BMW G05 X5に乗り始めて1ヶ月で3000kmほど走行しました。
やはりこの車、燃費を意識した運転すれば驚異の航続距離を達成できます。
もくじ
無給油で1400km到達
今回、通勤メインでとことんエコ運転をしてみました。
結果的に満タンか1403.6km走行して給油しました。
給油した時点での走行可能距離が76kmでしたのでまだ余裕はあったとおもいます。
1400kmといえば、東京駅から鹿児島駅まで一気に走れてしまう計算になります。
長距離トラック並に走れますね。
1400km超え航続距離の要因
1400kmを超える航続距離は予想以上でした。
F25 X3(2Lディーゼル)も相当航続距離が長くて、毎日200km程乗っても給油は週1回で済むので重宝していました。
G05 X5は車体もだいぶ大きく、エンジンも3Lのディーゼルとかなり違ったのでやや厳しいかなと思っていました。
正直、1200kmくらい行けばいいかなくらいに思っていたので嬉しい誤算でした。
F25 X3で出した無給油1322kmという記録を乗り始めて1ヵ月であっさり更新してしまいました。
燃費は18.84km/Lを達成
今回、満タンから1400km以上走行して満タンにしたところ、74.52L入りました。
燃費を計算すると18.84km/Lです。
車載燃費計だと19.6km/Lでしたので、4%程良く表示されています。
↑1403.6km走行(19時間46分・平均車速73.7km/h・平均燃費19.6km/L・アイドリングストップ時間49分39秒・コースティング距離380.4kmの内訳表示)
F25 X3も同じくらいの誤差なのでBMW全般的に実燃費の方が悪いと思います。
高速をエコ運転だけして燃費計測したレビュー等はネットを探しても見つからなかったので本当に低燃費運転したときの燃費は未知数でした。(この手の高額車って燃費をそこまで意識して乗っている人が少ないのかも)
燃費投稿サイトで同車種の平均燃費は9~11km/Lほど、良くても13~14km/Lだったので、F25 X3よりも悪くなることを覚悟していましたがG05 X5は自分で乗ってみて想像より低燃費でした。
ちなみにカタログ燃費では、もっと悪いです。
私のG05 X5はマイルドハイブリッドがつく前のモデルですので、WLTCモードで11.7km/Lです。
WLTC高速道路モードでも13.7km/Lです。
やはり私の乗り方は相当特殊なようです。
前回給油時の燃費が16.20km/L、その前は15.86km/Lだったので自分で乗ってみないとわからないもんですね。
一応、できる努力はして燃費向上に取り組んでいますので紹介します。
タイヤ交換
まず、購入時に装着されていたタイヤを交換しました。
中古で購入したときは純正オプションの前275/40R21、後315/35R21というバカ太いタイヤを履いていました。
残り溝も特に前輪はほとんどなくて、間もなく実施する車検もおそらく通らないレベルでした。
その為、今後のことを考えて前後275/45R20のタイヤ・ホイールへ変更しました。
後輪が315⇒275に細くなった効果はあると思います。(それでもかなり太いですが・・・)
タイヤ交換についても後日別記事にすると思います。
タイヤ空気圧
タイヤ空気圧はいつもかなり高めにしています。
いま履いているのはXL規格のタイヤなので特に高い空気圧でも大丈夫です。
前2.8/後2.8として走行抵抗を減らしています。
純正指定の2.2より明らかに転がり抵抗が少ないので燃費もだいぶ違います。
エコプロモードによるコースティング
G05 X5のエコプロモードはアクセルオフでコースティング(惰性走行)をしますので、とにかくコースティング状態を多用する運転を心がけています。
G05 X5は25km/h以上でコースティングするので低速域でも燃費良く走らせることができます。
コースティングはエコプロモードでしか作動しないので、常にエコプロモードで走行させています。
メーターにコースティングした距離が出るのですが、給油時には1404km中380kmもコースティング走行できていました。
走行距離のうち27%は惰性で走っていたことになります。
高速道路の緩やかな下りなどは、速度を落とさずかなりの距離を惰性走行することができ、その状態が長ければ長いほどぐんぐん燃費は伸びます。
もしマイルドハイブリッド付最新モデルであればコースティング中エンジン停止もするのでさらにすごい燃費になりそうで羨ましいです。
乗ってすぐ発進・到着後すぐエンジンオフ
あとは、基本的なことですが暖機運転の為にエンジンアイドリングは一切しないようにしています。
もちろんエンジンが暖まる前は負荷がかかる走行はしないようにしていますが、燃料消費の観点からエンジン始動時のアイドリング暖気は意識的にしないようにしています。
BMWの説明書もエンジン始動後すぐ走り出すことを推奨していますし、実際にF25 X3でそうした乗り方をしていて38万キロ以上走行できているので大丈夫なことは実証できていると思います。
同様に停車時もエンジンはすぐに切るようにしています。
昔のターボ車のようにアフターアイドルは不要です。
燃料タンク容量
G05 X5の燃料タンクは仕様上80Lあります。
大きな燃料タンクが航続距離の長さに寄与しているのは言うまでもありません。
残量警告が出るのは残り8L程だと思われるので、実質75L程は安全に使えそうです。
SNSサイトで同車種で75L以上給油している記録がちらほらあるので実際は80L以上入るのだと思われます。
旧式のF15 X5はタンク容量が85Lだったのでもしかしてそれと同じくらいあるのかもしれませんね。
使える燃料が実質75Lとして燃費を掛けると、18.66km/Lで1400km航続可能という計算になります。
もし燃費20km/Lであれば1500km走行という事になりますね。
より低燃費を目指して
乗り始めて1ヵ月程ですがG05 X5の燃費の伸ばし方は良くわかりました。
今後はさらにできることをやって満タン給油時20km/Lという燃費記録を見てみたいです。
まだ思いつくところではアルミテープチューン、オイル交換あたりをすれば20km/Lの大台を目指せる気がしています。
運転にストレスを感じてはいけないので常に超低燃費運転ができるわけではないですが、またひとつづつやって検証してみようと思います。