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南米マチュピチュへの旅行 ペルー~ボリビア

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チチカカ湖畔の港町コパカバーナ

しばらくは海外へ気軽に行けない情勢が続きそうですね。

旅行気分だけでもと思い2011年に会社の夏休みを利用して行った南米旅行を振り返ってみます。

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会社の夏休みは平日5日間

私の会社はお盆休みがなく、かわりに6~9月の平日を夏期休暇として取得できます。同様の休み形態の方も少なからずおられると思います。

土日を前後につけて9~10連休

休み月曜~金曜の5日間連続でとると前後の土日を含めて9連休になります。さらに祝日がある週に合わせられれば10連休が可能です。

南米へ行こうとすれば航空券も高く、往復に時間もかかることから最低9日以上は欲しいです。

マチュピチュへ行ってみたい!

2011年の夏休み、一度は行ってみたかったマチュピチュへ遺跡へ行きを計画しました!

9月の祝日がある週に合わせて10連休として予定を立てました

この旅の続きを2度翌年以降にすることになるのですが、この年は特に誰も誘わずにひとりで旅行することにしました

ツアー利用せず自分で旅程を組み立て

一人旅行ですのでとにかく安くとれる航空券をベースに現地の移動日程は自由に組み立てます。

ホテルはいつも現地行くまで予約しません。

ロサンゼルスまで往復マイル使用

当時ANAマイルが北米往復分の6万マイル以上あったのでシンガポール航空を利用して成田~ロサンゼルスまでマイルで航空券が確保できました。

機材はA380

シンガポール航空A380

この旅行の楽しみのひとつは世界最大の旅客機エアバスA380にマイル使用で乗れることでした。マイルは基本的に家族以外だと使用できないので一人旅ならではの選択です。

往復とも2階席の窓側を事前予約できたのでとても楽しめました。

ちなみに私はどんなに長いフライトでも外が見たいので窓側希望です。

ロサンゼルス発着航空券を別で購入

ロサンゼルスから先は、ネットでロサンゼルス~メキシコシティ経由~リマ(ペルー)~クスコの往路に、ラパス(ボリビア)~リマ~メキシコシティ経由~ロサンゼルスの復路のオープンジョーの航空券をネットで購入しました。

マチュピチュ近くのクスコまで行き、陸路国境を超えてラパスまで行って帰国便に乗るというルートです。

クスコまで日本出発から片道で4 回飛行機に乗ることになりました。

旅行当時の記憶を思い出しながら振り返ってみます。

2011年南米旅行の記録(クスコ~ラパス)

ペルー~ボリビアのルート

紫が飛行機、青がバス移動

1日目:飛行機4回乗り継ぎ

成田~ロサンゼルス~メキシコシティ~リマ~クスコの移動です。

とにかく修行のような移動したので、映画を何本もみました。

機内食も毎回出てくるので常にお腹いっぱいだったことと、ロサンゼルスとメキシコシティでの入国手続きは眠い中かなり時間がかかった記憶があります。

クスコ到着まで40時間ほどかかったと思います。

2日目:クスコ到着

クスコの中心、アルマス広場

長旅の果てにやっと到着したクスコの街は全体が世界遺産というとても歴史感のある街並みです。

この日の宿はガイドブックに載っていた安宿にしました。

早速、翌朝マチュピチュ行き列車と遺跡入場券を予約しにいき、街を散歩しました。

到着時降っていた雨が上がりヒンヤリした空気の中歩くのはとても気持ちが良かったです。

この日は早く寝て翌朝に備えます。

3日目:マチュピチュ遺跡

いよいよマチュピチュ遺跡へ出発です。クスコからは早朝6時前に出発の電車で行きました。

マチュピチュ村へ到着後は遺跡行きのバスへ乗り、いよいよマチュピチュ遺跡です。

マチュピチュ村から山の上の遺跡までバスで移動

マチュピチュ遺跡はバスで数十分程山道を登った標高2400m程の山の中にあります。それほど高山ではないですが動き回ると息切れするので早る気持ちを抑えてゆっくり歩きます。

