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電圧抑制される太陽光発電の改善策

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太陽光発電を新築注文住宅へ設置して初めての夏を向かえようとしています。

以前、電圧上昇抑制によって売電量が減っている記事を書きましたが、その後も毎週末電圧抑制がかかってしまっています。

最近ずっといい天気が続いていて、すっかり暖かくなりましたね。 今回は、太陽光発電導入して以来初めて知った売電でき...
最近では、日照時間長い季節でまだ冷房電力需要も少ない為か平日でも電圧抑制がかかることもあります。
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関西電力へ再度問い合わせ

1か月以上前に電圧抑制の件で関西電力へ問い合わせした際は、すぐにできる対策はない等々ということを聞いていました。

その後、太陽光設置した業者へも相談したところ、場合によっては電圧の整定値(売電する際の電圧上限)を上げられるケースもあるとのことでしたので再度問い合わせてみることにしました。

電圧整定値変更の可否確認

現状の整定値108.0Vとなっているところを上げられるか確認です。

今回も、関西電力問い合わせフォームから内容を記入して送信したところ、2日後経って以前と同じ方から電話がありました。

すると、既に整定値の変更は前回の時に検討はしていたそうですが不可能とのことでした。

先回りして改善策を考えてくれていたのは意外です。

他の改善策は?

以前話したときに、変電所の調整容量を越えている為、設備更新までは難しいとのことで設備更新は2023年9月予定でまだまだ先になってしまいます。

他の対策はあるのでしょうか。

前回連絡後も状況変わらず週末には電圧抑制がかかっています。

付近の電柱にあるトランス位置変更

すると、電圧上昇を改善する対策の提案がありました!

現在、うちへの送電線は6,600Vの高圧で付近の電柱まできた電線は、トランス(柱上変圧器というらしい)で100V・200Vへ降圧して各家庭へ接続されています。

そのトランスが設置されていている電柱が少し遠いのです。

赤丸部がうちから見たトランスの位置。

家のほぼ目の前にも電柱があるのですが、なぜか2本隣の電柱にあるトランスで降圧したものが引かれています。

この離れたところにある変圧器をすぐ近くの電柱へ移設するというのが提案でした。

↑うちへの引き込み線は赤丸、最寄りの電柱にはトランスがありません。。

↑この最寄りの電柱へトランスを移設するというのが提案でした。

うちの敷地は新規で分譲された8区画のうちのひとつで、付近の家も太陽光発電がついているので売電ばかりする状況になると変圧器までの間で電圧が上昇してしまうようです。

費用負担なしで対応

対応する工事はできるとして費用負担あるか心配だったので聞いてみました。

すると、末端の電圧調整が満足にできていないということで、明らかに送電側の問題なのでユーザーのの費用負担はなしとのことでした。

あとは具体的な工事が決まればまた連絡を貰えるそうです。

2ヶ月くらいでできそうとのことでしたので楽しみに待ちたいと思います。

工事の際、停電するかどうかは聞き忘れましたがまぁ、これで改善されるなら少しくらい停電しても良いです。

電圧上昇抑制対策まとめ

太陽光発電で電圧抑制がかかっている場合は諦めずに行動して良かったなと実感してます。

対策と結果をまとめると、、

  1. 変電所設備の問題→設備更新まですぐには解決しない
  2. パワコン出力整定値変更→多くのケースで不可能
  3. 末端の変圧器設置位置変更→比較的早く対応可能

と、いうことで3つ目の案で今後改善する見込みが出てきました。

あとは工事を待って、少しでも早く電圧抑制が改善されるのを楽しみにしています。

しばらくして音沙汰なければ、関西電力担当者がずっと同じということもわかったので直接また連絡とってみようと思います。

うちと同じく太陽光発電の電圧抑制で悩まれている方の参考になれば嬉しいです。