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本格DIYウッドフェンス工事-完成編

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ハードウッド材イタウバを使用したウッドフェンス制作も工事に入って3日目です。

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3日目の作業

前日までで柱はしっかり建てることができたのでこの日は朝から板を張る作業です。

ここまでなかなか地味な基礎作業等が続いていましたが、この日で一気にウッドフェンス完成となります。

フェンス板隙間幅の決定

板張りの前にフェンス板の隙間幅を最終決定しました。

事前に作成した図面ではフェンス板張りの隙間を10mmで計算しています。

↑図面の段階では隙間10mm、フェンス板を14段としていました

実際に板を当ててみて幅の違いによる印象を家族と一緒に確認してみます。

↑10mm、13mm、15mm、20mmのスペーサーを用意して友人に手で持ってもらい目隠し具合を確認してみます。

隙間が狭いほど足元まで隠すために必要な板枚数が多くなります。

一応、板材は隙間10mmのつもりで14段分準備していました。

何回か試して、13mmの隙間でもいい感じでしたので13mmで決定しました。

隙間を10mm→13mmとなることで板材が上から13段までで39mm変わってきます。

もともと幅120mmの板を14段設置予定していましたが、隙間幅を3mmと広げることで13段でもちょうど良くハマりました。

隙間を広げることは風圧による柱の負荷を減らすことができ、フェンス自体も軽量化できるので良い方向に変更できました。

板貼り始め

板材の隙間が決まったのでいよいよフェンス板を張っていきます。

板を留めるビスと道具

使用した工具等を紹介します。

ハードウッドであるイタウバを止めるビスは堅木用のものでないと負けて折れてしまいます。

しっかり下穴を空けて、ビス頭が平らになるよう皿取もしてから1箇所につき2本ずつビスで固定します。

使用したビスはこれです↓

皿取錐はこれ↓

あと、皿取と下穴の深さを一定にするにはこのストッパーが便利です↓

これら工具のおかげでスムーズに作業ができました。

ストッパーはなくてもなんとかなりそうでしたが、下穴空けと皿取錐はないと絶対にうまくいかないと思います。

あとはこの工事を口実に購入したマキタの18Vインパクトドライバーです。

このインパクトはほかのあらゆる作業でもずっと使えるので一つ良いやつを買っておけばずっと使えます。

(ちゃんとその後もインパクトドライバーは活躍しています)

長辺部の板張り開始

13mmのスペーサーとなる木片をいくつか用意してコーナー部一番上の板から貼り始めていきます。

長さの違う板を互い違いに組み合わせて柱へのビス止めが分散されるように工夫しました。

↑図面でも板の長さを互い違いになるよう設計しています

一枚一枚、柱の間隔に現物を合わせて丸ノコでカットしていきます。

板にはそれぞれ反りがあり、隙間が均等になるように一人が押さえて、一人がビス打ちをして施工していきました。

天然木ってまっすぐなものなんてありません。

どの板も若干の反りはあるのでできるだけまっすぐに矯正しながらビス止めしていきます。

反りが酷い場合はクランプを使用して強引に反りを矯正して止めていきます。

なかなか大変ですが、作業が進むにつれてフェンスが出来上がっていくので楽しい瞬間です。

こうして、長辺の13段を張り終えました。

枚数にすると1段あたり3枚使用しているのでフェンス材39枚をひとつひとつ丸ノコで両サイドカットして、反りを矯正しながら下穴を空けてビス止め200か所以上もするのでなかなか時間がかかります。

フェンス板13段でちょうど足元とブロック塀との隙間もなくなったので隙間13mmというのもうまくいきました。

端を揃えてカット

こうして板を奥から揃えて一枚一枚丁寧に貼り終えると端の長さはこの時点でバラバラです。

そこで、丸ノコで一気に切って長さを揃えてしまいます。

丸ノコのガイドとなるアルミ棒を縦にクランプで固定して準備完了です。

こうしたアルミの直線棒も持っていなかったので友人が持ってきてくれていたのでさすがです!

準備ができたらいざ、丸ノコ出陣です。

ここは慣れている友人にお任せして私は動画撮影。

2022年3月13日
(↑音声が出ます)

スパっと端が揃うと気持ちいいですね!

端が綺麗に揃いました!

切り口をヤスリで軽く面取りして完了です。

↑ちなみに、面取りには友人が持っていたこれを使用していてすごく便利だったので私も後日購入しちゃいました。

コーナー部に添え木設置

一面張り終えたので残りはあと少しです!

コーナー部の処理は、添え木をしてそこにもう一面のフェンス板を打ちつけます。

↑ここの部分です。

添え木用に購入していたイタウバ材は40x70x1800ですので、この添え木を固定する為に長めのビスが必要です。

↑70mmの添え木+フェンス板12mmを貫通して柱に固定(紫印)する必要があります。

ホームセンターで探して良さそうな120mmのステンレスビスがあったので購入してきました。

長さ120mmのものを6本打って添え木を固定しました。

↑6ヵ所タテに同じラインではなく、少し左右ずらしてビス打ちをします。

添え木のビスは後から張る板材のビスと干渉しない場所を意識して打ち込みます。

短辺の板張り

いよいよ最後の工程になりました。

短辺は長さが2300mm程なので一枚板のイタウバフェンス材を13枚固定しました。

もう日が暮れかけてきて大急ぎで作業したので途中の写真があまりありません。。


↑途中コーナー部を裏側から撮った唯一の写真です。

裏側も美しくできました。

全て板を張り終わると裏側へ入る隙間がなくなるので貴重な写真です。

最後に、端の長さを丸ノコで長辺のとき同様一気に切って揃えて完了です。(画像なし)

完成!

ついに完成しました!

結局作業3日目も朝早くから日没目一杯まで作業してなんとか完了できました。

ウッドフェンスDIY設置を終えて

最高の満足感

いやー、かなり疲れましたがすごい満足感です。

↑ウラ側から見てもいい雰囲気になりました

完璧にイメージしていたとおりの天然ハードウッド材のフェンスをつくることができて嬉しいです。

遊びに来た両親や友人にはかなり自慢してます(笑)

これも計画のときから相談に乗ってくれて、施工時も3日間うちに泊まり込みで先生をしてくれた友人には本当に感謝です。

作業は大変だった

たかがウッドフェンス設置と簡単に思いがちですが計画から図面作成、資材購入まですごく手間と労力がかかりました。

うちには小さい子供たちが家にいる中、図面作成や穴掘り作業等時間を確保するのもなかなか難しかったです。

こういう造作をやっている業者さんてほんと価値がありますよ!

業者に頼むとそれなりに高額となるのは仕方ないですね。

低コストで実現

今回、自分でいろいろチャレンジした分コストは大幅に抑えることができて経済的にも嬉しいです。

2021年ウッドショック渦中で高価なハードウッド材を使用したので材料費だけでも25万円程かかっていますが、業者に同等のものを頼んだら倍以上かかっても不思議ではないと思います。

今後について

一つ大きなものを作ることができたのである程度自信にもなりました。

友人の助けを借りながらですがなんでもやってみればなんとかなるものです。

今後はウッドデッキの計画もしたいと思っていますし、他にもできるだけ自分でできることを増やしていろいろと楽しもうと思っています。

また何か作ったら記事にも残したいと思います。