バスで到着して入場ゲートをくぐると霧の中なんとも幻想的な遺跡に対面です。

遺跡には放し飼いされているリャマがいて観光客を迎えてくれます。

マチュピチュ遺跡のリャマ

あまり天気が良くなかったのでとりあえず全景が見渡せるワイナピチュ山へまっすぐ向かいました。

この山、かなりの急坂でロープやはしごを使う箇所や狭くて人がすれ違えない場所もあり過去に転落事故も発生しているので慎重に登ります。

ワイナピチュ山は標高約2700mあり、遺跡より300m程高いので登って振り返ると眼下に遺跡が見えました。ガイドブックで見る光景を実際に見て感じてここまで長かった道のりもすっかり忘れる瞬間でした。

雲に隠れるマチュピチュ遺跡

雨も少し降っていたので撮影をして下山をしました。

その後マチュピチュ遺跡には戻らず、さらに30分程下ったところにある「月の神殿」と呼ばれる場所へ行きました。

ここはほとんど観光客も来ない静かな場所で、ひっそりと洞窟内にある遺跡です。

月の神殿

月の神殿につく頃には雲が取れて晴れ間が見えました。

ここで先ほど登ったワイナピチュへ晴れた景色が見るためにまたどうしても登りたくなり、再度1時間以上かけて急坂を登りました!

2度目のワイナピチュ登山で晴れた遺跡が見えた

頂上へ着いたときにはもう足がパンパンでしたが晴れた遺跡全景を見ることができて最高でした!

日数が限られている観光ってほんと天気次第で印象は大きく変わるものです。

晴れ間のマチュピチュ遺跡

ワイナピチュへ2度も登ってかなり満足してしまったので遺跡は細かいところまではよく見ていません。

時折他のガイドツアーへ近づいて説明を一緒に聞いたりしましたが、足早に見学をしました。

実は2度目のワイナピチュへ登る頃からトイレ(小)へ行きたくてどうしよもなかったのです。もう限界まで我慢してました。

マチュピチュ遺跡の中にはトイレが見つからなかったのでもし行かれる方はトイレは計画的にしたほうが良いです。

今回はたくさん歩いて汗を書いたのもありますが朝遺跡へ入場後、14:00くらいまでトイレを我慢していました。

マチュピチュ遺跡観光後、そのままクスコ行きの列車へ乗車しました。

マチュピチュ~クスコ行きの列車

朝早起きでめちゃめちゃ歩いて疲れていたのでほとんど寝てしまいました。

クスコへ到着後は泊まっていた宿でもう1泊です。

4日目:クスコ観光、ボリビア方面へ夜行バス移動

ボリビアのラパスまで自力で移動しなければなりませんのでバスチケットを入手し、クスコの街を散策しました。

バスの出発は夜行バスですので時間は十分ありました。観光地なので、スペイン語がほとんどわからなくても何とかなります。

クスコの街並み

一通りクスコを歩き回ったあとは夜行バスでボリビア方面へ向かうためバスターミナルへ向かいます。

クスコのバスターミナル

バスターミナルは治安が悪いことも多いので用心しなければなりません。荷物から目を離さず集中していたので出発待ちの間もなんだか疲れました。

ここからのラパスまでは途中プーノという街で国際バスに乗換が必要でした。バスはけっこう山道を走っていたと思われますが真っ暗で全くわかりません。朝になり、プーノへ到着です。

プーノのバスターミナル

5日目:クスコ~ラパス移動2日目

夜行バスはあまり良く眠れなかったので体がしんどいです。それでもこの先国境を超えて目的地ラパスへ到着と思うとテンションが上がります!

いよいよ国境でペルーを出国してボリビア入国です。島国日本ではない陸の国境超えです。

ボリビアへの入国手続き
ペルーボリビア国境

入国手続きを済ますと国境を超えてチチカカ湖畔の街、コパカバーナで昼食休憩です。

チチカカ湖は琵琶湖の12倍もあるという超広い海のような湖です。しかも、その湖面標高が富士山頂より高い3800m以上というとんでもない場所にあります。

写真で見てても感じますが空が近くて酸素も薄いこともありフワフワした気分でした。この時少し高山病気味だったとお思います。

南米のアンデス地域はとにかく標高が高くて息苦しいです。頭痛もずっとしていました。でもこの非日常体験がたまりません。

チチカカ湖畔の港町コパカバーナ
標高は3825m!

