インナーガレージ付注文住宅が今年9月に完成し、住み始めてしばらく経ちましたがまだ必要な手続きがいくつか残っていました。
今回は、「すまい給付金」を申請してきたので記事に残します。
家が引き渡され、工務店への支払いが完了した後も、もらえるお金や出て行くお金の為の必要な手続きが残っています。
もくじ
すまい給付金とは
今回申請した「すまい給付金」については、制度と申請方法についてのホームページがあります。
消費税率8%→10%に引き上げに伴う住宅取得者の負担を緩和するための制度として創設されたものだそうです。
すまい給付金の経緯については国交省のホームページにまとめたページがありました。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr4_000059.html
受給対象者は年収が一定以下であることや床面積が50平米以上、2020年9月30日までの契約が主な条件です。
自分が対象者なのかは初めよくわかっていませんでしたが、契約した時期が対象期間内で年収的にも受給できる範囲でしたので申請することにしました。
申請は自身で
工務店へ申請をお願いすることもできたと思いますが、当然手数料が数万円かかるので自分でやることにしました。
必要な書類
今回、申請するのに準備して提出した書類をまとめてみます。
いくつもあって途中でイヤになってきましたが何とか揃えました。。
申請用紙
専用サイトのホームページからPDFを一式ダウンロードできます。
カラー印刷が必要かはわかりませんでしたが念の為カラーで印刷しました。
白黒印刷でも良いならハッキリそう書いておいて欲しいですよね。
カラー印刷と白黒印刷ではコスト10倍も違うのですから。。
この申請用紙に必要項目を記入してその他の書類と一緒に提出します。
記入例もあり、書き方はそんなに難しくはありませんでした。
工事請負契約書
住宅会社との契約書です。
もちろん本書は渡せないのでコピーでOKです。
契約日と収入印紙が貼ってある表紙+約款の部分も全てコピーが必要でした。
住民票
マイナンバー記載のない3ヶ月以内に取得した新築住所の住民票が必要です。
こちらはコピー不可で原本が必要ですのでコンビニのマイナンバーカードを使った「行政サービス」で出力しました。
コンビニでの証明書発行って市役所よりも手数料安く設定されていて取得可能時間も長いので便利ですね。
課税証明書
住民票と同じく、課税証明書も原本が必要で最新のものであればコンビニで取得できます。
私は最新年度のものでよかったのでコンビニで出力しました。
この課税証明書に記載の「都道府県民税-所得割」の額によって給付額が決まります。
一概に年収で決まるわけではなく各種所得控除後の税額で決まるため、iDeCo、ふるさと納税、配偶者・扶養控除等の所得控除できるものはフルに使っていたほうが給付額も増える可能性がありますね。
住宅ローン契約書
住宅ローン契約時の契約書が必要ですのでコピーを準備しました。
住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書
施工中の検査実施が確認できる書類として瑕疵担保責任保険の証明書のコピーも必要です。
振込口座がわかるもの
給付金の振込先がわかるものとして、キャッシュカードのコピーを準備しました。
提出先
これら書類が揃ったら提出するのですが、提出窓口が存在します。
郵送でもできるみたいですが、書類の不備がないかその場で確認してもらえるので窓口へ行って提出したほうが無難です。
どこに窓口があるかはこちらで検索できます。
結構窓口は多いので窓口で提出したい場合でも困らないと思います。
提出窓口の中でも、サポートセンターを兼ねているところが近くにあったのでそちらで提出することにしました。
事前に電話で問い合わせたところ、コロナ渦ということもあり受付の予約が必要でしたので予約して事務所へ行きます。
書類をチェックしてもらい、提出をしたのですが手続きは無料でやってもらえます。
この「すまい給付金」申請の窓口業務の経費ってどこからでているのでしょうか?やはり税金ですかね。
申請を終えてみて所感
今回、すまい給付金の申請は無事に終えましたが、個人的にはかなり面倒でした。
書類さえ揃ってしまえば提出は10分程で終わるのですが、何が必要なのか?どこで入手するのか?コピーは?など準備が面倒でやり始めるには気合いが必要でした。
申請することによってもらえる給付金は私の場合30万円の見込みですので、とても高額で非常にありがたい制度だと感じています。
ただ、この制度がなかったら住宅を購入していなかったかと聞かれればそうでもないです。
直接住宅購入から引かれるわけではなく、後日審査が下りたら指定した口座へ入金というのもややこしいですよね。
消費増税の景気対策であらゆる制度を設計して消費を後押ししようとしているのは感じますが、なんか違うような気もしてます。
また、この後日申請して入金という方式だと申請し忘れ、もしくは知らないままの方もいるのではないのでしょうか。
最近家を建てたり購入したかこれから計画している方は、使える制度について再度確認したほうが良いかもしれませんね。