こんにちは~
注文住宅でビルトインガレージ(インナーガレージ)付き住宅をまさにいま計画しています。
マイホームで私にとって絶対に外せない条件がビルトインガレージなのです。
今回はビルトインガレージを手に入れる上で弱点と解決策・方向性を整理してみようと思います。
反対に、ビルトインガレージのメリットはいくつもありますが、車やバイク、アウトドアな趣味を持つ人であればあえて書かなくてもよくわかると思います。
私の場合、ビルトインガレージ付きの家でなければ賃貸で良いと考えていましたので、実現できる方法ばかりを考えています。弱点を克服できれば問題ないはずですのでそれぞれ検証してみます。
もくじ
広い土地が必要
前提として、妻はリビング・水回りは1海が良いという希望ですので必然的に居住部分と広いガレージ部を並べるとそこそこの土地広さが必要そうです、坪数でいうと55坪以上ほしいところ。当然広ければ価格も上がってしまいます。
私のエリアは大都市近郊都市ですので主要鉄道駅徒歩圏の土地は広さは40〜45坪くらいの売出しで、価格も2000万円以上します。
それが少し郊外の市街化調整区域になると50坪以上の土地がメインで価格も下がってきます。過去の売出し価格を調べると駅から5km程度の場所で60坪1300万程まで下がります。駅までは自転車圏内で、小中学校さえ遠くなければ自然が残っているところで良い環境で子育てができるので条件はまる土地がありそうです。
私たちの土地に対するおおまかな条件はこれできまりました。
ただ、需要供給の関係か良い売り出し地や分譲地がなかなか出てこず探し始めて3年ほどかかってしまいました。
家の構造が弱くなりがち
ガレージの上に居住部分を載せた場合、どうしても柱と壁がないので鉄骨や特殊な工法を使用しない限り広いガレージをつくるには無理がありました。ネットで木造のSE工法(重量木骨)や門型フレーム工法など非常に魅力的でしたがやはり価格が高いです。SE工法に関しては仮の土地を当てはめて間取り作成と見積もりを工務店にしてもらいましたが在来工法と比較して1割〜2割は高くなる印象でした。
建築コストが上がる
特殊な工法を使えば当然建築コストは上がります。しかし在来工法で建築できればさほどかわらなさそうです。在来工法で実現する為にはガレージサイズに制約が出てきます。本来は車2台+バイクが入るサイズが理想でしたが、そのためには6m〜7m程の間口が必要で在来工法だと厳しいです。
対策として、コストも考慮してガレージは今の所車1台とバイクが余裕持って格納できるサイズで計画することとします。そうすることにより、在来工法でも建築が可能となり、土地面積も少し小さくて済みます。
居住部分の断熱には不利
ガレージ面積を抑えることにより、居住部分とガレージ部に断熱壁を設けることで問題なさそうです。
もし1階がガレージでその上に部屋を配置する間取りだとどうしてもガレージ上の断熱性を確保するためにコストがかかることと、室内全体を空調管理する際に非効率的な形状となってしまいそうです。
得意な工務店・ハウスメーカーが限られている
なんといってもビルトインガレージの住宅には経験豊富な工務店やハウスメーカーにお願いしたいところです。慣れていないところだと構造上の弱点もあるため建築後雨漏り等のトラブルがあったという話も住宅見学まわっている際に耳にしました。
また、コスト面でもガレージ部費用を適正に算出してもらえるか施工業者によっては疑わしいと感じました。ガレージ部はいわゆる「施工面積」「建築面積」に含めるのか?含めずに別で費用発生するのか?もしくはその両方が加算されるのか? 業界で決まりはないようなので私達にとって分かりにくいです。やはり建築実績のあるところにお願いしたいところです。
ハウスメーカーは商品としてビルトインガレージ付きのシリーズはもちろんあります。ただ、そもそもの価格が高く、オリジナル感も少ないので私にとってあまり魅力的に感じませんでした。
結論
弱点として考えられた上記内容も、対応できそうですのでビルトインガレージの家での毎日は必ず満足感が得られるものと信じています。
カーポートで十分でないか?と言われてしまいそうですが、独身時代に賃貸のガレージハウスをに済んでいましたのでビルトインガレージの魅力は体験済みで違いはよくわかっています。
ビルトインガレージは私の強い希望ですので、具体的な建築計画を進める際は妻の要望も真剣に考えてできる限り取り入れようと思っています。
そして施工する業者はやはり地元で自分たちに合ったセンスの良い工務店を見つけて注文住宅で建てるという選択になりそうです。これから色々と決めることがありそうですが楽しみながら進めたいと思っています。