毎日の通勤で使っているBMW F25 X3が、走行距離46万キロを越えたタイミングでついにエンジン不調を起こしました!

ですが、実はこのトラブル、3年前にも経験済み。今回は冷静に対応できました!
BMWやminiのディーゼル車の方で同じ経験している方もいるのではないでしょうか。
もくじ
エンジンブルブル→エンスト発生
自宅近くを走行しているとき、異変に気付きました。
エンジンからかなり振動があるのです。
メーター内に警告灯は点灯していません。
自宅前で停止し、駐車しようとギアをRからDに入れた瞬間――なんと、エンストしてしまいました…。
さぁ、ついにこの車も終わりか・・・
と、一瞬頭をよぎりましたが冷静になってその後対応することができました。
過去にも経験している同じ症状
実は、過去にも同じような症状を1度だけ経験しています。
その時は高速道路走行中で、エンジン振動が激しくなり、車を止めてレッカー車を呼びました。
その時と全く同じ症状だったのです!
当ブログでも記事にしていたので見返してみると2022年、34万キロ時のことでした。
あれから3年、現在走行距離は46万キロを越えているので約12万キロ走行しての異常再発です!
復調したという経験
2022年の時は高速道路上からレッカー車でディーラーまで運んでもらい、調査してもらいました。
しかし、異常が発生した翌日には再現せず、すっかり正常な状態に戻ってしまいはっきりとした原因がわからなくて、1週間車がなくて困ったと記憶しています。。
当時は、一応16万キロ無交換だった燃料フィルターを交換してそれが原因「だろう」ということで終わらせていました。
つまり何もせず復旧してしまっていたのです。
ですので、今回も症状が同じなので時間が経てば治る可能性があると思いました。
再度、原因を考えてみた
今回改めて落ち着いて原因をいくつか考えてみました。
燃料の質
まずは、燃料への水分混入等で質の悪い軽油を使用していないかということを疑いました。
でも、今回の異常発生時は燃料タンクは1/5ほどで満タンから大部分を使用している時は不具合がなかったのでおそらく燃料の質は問題ないです。
(2022年の時も給油したガソリンスタンドに同様の不具合出た車ないか電話して聞いていました)
燃料エア噛みの可能性
次に疑うのは燃料ポンプの不具合等によるエア噛みです。
症状からしてやはり燃料供給が不足しているように思えたので、燃料ポンプが壊れたのかな?とも思いました。
今回もエンジン振動が激しくエンストまでするという症状はかなり重症に思えますが、警告灯もついていないところをみるとセンサー値は正常範囲なのだと思います。
前回の時に推察した燃料供給が不十分もしくはエア噛み→燃料フィルター交換という処置だけで以後発生していなかったのでもしかして燃料フィルターの詰まりが原因かもしれません。
前回の異常時燃料フィルター交換したので、それから約12万キロ走行しています。
ただ、前回トラブル時は16万キロ走行した燃料フィルターを使用していました。
一般的には長すぎるのかもしれませんが、12万キロで燃料フィルターが詰まるというのは少し私の乗り方では早すぎるように思えました。
あわよくば50万キロまでもう燃料フィルターは交換しないつもりですので。。。
前回異常時との共通点があった
2022年の異常発生時と今回で、10万キロ以上無交換の燃料フィルター以外に共通したことがありました。
それは、、、、
直前の30分以内くらいに、急カーブ連続する山道を爆走していたということです。
今回の異常は、平日休みに軽い登山に出かけた帰りでした。
登山後、急な山道をタイヤの限界性能近くまで使ってかなりの横Gがかかるスピードで走り回って平坦路でエンジンの振動、エンストが発生しています。
思い返せば、2022年の異常発生時も直前で山道をハイスピードで横Gがかかるスピードで走っていました。(当時の記事内にも記載があります)
燃料がエアを吸った?
強い横Gがかかって、燃料タンク内の残量が少なめだともしかして燃料をうまく吸えずにエアを吸ってしまうのではないかという新たな仮説ができました。
前回、翌日には症状が収まったことを考えると燃料ラインのエア(気泡)が自然と抜けたと考えれば説明がつく気がします。
とりあえず給油してみる
家の前でエンストしてしまったので、再始動させてブルブルエンジン状態でなんとか車を止めました。
子どもを迎えに行く用事があったので、それは別の車で行き、夜にあらためて始動してガソリンスタンドへ給油に行きました。
夜始動した際はまだエンジンの不調を感じましたが、一応走れる状態でガソリンスタンドへついて給油することができました。
燃料が1/5ほどだったので、満タンにして帰路につきました。

治った!
軽油満タンにして家につく頃にはもとのエンジン感触にほぼ戻っていました。
やはり「急」のつく運転が原因だったのか、、、。
でも車って普通そういう状況でもちゃんと走れないとダメですよね。
F25はもう46万キロなので、一般的な過走行だからこうしたことも起こるのでしょうか。
その後、400キロほど走りましたが以前と調子は変わらないです。
まとめ
BMWのディーゼルエンジンは本当に優秀ですが、「急ハンドル+燃料少なめ」には注意が必要かもしれません。
謎の振動がでた時は直前の運転を疑ったほうがいいかもしれません。
私の場合はこれで2回、エンジンブルブル→エンストを経験しています。
なので今後は、燃料が少ない状態で横Gのかかるような運転は控えようと思います。
どちらも共通していたため、おそらく燃料ラインへの“エア噛み”が原因だったのではと考えています。
前回はレッカーを呼んでしまいましたが、今回は自己解決できました。
以降、もう少し慎重に運転します。
目指せ50万キロ!