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BMW X3 エンジンチェックランプの原因はセンサー配管詰まり!?

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エンジンチェックランプ点灯と長らく付き合って40万キロを超えたBMW F25 X3に進展ありました!

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エンジンチェックランプ点灯は38万キロ手前

38万キロ手前で点灯したものです。

最近ずっと更新はしていませんでしたが、私のBMW X3(F25)はどんどん走行距離が伸びています。 気づけばもう...

その後、ディーラーへ入庫してエラーログを見てもらったりしましたがいまいち原因が掴めず放置していました。

内容はターボチャージャー前圧力センサー不具合

当初発生時のエラーは「ターボチャージャー前圧力センサー」でした。

交換しても治らず

発生当初、ディーラーで該当センサーを交換してもらいました。

2.8万円くらいだったので、これで治るならと思って頼んだのですが、交換後もなんと再発!

ここじゃなかったのか。。という感じですごく残念でした。

チェックランプは点いたり消えたり

チェックランプが点灯した状態でも低速時のエンジン回転上昇が悪い時があるくらいで、普通に走れていました。

街乗りをしばらく続けると、なぜかエラーを拾わないのかチェックランプが消えるので、この状態2万キロ以上走行していました。

BMW F25 X3の40万キロ到達が見えてきました。近況報告を記事にします。

高速走行後、再始動して少し走ると点灯するといった傾向がありました。

車検は通せた

2023年3月の発生以来原因特定できずに、だましだまし乗り続けて2023年11月、39.8万キロ時に車検を迎えました。

車検前のディーラー点検でチェックランプはリセットしてもらい、「正常」な状態でユーザー車検を無事に通すことができました。

BMW F25 X3 が車検の時期となったので今回もユーザー車検で通してきました。 いろいろ細かい不具合もあった...

原因特定!?配管詰まり!?

そして、最近になって原因と思われる箇所を自分で見つけることができました!

きっかけは、追加で発生した「ドライブトレーン異常」の修理でした。

先月、突然発生した「ドライブトレーン」異常。 やはり40万キロ超えの一般的には過走行な車両ですのでこうい...

これは吸気側についているセンサー不具合だったのですが、自分で該当のチャージ圧センサー(MAPセンサー)を交換してみて結構簡単だったのです。

で、あればずっと不具合をかかえていた排気側のターボチャージャー前の圧力センサーも外してみてみようと思いました。

センサー取り外し

ずっと問題のあるターボチャージャー前のセンサーはこれです↓

赤丸部分がセンサーで、青丸部分が配管です

配管全て取り外し

怪しいと思ったのでゴムホースの先の金属の配管も取り外しました。

取り外しは配管のブラケットを外して配管を止めている17mmのボルトをソケットレンチで外します。

ですが、この17mmボルト、途中まで緩んだところでめっちゃ固いです。。

イヤは予感、、、

途中まで緩めて外しかけていて、もう外すしかないのでホイール用の1/2ソケットレンチでかなり力を入れて回しました。

何とか外れたのですが、、ネジ山が、、、。

やっちまいました。完全にナメてます。

取り外した配管とボルト。赤丸部がダメになったネジ山

高熱にさらされる場所なので仕方ないんですかね。

ネジ山修正

本当はボルト交換したいところですが、こんな中に穴が開いた特殊なボルトは当然持っていないのでネジ山を修正して再利用します。

タップとダイス、以前セットでホームセンターで購入したものがあったので、これを使ってネジ山とボルト穴を修正しました。

こんなもの普通の人あまり持っていないですよね。

でも過去に何度かこれが役に立ったことあるので持っていて損はないです。

ボルトと、車体側のネジ山をある程度修正できました。

センサー前の配管が詰まっていた

エンジン側とセンサーから取り外したパイプに、パーツクリーナーを片方から注入してみました。

パーツクリーナーを注入してみる

ん?

何か詰まっている。。

反対側から注入しても、抜けてくれません。完全に詰まっています。。

ならば、空気圧で押し出そうと、自転車用の空気入れポンプでゴムホース側から思いっきり圧力をかけてみました。

圧力計付き空気入れなのですが針が降り切れる10bar以上かけても空気が通りません。

これではセンサー部は圧力変動なく、内部の圧力を正常に測ることができないはずです。

これがエラー原因な気がします。

詰まりは気合で解消

この配管詰まり、なかなか手強かったです。

たぶん1時間半くらい格闘していました。

はじめ、結束バンドの先端を突っ込んだりお湯に漬けたりして内部のススを取り除いていましたが全然詰まりが解消しなかったです。

最終的に、セスキ水に漬けてクリップを伸ばした針金で中のススを掻き出しました。

家にあった100均で買ったセスキ粉末を利用しました

できるだけ掻きだした後、空気入れで圧力をかけて「プシュッ!」と貫通したときは嬉しかったです!

ボケててわかりにくいですが、パーツクリーナー注入するとちゃんと反対側から出てきます

元通り組付けて完了

パイプはネジ山修正したボルトで留めてまた元通りに無事戻せました。

走行距離、403,474km時点でエンジンチェックランプも消えています。

これで完治!?

修理後、約150キロくらい走行しましたがチェックランプは点灯していません。

300キロ走行してチェックランプ再点灯したときもあるので油断はできないですが明らかに調子も良くなりました!

たぶんこれで大丈夫だと思います。

3月にエラー発生してから解決(たぶん)まで9ヶ月もかかってしまいました。

今回の費用はゼロ円ですので、これで不具合解消すればかなり嬉しいです!

50万キロに向けてまた距離を伸ばせそうです!