途中、道路は途切れてチチカカ湖をボートで渡ることになります。

チチカカ湖を渡るボート(人)
大型バスもチチカカ湖をボートに乗って渡ります

私たち乗客はボートに乗ったのですが、なんと大型バスも船に乗せて対岸まで渡ります。船の上では結構不安定に見えますが大丈夫みたいです。

ぜひバスと一緒には乗りたくない光景です。

チチカカ湖を渡るボート(バス)

湖を渡りしばらく走るとボリビアの首都ラパスへ到着です。

この街の標高3600~4000mとまさに天空の大都市です!

すり鉢状のラパスの街並み

ラパスでの宿はバスターミナルから少し歩いた場所にあった一泊60ドルほどのホテルにしました。

部屋が階段で4階だったので高地の中かなりしんどかったです。

6日目:ラパス観光

ラパス到着後は街を散策します。

ボリビアでは日本車(ほとんどトヨタ車)がたくさん走っています。こんな果ての地でも活躍している日本車をみるととても嬉しい気持ちになりました。

街を走る日本語が書いてある中古車

ラパスは首都というだけあって一通りなんでもあります。

標高が異常に高いことを除けば皆さん普通に生活をしています。

ただ、下界から飛行機で来た旅行者が調子に乗ってすぐに動き回るとほぼ間違いなく高山病になります。

私はクスコからのバス移動である程度高度順応はできていたのですが1日歩きまわっていたら頭痛が酷くなりました。

帰国まであと1日あるので本当はあのウユニ塩湖まで行きたいところでしたが、当時はバスしかウユニまでの交通手段がなく、悪路の中12時間程かかるので日程的に難しく体調も考慮して諦めました。

7日目:ラパス観光

旅行の最終日はラパスでゆっくり過ごします。

後に来ることになる街ですがおもな観光名所はまわりました。

ボリビア国会議事堂

タクシー移動もしましたが、どれも日本の中古車で、右ハンドル→左ハンドルへ改造されたものです。オートマのギアボタンやワイパー、サイドブレーキは右ハンドル用のままでした。

見る車全て左ハンドル車でしたので法律上右ハンドルが禁止なのだと思います。

乗車したタクシー

2011年南米旅行最後の夜はホテルからきれいな月と夜景が見えました。

ラパス最後の夜に撮影した月と夜景

8日目:ラパス発帰路

充実した旅行も無事帰りの飛行機に乗り、帰路へつきます。

標高が高いエリアに何日もいたので最初の経由地リマへ着いた時は本当に空気の濃さを感じました。

天空の都市ラパスから飛び立つ

この日はラパス-リマ-メキシコシティ経由ロサンゼルスだったのですが、どうやらリマ~メキシコシティではあのX-JAPANメンバーと同じ飛行機だったようです。

あとで調べたらちょうど南米ツアー中の移動と重なっていたみたいです。

メキシコシティの空港がやけに騒がしくて彼らの出待ちファンが数多くいたのでとても驚きました。海外ツアーライブといってもほとんどは日本人の追っかけなのですね。

9日目:ロサンゼルスで買い物

帰りは経由地のロサンゼルスで数時間あったのでレンタカーを借りてWalmartなどスーパーでお土産やアメリカンなものをいくつか購入しました。

借りた車がジープということもあり(?)ジープロゴがついたスーツケースも50ドルと安かったので購入し、買い物したものを詰めて持ち帰りました。

アメリカでの買い物も結構楽しみにしていました。

Wal-Martで買い物

9日目:帰路

帰りもシンガポール航空A380です。

10日目:成田着

旅行を終えて

普通に会社員として働いている身だとなかなか思い切った海外旅行はできませんが、独身で若いうちしかできないことをしたくて、南米旅行を実現できました。

今回、かかった費用は全部合わせて32万円程でした。ツアーだとマチュピチュ観光で50万円以上かかることもあるので費用面では格安で行けたと思います。

実際旅行してみて、目的だったマチュピチュ遺跡は行くことができ満足しましたが、ボリビアではウユニ塩湖までは行く時間ありませんでしたし、今度絶対に行く!っていう気持ちのまま帰国しました。

のちに、またラパスから先、南米旅行の続きをすることになるのですがまた改めて記事を書きたいと思います。

これから先

少しでも早く海外旅行へ安心して行ける日が来ることを願っています。

私は子供たちにもいろいろな経験をしてほしいのでいまはマイルをしっかり貯めてまた旅にでれる日に備えようと思います。

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