皆さん車のスピードメーターが表示する速度って実速度とどれくらい差異があるか把握していますでしょうか?
私のBMW F25 X3のタイヤを今まで使用していたものと別銘柄に交換したので、改めてメーターと実速度の誤差を確認してみました。
もくじ
車検が通る基準
車のスピードメーターって実速度との誤差があります。
誤差の範囲は、一応車検に通る基準として規定があります。
車検時のスピードメーターテストでは実速度40km/hでタイヤを回して、メーター表示が30.9〜42.55km/hの状態であれば合格となります。
率にすると実速度に対して77.25〜106.64%の誤差が許容されているということになります。
そもそも、車検時は人がスピードメーターを目で見て40km/hの合図をして合否判断するのであまり正確ではないですが。。。
時速100km/h時の誤差許容値は?
実速度100km/h時、車検で合格するメーター表示の許容値は77km/h〜106km/hと速度に比例して大きくなってきます。
スピードメーターの誤差許容値は速度が早く表示される側は大きめですので、ほとんどの車両でメーター表示よりも実速度の方が遅いという状態です。
スピード違反で捕まった時、超過速度を負けてくれたと思い込みがちですが実際の速度はメーター誤差によって思っていたほど出ていなかったという事も経験した人も多いのではないでしょうか。
私の車のメーター誤差を確認
先日、タイヤ交換をして若干タイヤ外径が変わったのでスピードメーターの誤差を改めて確認してみました。
誤差確認方法
誤差を確認する方法は簡単です。
スマホでGoogleマップのナビをすると速度表示がされます。
この速度表示はGPSからの値なので正確です。
↓新東名で実速度119km/hで走行
(ホントは120km/h時で確認したかったのですが画像が撮れませんでした)
GPS速度119km/hのメーター表示は↓
誤差は対実速度105%程でメーター表示
実速度119km/hに対してメーター表示は125kmなので約5%実速度より早く表示されています。
実速度100km/hのときのメーター表示は105km/hということになります。
メーター誤差は把握しておこう!
自分の車のメーター誤差を把握しておくことは役に立ちます。
制限速度いっぱいまで正確にスピードを出せることによって早く目的地へ着くことや、誤差がマイナス方向に大きい場合はスピードメーターを信じているとまわりの車との速度差が出がちなので意識して運転することができます。
また、車検時のスピードメーターテストを自分でやるのであれば(ユーザー車検)、誤差を加味して合図をすればスピードメーターテストで不合格になることはありません。
タイヤの外径でメーター誤差は変わってくるので、少なくとも違うサイズのタイヤへ交換した時はメーター表示誤差は確認しておいて損はないと思います。