インナーガレージ付注文住宅外構ウッドフェンス工事の準備編です。
今回は作成した設計図面をもとに、柱設置する箇所に穴を掘ります。
穴を掘る場所
穴を掘る前の敷地状態です。
外構業者により、駐車場は土間コンクリートと、それ以外の場所には砂利を敷き詰めている状態です。
砂利の下には防草シートが敷かれています。
この砂利をどけて、防草シートをカットして穴を掘ることになります。
もくじ
掘る穴のサイズ
柱を最大で800mm入れるので、深さは700mm以上を目指して縦穴を掘ります。
掘った穴には90mm角のイタウバ材支柱を入れてコンクリートで固める予定です。
柱の周りにコンクリートを流し込むので、余裕をもって穴は200mmx200mmを目安にして掘り下げます。
穴掘りの道具
深さ70センチ以上の縦穴を穴を広げずに真っ直ぐ掘るのって普通のスコップだと難しいですよね。
今回の為に特別な縦穴掘り用のスコップを普通のショベルと一緒に購入しました。
この立て穴掘り用のショベルは「複式ショベル」もしくは「ダブルスコップ」というらしいです。
このダブルスコップのおかげで穴掘りをする事ができました。
ショベル関連は金象印のものを選んでおけば間違いないらしいです。
金象印はスマホでいえばiPhoneみたいなもんでしょうか?
よくわからない例えですがスコップ界で金象印は間違いない製品だということです。
穴を掘ってみる
図面はまだ確定してい段階だったのですが、地中の状態も知る必要があったので1カ所絶対に変更のないコーナー箇所を掘ってみることにしました。
初めて縦穴用のダブルスコップを使用してみました。
ダブルスコップはそれなりに重さがあって縦に突き刺して土を挟んで掘るという動きをします。
普通のスコップも用意していましたが初めからこのダブルスコップで掘り進めました。
20センチ四方の穴を掘ろうとしていたので、普通のスコップでは穴を広げない限り掘り進めることができません。
このダブルスコップは柱用穴掘りには必須ですね。
掘り出した土は意外と多く出るのでホームセンターで土嚢袋を買っておいてそこへ詰め込みました。
掘れた穴の深さ
試しに掘ってみた穴は、おおむね順調に掘り進めて深さ70cmくらいは掘ることができました。
70センチほどになってくるとダブルスコップでも土を掴めなくなってきます。
幅20センチ程度の縦穴だとこれくらいが限界そうです。
もっと穴を広げれば掘り進めそうですが、このコーナーは片側がブロック壁なのでダブルスコップを広げることができませんので限界でした。
穴の中の様子
掘った穴はこんな感じです↓
途中粘土層(黒い箇所)があり、一気に土というか泥が掘れる場所もありました。
穴の途中で5センチくらいのコンクリートが張り出していたので(画像左のブロック塀側)必然的にブロック塀からはこの張り出し分を空けて柱を立てることになりそうです。
複式ショベルのおかげで、ほぼまっすぐに縦穴を掘ることができました。
一旦様子をみる
一か所穴を掘ったところで一旦終わりにして、図面を考えるのと穴の様子をしばらく観察することにしました。
掘った縦穴は子供が落ちないように上に掘り出した土を入れた土嚢袋を置いておきました。
ちょうど、一つ穴を掘った日に実家から両親が泊りにきてたので、穴掘りの様子を見た父親がどうしてもやりたいらしくてもう一か所場所の変更がなさそうなところを翌日に掘りました。
父親はもっとやりたそうでしたが、柱の本数・場所もはっきり決めていなかったのでその時は遠慮してもらいました。。
図面確定後全ての穴掘り
その後図面作成して柱の本数・位置が決まったので、合計8カ所全ての穴を掘りました。
最初の穴を掘ってから1週間の間にだいたい掘ったのですが、平日夜な夜な穴掘りをしている怪しい人になっていました。。
こうして8カ所全て掘ると結構な残土が出てきました。。
土嚢袋10袋分くらいは出てきてしまったので処分が困りそうです。
↑左の長辺側は地中60cmを超えたあたりで固いコンクリートの底があり、それ以上先へ進めませんでした。
おそらく土地造成時のL字の構造物だと思われます。
とても上部な床になっており、砕いてさらに掘り進むのは無理そうでしたので、こちらは60センチを超えたくらいの根入れ深さにすることにします。
その分、穴の幅を少し広げてコンクリートを入れるスペースを増やしました。
↑また、しばらく雨は降っていなかったのですが、一度雨が降って地下の水位が上がったようで水たまりができてしまった穴もあります。
本番の工事までに抜けてくれているといいのですが。。
元々田んぼだった土地なのである程度は仕方ないのかもしれません。。
穴掘り準備完了
この穴掘りまで、注文した資材が届く前に行うことができました。
最初の穴を掘ってから1週間程で8カ所全て掘りました。
1日でやろうとするとかなり重労働ですが、夜間も使って何日かに分けて作業できたのでひとまず柱を建てる準備はできました。
あとは手伝いに来てくれる友人と、資材が届いて本格的なウッドフェンス制作に入ります。
次はウッドフェンス制作工事開始になるのでまた別記事で紹介します。