当ブログではアフィリエイト・GoogleAdsenceによる広告を掲載しています

BYD DOLPHIN発売! 日産サクラと比較したらどっち買う??

スポンサーリンク




ついに中国自動車メーカーのBYDの大注目(私だけ!?)EV新車種ドルフィン(DOLPHIN)が発売となり価格が発表されましたね!

BYD ATTO3を発売直後に予約・購入した私にとっては大注目だったのです。

中国車ということで嫌悪感を覚える方も多いと思いますが、良いものは良いので日本メーカーの競争力向上の為にも目をそらさず評価したいと思います。

スポンサーリンク



BYD DOLPHINの価格

2023年9月20日に発表されたBYD DOLPHIN(ドルフィン)の価格は以下の通りです。

  • 363万円~ (ベースグレード)
  • 407万円~ (ロングレンジ)

(↓BYD HPよりhttps://byd.co.jp/e-life/cars/dolphin/

価格はベースグレードで補助金を加味すると実質298万円~となり、かなり戦略的ですね。

補助金について、詳しく考えてみます

CEV補助金額は65万円

CEV補助金額は65万円とのことですので、型式指定がとれていないからでしょうか?

ATTO3は型式指定が取れており、補助金85万円貰えるようになっていたので意外でした。

4月に納車され、日々乗っている初めての電気時自動車BYD ATTO3ですが、嬉しい通知が来ました。 CEV補助金...

近いうちにCEV補助金の案内ページが更新されると思いますが当面は補助額は65万円のようです。

DOLPHIN発売時には型式指定が間に合わなかったということで65万円の補助金でスタートし、今後型式指定が取れたら補助金額が85万円になる可能性があると思います。

うーん、かなりすごいことになっています。

CEV補助金が今後85万円になると価格競争力はハンパないです。

補助金は申請後入金まで数ヶ月かかるので一旦は車両価格全額払う必要がありますがすごくお得です。

補助金を支払い前にもらう方法

私がATTO3購入時にした方法で補助金を、全額支払い前に貰う方法を紹介します。

答えは簡単です。

全額ローンを組んでしまえば、支払いより前に補助金が貰えてしまいます。

私の場合は金利1%台の銀行ローンを最長の10年で組みましたので、新車価格440万円のATTO3でも月々の支払い額は約4万円です。

BYD ATTO3のサブスクリースとローン、一括払いどれがお得か検証してみました

ローン支払いが始まって4ヶ月目くらいでCEV補助金85万円が入金されました。

まだ、ローン返済で12万円ほどしか支払っていないのに85万円の入金があったのでなんだか得した気分でした。

マイカーローンはお得

以前は一括払いでしか車購入をしていませんでしたが、低金利で借りられるのならマイカーローンを組んだ方がお得なことに気付きました。

月々の支払いは給与収入があるので問題ないので、入金された補助金85万円はすべて手堅い投資に回して運用しています。

マイカーローン金利が1%台であれば金利分を支払ったとしても、浮いたお金と入金された補助金を手堅い投資に回してマイカーローン金利以上の利回りで運用することは難しくないので、損するどころか資産を増やすいい機会になっています。

CEV補助金の保有義務がある4年後以降に車両売却するときに残債を精算すれば、ローン期間中の投資運用を加味して得する可能性は高いと思います。

補助金をもらった後ローン支払いが嫌になったらいつでも繰り上げ返済できますし、一括で車購入資金を支払うよりローンで車を買うことは有利だと思います。

車両価格に対する補助金割合を他車種と比較

今回はドルフィン発売の記事なので、競合となり得る軽EVの日産サクラと補助金額の割合という観点で比較してみたいと思います。

補助金に注目したいので、車両価格に対する補助金額の割合を比べてみます。

BYD ATTO3

  • 車両価格:440万円
  • CEV補助金:85万円
  • 補助金額の割合:19.32%

BYD DOLPHIN (スタンダード)

  • 車両価格:363万円
  • CEV補助金:65万円
  • 補助金の割合:17.90%

BYD DOLPHIN ロングレンジ

  • 車両価格:407万円
  • CEV補助金:65万円
  • 補助金の割合:16.13%

日産サクラX

  • 車両価格:254.87万円
  • CEV補助金:55万円
  • 補助金の割合:21.58%

日産サクラ G

  • 車両価格:304.04万円
  • CEV補助金:55万円
  • 補助金の割合:18.09%

補助金割合の大きさ

補助金額って実質的な割引みたいなもんなので、お得度を測るうえで補助金による実質割引率という観点で比較してみました。

車両価格に対して補助金額の大きさでは日産サクラXグレードが21.58%で一番良いですね。

次点で私の購入したBYD ATTO3(19.32%)です。

サクラも上級グレードG(18.09%)だとATTO3よりも悪くなってしまいます。

そして、今回発売されたBYD DOLPHINが17.90%/16.13%(ロングレンジ)です。

補助金額85万円になったとしたら・・・

もし、BYD DOLPHINの補助金額が型式指定がとれて満額の85万円になったとしたら、、23.41%/20.88%(ロングレンジ)となります。

日産サクラベースグレードよりもBYD DOLPHINベースグレードの補助金額割合が大きくなります。

ベースグレードのDOLPHINが実質価格278万円~購入できてしまうことになるのでお買い得すぎます!

