先日記事にした全館空調エアコンの不具合によって家全体のブレーカーが落ちるという状態、一応解決しました。
でも、やはり当然ですが修理までの間寒すぎました。。
もくじ
全館空調エアコンの故障
不具合が発生したのは2/15(土)の明け方でした。
朝起きたら家中の電気がメインブレーカーがトリップして停電していたのです。
停電した当日、1週間前にEV充電器を取り付けた電気屋さんに急遽来てもらって諸々確認してもらうとエアコンが漏電していることが判明しました。
(結果的に、この電気屋さんの工事が悪いわけじゃなくて偶然エアコン室外機が漏電したという状態でした。こんな偶然ってあるか?とも思いますが・・・)
すぐに工務店を通して全館空調エアコンメーカーへ問い合わせしてもらいました。
週末だったので、週明けの確認になるということでエアコンなし生活が確定しました。。
不具合原因と復旧までの期間
週が明けて2/17(月)に進捗を確認しました。
すると、エアコン室外機を2/20(木)に交換してくれることになりました。
ブレーカーが落ちる症状を伝えただけで現地確認するまでもなく室外機交換となったので、もしかして同様不具合事例があるのかもしれません。
ちなみに、うちの全館空調はOMソーラーの「パッシブエアコン」でエアコン本体は長府製です。
長府ってあまりエアコンとしてはメジャーでないメーカーですよね。(新築時ほかに選択できなかった)
室外機を自分でもチェック
原因が室外機のようだということで、いろいろ調べてみると室外機の中に虫や動物が入り込んで短絡を起こしてしまうという事もあるようです。
どうせ、交換するのならと自分で室外機を開けてみました。

もちろんエアコンのブレーカーは落とした状態で、電気工事士の資格はないので配線や配管は触らない範囲で確認です。
開けてみると基盤が確認できましたが、見た目では異物や虫などもなく配線の異常は見つかりませんでした。

ワンチャン、異物があってそれを取り除いたら復旧できるかもと思っていましたが、ダメでした。
素直に室外機交換を待ちます。。
室外機交換で復旧
予定通り、2/20(木)に室外機交換してブレーカーは落ちなくなりました。
やはり室外機の不具合だったということでちゃんと直ったのでとりあえず安心です。
今回の交換は保証修理で無償対応していただけました。

室外機の復旧後は冷え切った家全体を温めるのに、全館空調エアコンが数時間フルパワーで動いていたのでびっくりするくらいの電力消費でした。
家をフルパワーで暖めている間は常時3~5kW以上と、EV充電しているときくらいの電力消費が数時間続きました。
うちの全館空調エアコンは5.6kW機ですが、4kW機でも十分だなと改めて思いました。
(5.6kWの能力はこういうイチから暖めるときくらいしか使われていない・・・)
エアコンが無い間の室温
2/15(土)の明け方にエアコンが壊れてから、2/20(木)まで5日間エアコンなしで過ごすことになりました。
室温変化をSwitchBotの温湿度計で取れていたので見返してみます。
普段のリビング室温変化
比較の為に2/14のエアコン故障前までのリビング室温変化が下記通りです。

19.5℃~22.3℃ですごく安定していて快適感じですね。
エアコン故障後のリビング室温変化
エアコンが使えなくなったのが2/20ですので、以降の変化です。

見事な右肩下がりの温度変化ですね。。
途中上がっているのは電気式スポットヒーターを稼働させているからです。
それでも床下からじわじわ冷え切ってしまい、2/20の朝にはリビングが13℃にまで下がってしまいました。
2階の寝室はもっと低くて10℃くらいになっていたのでなかなか厳しい状況でした。
2/20に室外機交換してからは一気に上昇して翌日からは室温がまた安定ています。
まとめ
全館空調ってエアコン1台で家全体を冷暖房するので、全部屋快適なのは大きなメリットです。
デメリットとして故障時のリスクは当初より認識していましたが、正直10年くらいは故障可能性は低いと思っていました。
うちは2021年に新築したばかりです。
つまり、3年を超えたところでのまさかのエアコン故障でした。
しかも運悪く大寒波の真っただ中にエアコンを失うという状況を経験してしまいました。
ただ、室温変化を見て分かる通り、数日かけて家全体が冷えて行ったので素早く対応できれば何とかなるということも実感しました。
冬場であれば暖房器具をすぐに調達すればしのげそうです。
とりあえず、エアコンは直ったのでよかったですが、夏場に故障したときのことを考えると暑がりの私としてはちょっと怖いのでまた対策は考えておこうと思います。。