もう本州では桜が咲いて完全に冬が終わりましたね。
近所でもスタッドレス→夏タイヤへの交換をしている方をよく見かけます。
私はもう少し交換を先延ばしにしようと思います。
今回は冬の間活躍したスタッドレスタイヤの履き替え時期について記事にします。
もくじ
交換時期の考え方
スタッドレスタイヤは雪道や凍結路でも安全に走れるようにするためのモノです。
普通は雪道走る可能性がなくなったら夏タイヤへ履き替えますね。
でも、私にとってはこのやり方が最良ではないのです。
安全性
まずは大前提として、雪道や凍結路を夏タイヤで走ることは危険ですが、その可能性がなくなったら履き替えるのも良いです。
一方、スタッドレスタイヤを履いたまま乾燥路や濡れた路面を走ることについては、冬季もほぼ雪道以外ばかりを走っていることを考えると走り方さえ気を付ければ問題ないです。
ただ、スタッドレスタイヤは柔らかいのであまりにも高温の時期になると剛性が気になります。
経済性
安全性は第一に考えねばならないのですが次にコスト面でも考えてみます。
スタッドレスタイヤと夏タイヤのコストを比較してみます。
燃費
スタッドレスタイヤのほうが燃費悪いとうのが定説ですが、本当にそうなのでしょうか?
私のBMW F25 X3の場合、純正サイズ(245/50R18)よりもインチダウンして履かせているスタッドレス(225/60R17)のほうが明らかに燃費は良いです。
運転していてもタイヤの軽さを感じます。
タイヤ銘柄次第ではありますが、純正よりインチダウンしたスタッドレスを使用していれば燃費も意外と良いのです。
タイヤ価格
インチダウンして履かせているスタッドレスの場合、価格も夏タイヤより安いことも多いと思います。
私のF25の場合、スタッドレスと夏タイヤの価格差はなんと倍もあります!
スタッドレスタイヤはホイールセットで買うことが多いと思うので、一見して高く思いがちですがタイヤ単体で比較したら同サイズ夏タイヤより少し高いくらいです。
インチダウンすればほぼ確実に夏タイヤより安くなりますし、安くて良いスタッドレスもあります。
私がまわりに薦めているスタッドレス、ピレリアイスアシンメトリコはすごく良いです!
昨年、これをシーズン終わりに格安で購入したので履いています。
型落ちのものでしたが実質、4本で3万円以下という破格で新品を購入できました。
このピレリのスタッドレスタイヤICE ASIMMETRICO (PLUS)はめちゃめちゃ静かで燃費も良い上に値段もかなり安いんです。
発売から結構経つので後継モデルがそろそろ出てきそうな感じもしますが、現行商品の良さはそのままでいて欲しいです。
一方、純正18インチホイールに履く夏タイヤは安くても1本1.5万円以上するので4本で6万円以上はします。
また、大口径になると交換工賃も高額になってきますね。
↑今の夏タイヤです(純正サイズから若干変更しています)
見た目
あとは、個人差はあると思いますがカッコイいタイヤホイールを長く履きたいかどうかです。
夏タイヤの大口径ホイールで太いタイヤのほうが見た目は良いので、できるだけ夏タイヤを履いていたいと思うかもしれません。
導き出した交換時期は?
夏タイヤで幅広のタイヤがカッコイいとは思いますが、私は17インチのスタッドレスの燃費を含めた経済性良さがすごすぎて、スタッドレスをできるだけ長く履くようにしています。
もちろん、スタッドレスタイヤの雨天時グリップ力は特に低いので自覚して注意して運転しなければなりません。
スタッドレスの経済性良さと夏タイヤのウェット路の強さを考えてバランスの良い時期で交換しようと思います。
雨が多くなる季節は6月以降なので、梅雨入り前の5月終わりか6月に入ってからの夏タイヤ履き替えがベストかなと思っています。
交換予定の夏タイヤの残り溝を考えると、6月に履き替えれば次の冬前で夏タイヤを使い切るくらいになりそうですのでちょうどいい感じです
まとめ
スタッドレスタイヤを冬以外で履き続けることには賛否両論あると思います。
でも、凍結や積雪の可能性がある真冬に夏タイヤを履き続けるよりは問題は少ないと思っています。
持っているタイヤの中でスタッドレスのほうが燃費が良いのであれば環境面でもエコです。
私はかなり距離を走る方ですので、タイヤ交換サイクルも考えつつスタッドレス↔夏タイヤの交換時期を決めています。
単純に冬が終わったらタイヤ履き替えではなく、経済面や他のメリットデメリットを考えて個々に合ったタイヤ交換時期を考えてみてはいかがでしょうか。