BYD ATTO 3に乗り始めてから約2年半。
走行距離22,013kmで初めてのタイヤ交換を行いました。
この車は家族の送迎や買い物など、完全に街乗りのみで使用しており、遠出の利用はほぼゼロです。
1年目点検のときに一度だけ前後ローテーションを実施した純正タイヤの交換直前残り溝は全体的に3.0〜3.5mm程度でした。

法定では1.6mmが限界ですが、ちょうどヤフオクで状態の良いタイヤが安く出品されていたので、少し早めながら交換することにしました。
今回装着したタイヤ:DAVANTI DX640(215/55R18)
交換したのはDAVANTI DX640(215/55R18 XL)。
純正の235/50R18よりもやや細めのサイズですが、ATTO3の適合サイズのひとつです。
外径はほぼ同等ですし、ちゃんと運転席ドアの間にもこのサイズ載っています。



EVはタイヤ減りが早い!?
今回は約2.2万キロでの交換で早い気もしますが、EVだからといって特別にタイヤの減りが早いとは感じていません。
前車ステップワゴンも街乗り中心で使っていたときは、やはり同様に減りが早かったですので。
やはり街乗りばかりだとタイヤの減りは結構早いなという印象です、
一方で、もう1台のBMW X3(F25)は年間5万km近く走るのに、高速道路ばかりなのでそれほど減らず13万キロ無交換です。(さすがにもうすぐ限界ですが・・・)
極端ですね。。
タイヤの摩耗は車種よりも乗り方に強く依存するんだと、あらためて実感しました。
純正タイヤの情報
いままで履いていた純正タイヤはこちらです。

- 銘柄:Continental EcoContact 6Q
- サイズ:235/50R18 99V XL
- 残り溝:3.0〜3.5mm
- 走行した距離:22,013km
- 使用期間:2年7ヶ月
前後の摩耗傾向や空気圧調整の考察については、過去記事で詳しくまとめています:
ATTO3:前後の減り方と空気圧の考え方
持ち込みタイヤ交換難民になる
ヤフオクで格安タイヤを入手したのは良かったものの、持ち込み交換してくれる店探しが思った以上に難航しました。
歩いて行ける距離にある近所の車屋さんに聞いてみると「BYDはやったことがないので…」と断られ、
いつもお願いしているタイヤ交換専門店は距離があって往復の交通費がもったいない。
(ていうか、、やったことがないから断るってなんなんよ。。。持ち込み交換をやりたくないのが正直なところなんでしょうね。。)
そこでネットで検索し、近くの「持ち込みOK」と書かれていた店舗に依頼しました。

しかし、見積もりをしっかり確認せずお願いしたのが失敗でした。
TPMS付き/18インチ以上/外車扱いといったオプション料金が上乗せされ、
最終的な請求は1.8万円(!)
高くても1.2万円くらいかなと思っていたので、ちょっとショックでした。
作業自体は丁寧でバランスも良かったのが救いですが、
次からは事前に料金を細かく確認して予約するのが鉄則だと学びました。

使用感と街乗りとの相性
交換後は転がり抵抗が減ったためか、ステアリング操作は明らかに軽くなりました。


街乗りでの取り回しがスムーズで、電費も季節要因を差し引いても良くなった印象です。
(まだ長距離を走っていないので、はっきりした数値はこれから。)
- 静粛性:摩耗していたEcoContact 6Qよりも明らかに静か。
- 乗り心地:純正同等でまずまず良い。
- 操縦性:軽快さが増し、ハンドル操作軽くなった。
- 電費:細身化+転がり抵抗減で改善傾向。
全体として、乗り心地・静粛性ともに交換前よりわずかに良化。
減ったタイヤとの比較なので「当然」といえば当然かもしれませんが、それでも街乗り中心の用途では十分満足できる仕上がりです。
このタイヤ、新品でも安価なのでコスパの良い選択肢です。1本1万円ほどなので純正よりもかなり安く買えます。
純正サイズもありますが、電費重視なら215幅もアリだと思います。
費用まとめ(概算)
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
タイヤ本体(4本) | 21,000円 | ヤフオクで購入(送料込) |
組み替え・バランス調整 | 18,000円 | 持ち込み交換(TPMS・外車扱い含む) |
合計 | 39,000円 |
ホントは総額を3万円程度に抑えたかったですが、工賃が高くつきました。。。
それでも4本新品交換するよりは安く済んだと思います。
まとめ
あまりネットでも情報のないBYD ATTO3のサイズ変更してのタイヤ交換を無事終えました。
純正タイヤは思っていたより距離持たなかったですが(変更街乗りオンリーで22,013km→残り溝3.0〜3.5mm)、程よい値段でタイヤ交換することができました。
「EVだから減りが早い」というより、発進・停止の頻度や運転リズムが摩耗を左右するようです。今後も適時ローテーションして寿命を延ばしたいと思います。
しばらくはこのDX640で電費と乗り心地を観察していく予定です。交換してまだ1週間ほどですが、今のところ乗り心地・静粛性もかなり満足しています。
タイヤが細くなったこともあり、走行感はすごく軽くなったので電費が良くなることも期待できそうです。
このDavanti DX640はATTO3のタイヤ交換候補として、性能・コスト面でかなり良いタイヤだと感じています。今後もATTO3の整備ネタあれば記事にしようと思います。