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快晴でも太陽光発電少ない時がある理由わかった

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最近ずっといい天気が続いていて、すっかり暖かくなりましたね。

今回は、太陽光発電導入して以来初めて知った売電できないケースを体験したので記事に残します。

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太陽光発電は絶対お得

一戸建てであれば太陽光発電を取り付けなければ損!

という趣旨の記事を以前書きましたが、実際に取り付けて稼働してからも考えは変わっていません。

新築注文住宅で太陽光発電を導入した経緯と、2021年のkw単価を私の実例で紹介しています。

いまのとこ期待以上の導入効果が出せています。

東京では電力供給が逼迫していて大変なようですね。 今月もまた太陽光発電による売電の振込がありました。 ふと...

順調に発電していたはずが、、

新築してすぐに取り付けた太陽光発電はバンバン発電してくれています。

が、、、

この前の週末は快晴にも関わらず期待したほど発電してませんでした。

4/9土曜日夕方、いつものように「今日はどれくらい発電してるかな~」と期待してモニタを見てみました。

発電量が少ない

4/9(土)の発電量は32.8kWhでした。

12月~2月の日が短い時期は「20kWh超えたら多いな」というレベルだったので、その時期と比較したらかなり多いのですが、4/5(火)~4/8(金)は4日連続で40kWh超えの発電をしていました。

  • 4/5(火)42.7kWh←設置以来最高
  • 4/6(水)41.3kWh
  • 4/7(木)40.5kWh
  • 4/8(金)41.3kWh

4/9(土)もかなりの快晴だったので当然40kWhは超えてくるのだろうと思っていました。

6/21の夏至へ向けて日々さらに日照時間は長くなるので、天気の良い日は新記録を期待してしまっています。

しかし、32.8kWhって正直期待外れです。

機器の故障を疑う

こんないい天気に期待していたほど発電していないなんてがっかりしました。

もしかしてパワコンの初期不具合かも!?と思いました。

確かにググるとパワコン故障時は発電量が不安定になるという事も書かれています。

まだ設置して半年程ですので不良品であれば対応してもらえます。

でも、土曜日は少し遠くまで出かけているときに家周辺だけ雲がかかっていたのかもしれません。

出かけた先でも快晴だったので可能性は低いですが、実際に目で見たわけではないので次の日も様子を見ることにしました。

翌日も快晴、しかし・・・

翌、4/10(日)も快晴でした。

この日は近所で過ごしたのでずっと雲一つない晴れだったことは確認しています。

リアルタイムの太陽光発電モニターを見てみました。

あれ?

発電が上がったり下がったりしています。。

パワコン容量は5.5kWhなので快晴であれば上限の5.5kW安定して発電するはずですが、この日は見ていると1.0kW~4.8kWくらいを行ったり来たりしています。

何だこりゃ!

電圧上昇抑制制御によって発電を制限

モニターを見ているとお知らせ通知があることに気づきました。

中身を見てみると、初めて見る「本日、電圧上昇抑制制御を行いました」というものがでていました

需要不足により売電ができない

調べてみると、売電をするときって家側を系統(送電網)より高い電圧とすることで家から系統へ電気を流すようにしているらしいです。

電気って高い電圧から低い電圧のほうへ流れるので、売電したいときは系統より高い電圧にしなければなりません。

通常100Vの電圧に対して101~107Vの電圧をかけて売電するという仕組みです。

でも、週末で近所の会社や工場が電気をあまり使わないと系統の電圧が高くなってしまうことがあるようです。

売電するために家側の電圧をパワコンによってさらに上げればよいのですが、法律により108V以上は上げられないので上限に達してしまうと、発電できる電力が作れても売電できない状態となります。

そのため、機器保護の為に発電自体を抑制してしまうというのがこの「電圧上昇抑制」みたいです。

供給過多?

近所でも太陽光発電を導入している家は多いので、需要が減っている週末等に晴天だと電力供給量も過多になってしまい電線網が飽和してしまっているのかもしれません。

売電できなければ自家消費!

売電できない状態という事実を知ってしまいましたが、自家消費分は発電できるはずです。

普段はエコキュートの給湯を「おまかせ」モードで昼間に適量を沸きあげているのですが、電圧上昇抑制で売電できない電力が余っていたので、全量沸き増してしまうことにしました。

うちの場合エコキュート満タンであれば翌日は沸き上げせずに持ちますので、翌日使用するはずだった電力を節約、もしくは売電に回すことができます。

さらに、掃除機などの充電池を全部充電するなどして電力を無駄にしないようにしました。

売電できないので自家消費を増やした結果、4/10(日)自家消費率は77%にもなりました!

発電量もエコキュートで自家消費している間は多くなっていたので同じく電圧上昇抑制がかかっていた前日よりも多く(32.8kWh→35.2kWh)なりました。

蓄電池なくてもできることはある!

もし、蓄電池があれば需要供給の関係で売電できないときに蓄電池への充電ができるのですが、まだまだ蓄電池価格が高すぎます。

そんな時は自家消費を増やす工夫をすれば、かなり効果が期待できそうです。

特に、エコキュートを上手に稼働させれば自家消費率をかなり上げることができて買電量削減ができています。

エコキュートを機能にはない昼間沸き上げ設定する方法を見つけて実践しているので紹介します。 エコキュートを昼間稼働...

まとめ

今回初めての「電圧抑制制御」によってやられました。

週末の晴天は思うように売電できないこともあり得るということがよくわかりました。

GW期間はまた需要も下がるでしょうから再発することも考えられますね。

今後、頻繁に続くようなら送電網の電圧を下げてくれれば売電ができるようになるので、送電網を管理している関西電力へ相談してみようと思います。

今後も太陽光発電をよりお得に使う努力を楽しみながらしていきたいと思います。

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