新車から10年目を迎えるBMW F25 X3はどんどん距離を伸ばしてもうすぐ43万キロに届きそうです。
今年の夏は特に暑いですね。
車のエアコンって酷暑の中使用し続けなければならないので、安価にメンテナンスしてみました。
もくじ
エアコンガスは抜けるもんじゃない
エアコンのガス補充って通常は減るものではないので不要なはずです。
普段乗りまくっているF25のエアコンはちゃんと効いて状態ではあったので、おそらくガス抜けはまだ発生していないと思われます。
配管や継ぎ目からガスが漏れているのであれば、すぐにエアコンが全く効かなくなります。
私のF25は新車から10年が経過しますがエアコンはちゃんと効いて大丈夫な状態でした。
効きが弱くなった??
一応、エアコンは猛暑の中でもちゃんと冷房として機能しているのですが、新しい頃はもっとキンキンに冷えていたような気もします。
一般的に外車って冷房がすごく効くイメージですが、年数経過した最近では「良く効く」という感じではありません。
添加剤を試したくなった
10年、43万キロにもなるので乗ってもあと2年程かなと思っているのでお金はかけるつもりはありません。
むしろ、お金がかかるような大きな故障があればすぐに手放すことになると思いますので最低限のことしかするつもりはありません、
そこで、エアコン添加剤が気になってきました。
ガス抜けであればガス補充と根本的な修理が必要ですが、ガスが抜けていない前提で効きが弱くなった場合は添加剤が最適だと考えました。
添加剤の種類
エアコン添加剤は調べてみるといくつか選択肢がありました。
「WULTH」(ウルト)
ウルトは私が添加剤が気になるきっかけとなったものです。
BMWのディーラーでも売っていましたので信頼の置けるものだと思います。
Amazonでも売っていて8,000円程です。
売り文句だと「吹き出し温度を最大5度下げる」や「コンプレッサーの潤滑作用最大54%増加」「冷却ラインの熱交換率最大73%改善」など、猛暑には魅力的な事が謳われています。
確かに良さそうで試してみたい気にもなりましたが6mlで8,000円って。。。
他にも調べてみるといろいろありました。
マルエヌRenew CPR134
Amazonで「エアコン 添加剤」と検索するといろいろ出てくる中、最終的に購入したのがこれです。
1,000円くらいでしたので上記のウルトと比較すると全然違いますね。
ウルトは純粋な添加剤を注射器のようなもので注入する商品でしたが、これはエアコンガスも50cc入っています。
ガス抜けはないとはいえ、作業時に多少漏れてしまうのでガス入りもいいと思いました。
その他検討した商品のリンクも下記貼っておきます。
ザックジャパンカンパニー CoolMaxプラス
パッケージがなんとも冷えそうなイメージの商品です。
価格は2,200円程。
Amazonでの評価が高くて(2024年8月時点で総合☆4.3)価格の割には商品的には良いのだと思います。
ワコーズ パワーエアコンプラスA052
エンジンオイルやケミカルで有名なWAKO’S(ワコーズ)からもエアコン添加剤が出ています。
価格は4,100円程。
さすがの有名メーカー品ですので、圧倒的な評価数とその評価自体もかなり高いです(2024年8月時点で☆4.4)
これはおそらく間違いなく効果ある商品のはずです。
ただ、私にとっては少し高いかなという印象でした。
この価格の半分はワコーズのブランド料みたいなもんだと思いました。
NUTEC / PITWORK NC200
次に、NUTEC(ニューテック)もしくはPITWORK(ピットワーク)の商品です。
こちらもそこそこ評価数も多く、☆4.3(2024年8月時点)となかなか良さそうです。
価格はニューテックのもので3,600円程です。
モノは同じようですが、ピットワークから出ている商品だと実売価格は200円程安いです。
選んだのは一番安いモノ
私がF25のエアコン添加剤として選んだものは一番安いマルエヌRenew CPR134にしました。
もう43万キロで、あと1〜2年くらい快適に動いてくれれば良いと思ってお金をあまりかけるつもりはないからです。
添加剤注入作業のようす
エアコン添加剤を決めたので早速購入して、作業です。
注入用ホースも購入
Amazonで注文して、注入するために汎用のゲージ付きホースも購入しました。
↓これを1,700円程で購入しました。
添加剤注入準備
チャージ用のホースと添加剤の缶を接続します。
この時点ではまだ上のネジを閉めずに缶に穴を開けずにしておきます。
低圧側バルブへ接続
次に、車のボンネット内、低圧側のエアコン配管へ接続です。
エア抜き
F25はエンジンカバーを取り外さないと作業ができなかったです。
ホースを接続して添加剤缶側のネジを一瞬緩めてホース内の空気を出します。
プシュってなったのでやはりエアコンガスは十分入っていました。
エンジンを始動して添加剤注入
次にエンジンを始動してエアコンをMAXにして負圧を思いっきりかけます。
その状態で添加剤缶を上部ネジを締め込んで開封。
車両側へ負圧で吸い込まれていく様子がわかります。
このとき、ホースについているゲージの目盛りを確認すると、適正範囲の圧力でしたのでガスはバッチリ入っていることが確認できました。
缶を振って手で温めると添加剤入りガス缶が空になるのがわかります。
注入を終えたら、ホースを取り外して完了です。
作業を終えて
エアコンガスのメンテナンスは初めてでしたがやってみたら意外と簡単でした。
これであればホースもあるのでいざガス漏れが発生しても応急的にエアコンガス補充もDIYでできちゃいます。
お店で頼むと5,000円程はかかると思いますが、Amazonで缶だけ買えば格安でできそうです。
効果は?
1,000円のエアコンガス添加剤を入れて、乗り始めるとすぐに効果が感じられました!
吹出口の温度が明らかに低くなっています。
今までも効かなかったわけではありませんが、キンキンに冷える感じが復活してます。
さすがに昼間の猛暑の日差しの中だとあまり違いはわかりにくいですが、夜間や曇りのときははっきりと効きが良くなっています。
まとめ
エアコンガスの添加剤、気になっていたものをようやく試すことができました。
一番安い商品を選びましたが期待していた通り、効果はアリです!
添加剤とガスも50cc入っているので、ホース接続時の漏れも補充できたと思っています。
F25も新車から10年目の車両なので経年劣化もあちこち出てきていますがこうして一つ一つ解決できるとなんだか楽しいですね。
猛暑でエアコンがもっと効いたらなぁと思っている人は添加剤、試してみると良いかもですよ!