太陽光発電を昨年新築した注文住宅へ取り付けて運用しています。
日照時間が日々伸びる最近は太陽光発電を設置してほんと良かったなと感じています。
ただ、ちょっとした問題が発生していまして。。
今回は先週末に発生していた「電圧抑制制御」について問い合わせてみたので記事にします。
もくじ
買電量が少なく済む太陽光発電のメリット
太陽光発電設を最大限活用するには売電を多くするという単純な話ではありません。
買い取り価格が下がって、電力価格が上昇し続ける近年では自家消費を多くすることに重点を置くのが正しい考え方だと思います。
本来、購入する電力を発電によって自家消費して電力購入量を減らすことで太陽光発電の経済効果を最大限活用できます。
うちの場合の自家消費
使用した電力のうち、発電にって賄える割合を増やすことが一番お得になります。
まだ設置して半年程ですが、使用した電力量のうち、太陽光発電で賄えた割合は少ない月で25%程で直近の3月では46%でした。
つまり、本来買うはずだった電気代を太陽光発電の自家消費した分で節約しているということになります。
余剰電力を売電
自家消費しきれなかった分は売電することになります。
ただ、発電はできて電力が余っていても売電できないケースがありました。
電圧抑制制御により売電できない!
週末になると付近送電網の電圧が上がり、売電できない事象が発生しています。
ここ2週続けて土日に制御がかかってしまい、余剰分をフルで売電できませんでした。
関西電力へ問い合わせてみた
このままGW連休も売電できないのは困るなと思って送電網管理している関西電力へ問い合わせてみました。
チャットで問い合わせ
関西電力にはチャットでの問合わせ先があったので、日曜日でもすぐにオペレータへ繋がりました。
チャット対応の方に電圧抑制によって売電ができない事象を説明してみました。
すると、確認して翌営業日に連絡するとのことで、契約情報と連絡先をチャット上で指定フォームへ入力しました。
電圧上昇を確認
翌日、携帯電話からの着信があり折り返すと状況を説明してもらえました。
会話内容の要点は下記通りです。
- 日曜日に変電所の記録で高圧6600vの電圧が上昇していたことを確認
- 変圧器の電圧調整機能の許容値を超えていたため発生
- 需給関係で発生している
- 変電所設備更新時には対応する容量の変圧器へ交換している
- 次の設備更新は2023年9月
- すぐに対応できなさそう
- 同様の問い合わせは多い
変電所の場所を聞いたところ住所は教えられないけどと言われましたが変電所名は聞けました。
名前から場所はすぐわかりましたが、思ったより広範囲をカバーしている変電所のようですので付近一帯全て同事象なのでしょうね。
設備更新予定がだいぶ先になるので、このままだと困ります仕方ないのかもしれません。
まとめ
正直、住宅用の太陽光発電で発電した電力が売れないケースがあるなんて想定していませんでした。
今のところ天気の良い週末に発生しているので、このまま続くと電力収支に多少影響がありそうです。
他にも「電圧抑制」による売電制限を解消する方法を模索するつもりです。
電圧抑制が頻繁に続くようなら、再度関西電力へ連絡して対応を強くお願いしたいと思っています。
とりあえず、電圧抑制により売電できない間は、給湯器を稼働させるなどできるだけ自家消費して無駄の無いように生活をしていきます!