リアブレーキパッド残量残り5,000kmの表示が出たという記事を前回書きましたが、その表示が出て約2週間が経ちました。
積算走行距離は319,659kmです。もうすぐ32万キロというところでの作業記録になります。
もくじ
リアブレーキパッド残量センサー不具合
前回の記事で、リアタイヤを外しパッド残量に問題がなかったのでセンサーの不具合を疑いました。
おそらく一旦センサーが断線等して、残量「少」を検知するとその時点で残走行可能距離は強制的にカウントダウンが始まるみたいです。
残り5,000km表示が突然出てからは順調(?)に距離が減り続けていました。
実際のパッドに問題がなくても警告が出続けるのは気分が良くないですね。
もう残り1,000kmの表示となったところでようやく交換作業ができました。
部品は海外通販で入手
ブレーキパッドセンサーは消耗品でもあるので社外品が出回っています。
中国のAliexpressでの通販が激安だったのでここで購入してみました。
AliExpress.com Product – Front+ Rear Brake Pad Wear Sensor Set for BMW X3 F25 X4 F26 Auto Car Accessory Brake Lines OEM NO 34356790303+34356790304↑前後セットでたったの1,126円(送料・税込み)でした。
今回使用するのは後ろのだけですので実質600円以下!?
これはもうタダ同然な値段でしたが、もしまともにディーラーで作業したら高くつきそうですね。
↑一応、国内の通販サイトでも入手可能ですが少し価格は高めです。
重要なブレーキ部品の一部ではありますが、パッド残量を検出するだけのセンサーですので一番安い部品で良いという判断をしています。
Aliexpressは中国のECサイトですが、安くてすごく良いものがたくさん売られているので最近よく利用しています。
ちなみに、同じくAliexpressで先日購入して取り付けたAndroidモニターにも大満足しています。
商品は中国からの発送でしたが10日ほどで無事届きました。
使用した工具類
(タイヤ脱着に必要なもの)
・ジャッキ
・トルクレンチ
・インパクトレンチ
(配線を取り外すのに使用)
・マイナスドライバー
以上です!
タイヤ脱着さえできる工具があればその他特集工具はほぼ不要でした。
交換作業
次はいよいよ交換作業ですが、「やってみればわかる」といった感じであまり迷うところもはく、難しくはありませんでした。
作業時間は写真撮影や掃除しながらゆっくりやっても1時間半程で完了しました。
ブレーキパッド残量センサー交換の実際にやった手順を以下記載します(これで正解かはわかりませんが。。)
右後ろタイヤ取り外し
リアのブレーキパッドセンサーは右側の内側にしかついていません。
なぜ左側にないのかはわかりませんが片側だけ減ることはあまり考えられていないのですね。
経験上、ブレーキキャリパーの経年劣化・固着等でブレーキパッドが均等に減らないことは多々あるので、右側内側についているセンサーの情報だけを頼りにするのは危険だと感じています。
しっかり定期的に目視することは重要ですね。
と、いうわけでジャッキアップして右後ろのタイヤを取り外します。
今回も、インナーガレージのおかげで子供を寝かせた後に夜間屋内で作業ができてほんとありがたいです。
断線を発見
前回タイヤを取り外した際は気づかなかったのですが、センサーのケーブルが正規の位置からズレてホイールに接触していたと思われる跡が見つかりました。
赤丸部が断線しており、ケーブル内の線も見えてしまっています。
明らかにこのセンサーケーブルがダメだということがわかりました。
本来ケーブルが固定されているはずのところから外れてしまっていた。。
固定されていないケーブルがホイールに干渉して破損してしまったようです。
なぜセンサーがずれてしまっていたのかは気になるところですが、とりあえず交換を始めます。
新しいケーブルを配線
センサーケーブルを通す経路がわからなくならないように、古いケーブルを留めているクリップを外しつつ、すぐに新しいケーブルを同じところへ配線していきます。
↑クリップはマイナスドライバーを突っ込んで開きました
センサーケーブルを差し替える
センサーケーブルの端子はタイヤハウス奥にボックスがありました。
ブレーキパッドに取り付けられているセンサーを交換
配線はこれで終わったので、最後にパッド部のセンサーを交換します。
パッドが減ってくるとこのセンサーも一緒に削れる仕組みですね。
画像からもわかりますが、まだディスクローターまでのクリアランスは十分にありますのでパッド残量は問題ありません。
このクリップは指でつまんで簡単に引っこ抜くことができました。
センサー部の脱着はブレーキキャリパー取り外しは不要でしたのでとても簡単でした。
最後に清掃して元に戻す
ホイールを外す機会ってあまりないのでせっかくですので濡れ雑巾で可能な範囲で汚れをふき取りました。
Carlyでメンテナンスリセット
前回リセットできなかったメンテナンス記録も、これでセンサーの断線がなくなったので可能なはずです。
OBDⅡポートにアダプタを取り付けてスマホのCarlyアプリをBluetoothで接続します。
メンテナンスリセットで、今回はちゃんとリセットできました。
ナビ画面での表示は70,000kmと出ました。
フロントが残り120,000kmですのでだいぶ短めに出ている気もしますが、このまま無交換であと15万キロくらいはいけると思っています。
ちゃんと定期的に目視確認もして使えるところまでは使うつもりです。
まとめ
無事にブレーキパッド残量センサーの交換を終えることができました。
やってみた感想としては思ったよりもすごく簡単という印象です。
キャリパーに異常はなく、センサーの不良だけで自分で作業することができたので今回の修理費は部品代の1,123円だけで済んだのは良かったです
「自分でできることは自分でやる」と、知識もついてお金の節約にもなって満足感高いです。
作業を実施するにあたって、必要な情報はYouTube等で調べると海外の方で結構ありますので参考にしました。
何故断線に至ったかは不明なので少し気になりますが、この程度の修理であればもし次起こってもすぐ対応できそうです。
今回も軽微な修理で済み、もうすぐ32万キロになるF25 X3ますが、ここまでほんとにお金をかけずに乗れています。
これからも不具合は発生することもあるかもしれませんが、このままより長く良い調子で乗り続けられるようにしたいです。