるだけですのでそう難しくありませんでした。




年数が経っている車なので、プラスチック部品は折れそうで怖かったです。
と、いうか少し折ってしまいました。
まぁ、可動部からは離れた場所だったのでそのままにしていますが、作業するときは注意しないとですね。
↓取り外した古いセンサー

メンテナンスリセット
発見した時は9000kmですがそれからすぐに減って残り7000kmとなっていた距離はセンサーを変えただけでは変わらないので、リセットが必要です。
スタートスイッチをブレーキを踏まずに押してメーター内のボタンを長押しするとリセットできるメニューがでてきます。

残り距離をiDriveで確認できる項目はだいたいここでリセットできます。
以前はこれを知らずに有料のスキャンツールを使っていましたが、DIYにはこの方法で十分です。
フロントブレーキパッドの残り距離は100,000kmとなりました。

まとめ
残距離が急に9000kmになった原因は、フロントのブレーキパッドセンサーが粉々になって反応しただけでした。
一旦センサーが反応するとすぐに残り距離が減っていってしまいます。
実際にパッド自体は問題なくても警告が出続けてしまうし、本当にパッドがなくなったときはわからないのですぐにセンサー交換しました。
たまたま家に新品センサーがあってこのまま使うことはないかなとも思っていましたが、今回無駄なく部品を使えたのでなんか満足感があります。
10年以上無交換のセンサーだったので寿命としては自然なところですね。
50万キロ目前でまたひとつ消耗品を更新した、そんな出来事でした。
私のF25もあと1万キロくらいで50万キロ到達なので、このまま無事走れるかどうか、、、頑張ってほしいです。

