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エコキュート~風呂の配管をDIY断熱してみた

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新築で注文住宅を建てて1年が経過して2回目の冬を迎えようとしてます。

最近、寒くなってきて特に気になることがあります。

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シャワーが最初冷たい!

お風呂でシャワーのお湯出すとしばらく冷たい水がでてくるのですが、お湯が出始めるまではだいたいいつも垂れ流すだけなのですごく水がもったいないなと感じてます。

皆さんも気になりませんか?

まぁ、配管内に貯まった水が出るまでは冷たいのは当たり前なのですが、お風呂へ入っていても10分程シャワーをを出さないでいるとまた出し初めに冷たい水が出てきます。。

現状の配管を確認

一度気になると、ずっと気にって仕方ないので、給湯器(エコキュート)~床下を通って風呂場まできているお湯配管の様子を確認してみました。

風呂へ繋がる配管

すると、お風呂場へはお湯系の配管3本と水用配管が1本繋がっていました。

  • オレンジのお湯配管(シャワー&蛇口)
  • 白い追い炊き用給水(湯船)
  • 白い追い炊き用排水(湯船)
  • 青い水配管(シャワー&蛇口)

これらの配管がユニットバス下へと繋がっていました。

お湯のホースが長い。。

次に、うちの給湯器(エコキュート)~お風呂の位置関係を確認してみました。

家の図面を確認すると、エコキュートタンク~風呂のシャワー口までは6M程はありそうです。

紫色のエコキュートから、風呂場までお湯の配管が床下を通ってます(赤線、黄線)

エコキュートタンク内のお湯がシャワー口に来るまでに時間がかかるので、この配管内に貯まった水が出きるまでは冷たいということがわかります。

着工前の打ち合わせは特にしていなかった箇所

新築時に特に打ち合わせや指示はしなかったのですがエコキュートの設置位置って普通はどこなんでしょう?

しばらく住んでみて、風呂のすぐ裏にエコキュートを置いてお湯配管を短くすれば良かったなと思いました。。

ちなみに、うちのお風呂にあえて窓を設置していません。

新築計画が進み仕様打ち合わせがある程度決まってきましたが、風呂の窓について記事にしておきます。 風呂の窓って必要...

ですので、一番お湯を使うお風呂場から最短距離になる風呂のすぐ裏へエコキュート設置も可能だったと思われます。

こんな感じのエコキュートのタンク設置位置(緑)&お風呂までの配管(赤・黄)にできればよかった

もし、もし今後家を建てることに関わることがあれば絶対に考慮しようと思います。

これから注文住宅を建てる方は、ぜひ風呂から給湯器の配管が短くなるようにやってみてください。

床下の配管には断熱材がない

とはいえ、もう建ってしまっている家ですので改善できるよう何か対策をしようと思います。

床下の配管を確認してみると、断熱材が巻かれているわけではありませんでした。

しかも、青色の水配管と一緒にオレンジのお湯配管が束ねられていたので熱が逃げてしまうのでは?と感じました。

オレンジと白がお湯の配管

うちは基礎断熱仕様で全館空調により床下も暖房しているとはいえ、室温に触れればお湯は冷めていきますので、断熱材はあったほうが良いと思いました。

夏場も、冷房している空間に断熱されていないお湯の配管が通っているということですので冷房効率も若干落ちているということかなと思います。

建築時の配管設置基準やルールはよくわかりませんが、凍結するような箇所ではないので配管の熱損失はあまり考慮されていないと思われます。

エコキュート~基礎までの屋外部が無断熱

エコキュートのタンクから基礎コンクリート内への引き込み部配管の露出は、約20cm程とすごく短い距離ですが断熱材が巻かれていません。

気密処理はしてあるのですが配管の熱はバンバン逃げていきそうです。

実際、入浴中少し時間を空けてシャワーからお湯を出すと5~10秒程ぬるい水が出た後に冷たーい水が一瞬出てお湯になります。

この屋外の露出部分がお湯が出る直前のチョー冷たい一瞬の原因だなとわかりました。

風呂では裸でシャワー浴びているのでビクッとしちゃいます。

DIY断熱実施!

これらの断熱されていない配管を、自分で断熱処理してみることにしました!

