格安SIMを利用しはじめて数年経ちますが、最近よく思うことがあります。
もくじ
現在に至る音声通話SIMでのMVNO使用歴
- bicSIM(IIJ) 2GB~10GB(シェア3枚)
- OCN 110MB/日 (シェア2枚)+DMMモバイルデータSIM
- イオンモバイル 4GB(シェア3枚)
- bicSIM 12GB(シェア3枚)
- 楽天モバイル(bicSIMと併用・無料の為)
最初にキャリア携帯から変えた時は月額の安さに衝撃でした。ソフトバンク時代は毎月通話していなくても6000円程かかっていたのがMVNOのBicSIMに変更したら月額3000円以内で済んだのです。その後、月額を安くすることに快感を覚え、110MB/日容量のOCNモバイルを経て夫婦2台で4GBプランが2700円/月程のイオンモバイルに一旦行き着きました。
低速モード切り替え機能について
これまで契約してきたMVNOはいずれも「低速モード」切り替え機能があります。通信速度200kbps程度の低速通信のかわりに契約通信量を消費しないというもので、慣れれば不便(遅さ)は感じませんでした。これがあるおかげで2台で4GB/月のイオンモバイルでも過ごせましたが、どうしても通信が集中する時間帯や人が多い場所では遅いと感じることはあります。そうなるとその都度アプリを使用して高速モードに切り替えることになります。そして用が済んだら低速モードに切り替えます。
また、LINEやSkypeなどの通話アプリ使用時も一応高速通信に切り替えてから使用しています。低速モードでも通話できるときはできますが不安定なので通話相手に迷惑がかかってしまいますので。
低速通信モードは時間の無駄なので使用しない方が良い
速度切り替えはやっぱ面倒
値段の安さと引き換えで面倒な速度切替操作と低速通信をずっと我慢してきましたが、最近ではこの速度切替する時間と遅い通信の「待ち」時間が無駄に感じるようになり、通信量に余裕あるプランへ変更して低速モードに切り替えることはしなくなりました。
無駄な時間はどれくらい?
よくよく考えてみると通信速度が出ないことによる「待ち」と通信モード切替操作の為に消費した時間は月にどれくらいあったのでしょうか?
- 通信速度切り替え:10秒/回 x 100回(1ヶ月) =1000秒 = 16.7分
- 通信速度待ち:30秒(日)x 31日 = 930秒 = 15.5分
かなーり大雑把に1ヶ月分計算して月合計32.7分です。これって、普通の会社員の時給に換算すると、、1時間2000円としたら32.7分で1090円になります。使用量や使用時間帯によってはもっと大きいかもしれません。
何が言いたいかというと、もし1090円払えばMVNOであれば4GB~5GB多いプランにできます。そうすれば通信量気にすることなく使用できて低速や切り替えによって無駄にしていた時間をもっと有効利用できたはずです。
まさにTime is Money の考えです
お金が本当にないというなら仕方ないですが、空いた時間で知識をつけたり投資したり、または休憩したりとその時間の為にかけた金額より価値は高いと考えるようになりました。
スマホの通信費については数GBの通信容量による金額差がそう大きくないので私はこの考えに行きつきましたが、飛行機vsバスや、自転車vs車、新幹線vs在来線、高速道路vs一般道など、早さと値段で比較される選択のときも「短縮できる時間」に価格差以上の価値があるかどうかよく考えて決めるようにしたいと思います。
家族使用分のストレスも考慮
でもプラン変更の本当のところは、子育て中でただでさえもイライラする妻を少しでも和らげないと私も危険なので通信遅さがストレスにならないものにしたいという事が安さだけを求めなくなった理由のひとつです。(だいぶ重要!)
格安SIMもキャンペーンに合わせて乗り換えた方がお得かも
各社MVNOキャンペーンについては、ドコモ・ソフトバンク・auなどと同じように毎年3月新年度の時期などを中心に初期費用無料、端末値引きや月額割引のキャンペーンがMNP乗り換えを対象に行われています。MVNO同士でもMNP転出費用を差し引いて得になるケースもあるので今まで数社乗換えて利用してきました。
その時のライフスタイルや考え方によって必要な通信量・通信品質が違ってくるのでMVNOに変更してからも自分に合ったプランかどうか定期的に見直したほうがよいかもしれません。
デュアルSIM端末を活用
2020年7月現在は、デュアルSIM端末にbicSIMでのデータ通信SIMと、1年完全実質無料キャンペーンの楽天モバイルSIM(通話用)の組合せで利用しています。
MVNOも次々に新しいプランがでてきますね。
いまは、来年楽天モバイル無料期間おわったときのことを考えて↓のが気になります。