日本の補助金制度は本当は中国車なんて優遇したくはないのでしょうが、BYDはルールに乗って商品力あるものを売っているので仕方ないです。

もしかして来年度の補助金制度は、より国産車優遇するよう改変する可能性があると個人的に思っています。

日本メーカー、本当に頑張ってほしいです。

もし次に購入するなら、、

サクラの下位グレードXは装備もかなり簡素ですが、軽自動車の取り回しの良さで近所使いの足として使うには絶対的な価格の安さがあるのですごく価値あると思います。

ただ、満充電あたりの航続距離が100kmちょいなので充電プラグに繋ぐ頻度がかなり多くなることが予想され、少し遠くまで無充電で行って帰ってくるにはかなり不安があるのでセカンドカーとしても私は役不足に感じます。

実際、サクラを購入契約する直前でやめてBYD ATTO3を購入しましたが、バッテリー容量に余裕があって良かったなと思っています。

セカンドカーでもなく、サードカーがもし買えるのであれば超近所用の車として小回りの利く軽EVである日産サクラは最適になりそうです。

一方、サクラの上級グレードG(304万円)になると価格はBYD DOlPHINベースグレード(363万円)と近くなり、補助金加味した価格差は約50万円です。

装備内容を比較すると、サクラGよりもBYD DOLPHINベースグレードの方が充実しており、なんといってもバッテリー容量が倍の40kWhもあります。

セカンドカーEV自宅充電運用にちょうど良いバッテリー容量は

サクラのバッテリー容量が不足していると直感的に思いましたが、実際どれくらいが最適なのでしょうか。

自宅充電とセカンドカーとしての運用する観点から考察したいと思います。

わが家の場合深夜時間帯23時~翌7時まで電気料金が安いプランなので、自宅充電はこの8時間を狙って充電しています。

BYD ATTO3に乗り始めて1ヶ月、1000キロ程走行しました。 今回は、自宅新築時に取り付けてあったEVコン...

安価に設置可能な200V/15A電源は、1時間当たり3kWhの充電量です。

つまり1回(1晩)の充電は約8時間で最大約24kWh入る計算です。

うちのBYD ATTO3は58.56kWhのバッテリー容量ですので、一晩充電しても35~40%程しか回復しません。

でも、容量に余裕があるおかげで好きなタイミングで充電することができ非常に快適に使えています。

充電ケーブル挿すのが億劫でないときは残量60%台になったら充電して翌朝満タン近くにしています。

残量が50%でも150kmくらいは走れる計算なので、充電ケーブルを挿すのが嫌な雨天時などは充電せず、翌日以降に充電する等臨機応変にしています。

今のところ充電頻度は5日~7日に一度くらいで運用できています。

少ないバッテリー容量だと・・・

バッテリー容量20kWhの日産サクラだと、1晩で余裕で満タンになりますが安い電気料金時間帯を持て余すことになります。

サクラのバッテリー残量が仮に20%だと、20kWhx20%=4kWhで、満タンまで16kWhなので5~6時間もあれば満充電可能です。

でも、これを毎回乗るたびにやるのはやや面倒です。

充電ケーブルを挿す回数はできるだけ減らしたいので一度挿したら時間一杯充電し続けて欲しいものです。

充電時間に雨でも翌日乗るなら充電が必要で、濡れながら充電プラグを挿すのはストレスです。。

40kWhが最適!?

ATTO3は60kWh近いバッテリー容量なのでかなり余裕ですが、セカンドカーとしてはここまで大容量でなくても良い気はしています。

残量20%付近からの充電だと二晩以上必要(夜間のみ充電)なので1度残量を減らしてしまうと自宅充電での満タンが遠く感じます。

もし、バッテリー容量が40kWhだとしたらどうでしょうか。

40kWhのうち、充電1晩分24kWhは60%相当です。

つまり、1晩で60%回復するという事なのでちょうど良いのではないのかなと感じます。

満充電時の航続距離も250km程は走れると思うのでセカンドカーとして余裕をもって、自宅充電を効率よく使い切ることもできそうです。

バッテリー容量が多い車両は重量も重く、高額でもあるのでセカンドカーとしては40kWhくらいの容量が最適なのではないかと実際にEVを乗っていて感じています。

まとめ

BYD DOLPHINのベースグレードは40kWhのバッテリー容量で、セカンドカーとしては現時点で最高の車だと思います。

日産サクラのような軽EVは軽自動車規格であるメリットと、日産ディーラーがある安心感にのみ価値があると思います。

今回発売されたBYD DOLPHINは装備内容・室内の広さ・安全装備も比較すると日産サクラよりも圧倒的に優れており、補助金額が今後増額されるようなことがあればまさにコスパも神クラスです。

自宅充電ができる人にとってセカンドカーとしてBYD DOLPHINはおすすめです!

BYD実店舗でもう実車があるようですので、試乗してみてはいかがでしょうか。

私も近日、BYD ATTO3の点検&リコールでBYDディーラーへ行くので実車に触れてくるつもりです。