床下配管の断熱

まずは、床下。

洗面脱衣所にある床下点検口を開けて、潜ってみます。

すると、ユニットバスの下は配管やらで体を入れることが難しそうです。。

↑(ユニットバスの下部)排水管もあり、この隙間に潜るのはかなり厳しいので諦めました

オレンジのお湯ホースが基礎コンクリートに触れていたのでここに断熱カバーを入れてみることにしました。

部材はホームセンターコーナンで入手しました。

↑2mで300円もしない安いパイプカバーでお試し。断熱効果はそんなにないかもしれません
こんなタイプも売っていました→屋外部で使用

ホームセンターで買ってきた配管保護&断熱チューブを使って端から入れて奥へ押し出していきました。

すると、基礎コンクリートに振れている部分までうまいことカバーできました。

2本セットになっている白い追い炊き用配管はこのユニットバス下の部分は諦めます。

次に、外へと繋がる部分です。

床下で仰向けになって奥まで体を入れていきます。大きな銀色の筒は全館空調用のダクト。一旦どかして奥の壁まで這いつくばって進みました。

ここは、水配管とお湯配管がまとめて束ねられていましたので、お湯配管と追い炊き用の白い配管だけに断熱チューブを出来る限り押し込みました。

画像奥にある空調ダクトの先まで侵入して作業しました。

途中、根太に打ち込んであった配管固定のボルトもインパクトドライバーで外してできるだけ水配管とお湯配管を分けました。

ただ、床下基礎には壁があって途中から先へは入れなかったので基礎から配管が出る出口までは床下でたどり着けなかったです。。

配管の束が向かっている先は基礎区画分かれているので途中までしか確認できず。。

床下のお湯配管全てやるには別の点検口から潜り込まないとできないことがわかりましたが、今回施工部の効果をみてから追加でやるか考えようと思います。

床下にあるお湯配管のうち半分くらいは断熱チューブで覆うことができました。

床下の狭ーい隙間に入って作業してたので閉所恐怖症の方は無理だと思います。。

自分は意外と大丈夫でした。

床下寝そべって服や髪の毛はホコリなどで汚れましたが・・・

屋外の配管断熱

次に屋外部です。

屋外は外気に直接触れるところなのでしっかり断熱材を巻きました。

ここは配管が束ねられた状態だったのでかなり太いです。

屋外には断熱材厚めのカバーを用意

断熱カバーを切って広げて配管の束ごとカバーしてしまおうと思います。

ハサミで切って広げて繋げます
配管カバーを切って広げてつないで一周巻くように押し込みました
配管用テープで巻き、端を耐候性あるテープで留めました

配管カバーを取り付けるスペースが狭すぎて片腕だけ突っ込んで手探りでカバーをつけてテープを巻いたのでなかなか難しかったです。。

でも、見るからに効果が期待できそうな感じになりました。

効果を入浴時に確認してみる

以上、簡単にですがお湯配管を断熱処理してみたのでさっそく夜お風呂へ入るときに確認してみました。

すると、以前よりも冷たい水が出てくるのが明らかに緩和された気がします。

特に、以前はシャワーを止めてから10分程空けて再度使用したときは最初ぬるい感じのお湯が出て、5秒後くらいにすごく冷たい水が出てくるタイミングがあったのですが、そのままお湯になるようになりました。

屋外部約20cm程の配管を断熱処理した効果が確実にありました。

室内の床下部は今回全てに断熱材を巻けなかったこともあり、配管内に貯まったお湯の温度低下はありますが以前より改善している気がします。

まとめ

エコキュートと一番お湯をよく使う場所(うちの場合は風呂)との位置関係って重要だなと感じました。

お湯は毎日使うので、毎度少しだけでも水を無駄に出す量を減らすことができれば何十年も住めば大きな差になります。

これから家を建てる人であれば給湯器とお風呂の位置関係を工夫して配管が短くなるように配置する事をお勧めします。

うちはもう変更ができないので、今ある配管設備を適切に断熱処理してお湯の無駄遣いを少しでも減らせるようにしたいと思います。

残りの未処理箇所もまた近いうちに別の床下点検口から潜って施工してみようと思います。

必要なモノの準備も今回の作業でわかったので、また時間ある時に床下に潜って水配管・お湯配管の分離と断熱カバー施工をするつもりでいます!

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