日産と三菱から待望の新型軽電気自動車(EV)が発売されましたね!
すごく買う価値あると直感的に思うので、私にとって何が良いかを整理して記事にしてみます。
もくじ
購入を考える動機
地方都市では軽EVを待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。
うちも、地方都市在住ですので本気で欲しくなっている車です。
今、送り迎え・休みの日のお出かけ用にステップワゴンスパーダハイブリッド(RP5)を使っているのですが、軽EVに買い替えてもいいかなぁと(妻が特に)思っています。
私たちが購入検討している動機を整理してみることにします。
充電環境
2021年に新築の戸建てが完成したので、自宅で充電環境できる環境は整っています。
もし、自宅充電できる環境がなければあまりメリットは感じなかったのですが、自宅充電ができれば給油へ行く必要がなくなるので大きなメリットとして感じています。
V2Hが導入できる
一応200Vのコンセントは自宅屋外に設置してあるのですが、今年は補助金が充実しているので車購入と一緒にV2Hも設置してしまうことも考えています。
わが家では太陽光発電も設置しているので、余剰電力を昼間は車へ充電、夕方~朝方は自宅へ放電といった使い方をすれば車に乗らなかったとしても蓄電池として活用でき、電気代削減に大きく貢献できそうです。
純粋な家庭用蓄電池は明らかにコストメリットがないので設置していませんが、車としての価値がメインのEVは家庭用蓄電池としても使えるのでコスパ最高です!
走行性能・快適性
短い時間での試乗でも感じたのですが、良い意味で従来の軽自動車と全然違うレベルの乗り味です!
多くの記事やYouTubeで専門家や一般人が絶賛していたので期待していましたが、期待通り車です。
試乗時は雨天でしたが外部からの騒音はかなり低く抑えられていて、床下バッテリーの恩恵による低重心・高剛性が少し乗っただけでもすぐにわかりました。
日産リーフも何度か乗ったことがありますが、同じくらいの静粛性を感じました。
エンジンがないので軽自動車にありがちな振動・騒音が全くないのこともあり、高級車のような乗り味でとにかくすごいです!
試乗については別記事にしてあります。
ほかにもネットで検索すればいろんな方のレビューもあるので参考になりました。
軽自動車規格のEV
軽自動車の規格ですので、維持費がすごく安いです。
任意保険含めて安い維持費の軽自動車なので、セカンドカー、サードカーとして追加で所有しても負担はかなり少ないです。
内燃機関が無いため、オイル交換も不要でメンテナンスにかかるお金もかなり少なく済むのも魅力です。
また、普段は子供の送迎等で毎日ステップワゴンを利用していますが、近所で妻が乗るには大きすぎると言っています。
何度か内輪差でぶつけてしまっているので小さい車の方が良いのかもしれません。
今まで電気自動車って車幅の広い日産リーフや輸入車がメインだったので、実用的な広い室内空間と扱いやすい軽自動車規格サイズを両立した車種は今までありませんでした。
過去に三菱i-MiEVという車が10年以上前から軽自動車規格のEVとして発売されていましたが、当時は補助金含めた実質価格でも300万円近くしたことと、使い勝手があまり良くなかったのでメジャーな車種にはならなかったです。
まさに2010年頃、電気自動車黎明期の車両が日産リーフや三菱i-MiEVで、2020年代になった現在が電気自動車の成長・拡大期で価格的にも手の届く魅力的な車種が登場してくる時期になったんだと感じてます。
チョイ乗りに最適
うちの場合、子供の送迎って片道5~10分程なので、エンジン車だと暖機運転する間もなく用事が済んでしまいます。
これってエンジンにとってすごく良くない乗り方で、暖気運転中の燃費がすごく悪い状態で乗り続けることになるので非効率的です。
EVであれば暖気運転は不要なのでエンジン車の様なチョイ乗りの悪影響はありません。
チョイ乗りには電気自動車が最適なのです。
価格
最後に価格面です。
グレードにもよりますが、車両価格が約240万円~と高価なバッテリーを積んでいる分軽自動車としては高いです。
しかし、国の補助金が55万円あり、さらに自治体によってはさらに重複して補助金がおりるので実質の負担額はかなり下がります。
必要なオプション・諸費用をつけても実質200万円以下にすることも可能そうなので、車以外の付加価値も考えるとかなりお得だと思います。
車以外の利用価値としては、家庭の蓄電池としても使えます。
もし、サクラ/ekクロスEVと同じ容量である20kW相当の家庭用蓄電池を設置しようとすると絶対に200万円以上はします。
一番安いと言われているテスラの蓄電池パワーウォールでも容量13.5kWで、工事費抜きで約120万円はしますので。
200万円程で20kWの蓄電池+車としての性能も持ち合わせているのは、戸建て住宅であればかなりコストメリットを得ることができるのが大きな魅力です。
まとめ
いよいよ、多くの人にとって価値ある軽自動車規格のEVが発売されましたね。
いくつか要点を整理してみましたが、価格・性能・機能のバランスが取れた非常に良いクルマに仕上がっています。
まだ価格面が補助金頼りな点は、発展途上な工業製品だと思いますがユーザー目線では十分に買う価値がある価格と商品内容になっています。
軽EVが向いている人とそうでない人はいると思いますが、一戸建てで充電環境があり(もしくは設置工事可能)、2台目として所有できる方にとっては「買い」なのは間違いなさそうです。
日産・三菱の両車種は早くも大人気になっているようでどんどん納期が延びているようです。
私も購入するのであれば早いとこ決めたいと思っていますので、また別記事で日産サクラ・三菱ekクロスEVの比較検討をしてみようと思います。
↓両車種の比較記事です