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本格DIYウッドフェンス工事ー図面作成編

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インナーガレージ付注文住宅外構ウッドフェンス工事の設計図作成編です。

DIYで作成する事を決め、使用する素材もハードウッドのイタウバにしようと決めたので実際に図面を書いて必要資材を発注するという段階になりました。

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図面は必須

YouTubeで「ウッドフェンス」と検索すると、作成の様子をアップされている動画をいくつか見つけることができます。

皆さんすごく簡単に短時間で作業しているよう編集されていて、下準備である図面作成には触れられていないことがほとんどです。

でも、作業のためには当然ですが、材料を揃えるためにも図面がないと始まりません。

図面を書かずに感覚で資材を過不足無く準備できる人は普通いないと思います。

私は図面など書いた経験はありませんでしたが、エクセルで書いてみることにしました。

本当はCADが使えたら良いのでしょうが、慣れ親しんでいるエクセルの図形を使って書いてしまいます。

完成した図面計画

樹種もハードウッドにすると決めたので入手できそうな木材サイズを想定して図面を起こしてみました。

南米産のハードウッド材「イタウバ」を使用したウッドフェンスの計画です。

上から見た図面
横から見た図面

高さ約2.2m、長さ約6m x 約2.5mで一ヶ所コーナーを作って強度も意識しています。

1辺だけのフェンスと比較してコーナーが1点でもあると全然強度が違うようです。

2200mmという高さのあるフェンスですので、3mの柱材を注文するとして地中埋め込みは計画では800mm程としました。

一応、手伝いに来てくれる庭造りプロの友人にも確認してもらい何度か修正して問題なさそうでしたのでこの図面の計画で進めることにしました。

必要資材を発注

作成した図面をもとに必要な資材を発注します。

木材の注文先は「リーベ」さんです。

戸建てであれば個人宅へも配達してくれるのでDIYの頼もしい味方です

注文した資材

図面を基に発注した資材を紹介します。

柱材

  • イタウバ90x90x3000 8本

高さを地面から2,200mmとするので、3,000mmの残り約800mmが地中に入ることになります。

実際は2,200mmで高さを水平に揃えると地面の高低差によって地中には800mmぴったしにならないと思います。

この柱の数も何本にするか悩みました。

フェンス設置場所の長さと柱の数によって柱間の長さが決まってきます。

↑青丸の柱を何本配置するか悩みました

長辺側を1本増やすと柱間が約900mmとなるのでその方が良いのかなとも思いましたが、短辺側も同じ900mmの柱間とすると少し中途半端になってしまいそうでした。

最終的に柱間が1,200mm弱となる柱数8本としました。

ウッドフェンスの柱間は1,200mmくらいまでならまぁ大丈夫ということと、デザイン的なバランスも良かったので決めました。

フェンス材

ウッドフェンスのメインとなるフェンス板材の部分です。

厚さ20mmの材が売っていたのでこれをメインに使用します。

  • イタウバ 20x120x2700 30枚
  • イタウバ 20x120x1500 10枚
  • イタウバ 20x120x2400 13枚

長さ2700mm、1500mmのものは長辺のフェンス材です。

計画では長さ2,436mmの板を一段ずつ互い違いに14段配置します。

端は半分の長さの板が必要になります。

図面では長さ2,700mmの板は28枚あれば足りますが、30枚注文することにしました。

長さが短い1500mmが割安だったのでできるだけ短尺の割合を増やすつもりでしたが、友人のアドバイスで2700mmを多めに入手して切って使ったほうが良いとのこと。

木材って届くまでどんな材かわからないです。

長い材が大きく曲がっている場合もあるそうで、長いまま使いたい箇所に良い材をそのまま使って、曲がっている材は短くして使うなど選択肢が増えるので長い材の本数割合を増やしました。

値段差にも寄るのでしょうが、経験に基づいた友人のアドバイスは目からウロコでした。

長さ約2,300mm側には長さ2,400mmのフェンス材です。

こちらはちょうど良い規格の2,400mmがあったのでこれを段数分の13枚注文しました。

こちらの面が長辺よりも1段少ないのは、境界に隣家の高いフェンスがすでに有るため、下部は一枚分不要としました。

笠木用

  • イタウバ 30x145x2400 1本
  • イタウバ 30x145x2700 2本
  • イタウバ 30x145x1500 1本

フェンス上部に取り付ける屋根です。

↑赤く色分けした部分が笠木です

この笠木があるのとないのとでは耐久性が全然違うようです。

柱の太さが90mm、フェンス板材20mm厚で合計110mmあるのでそれよりも幅広の145mmを選びました。

コーナー用添え木

  • イタウバ 40x70x1800 1本

フェンスのコーナー部は1本の柱からだと片面しかフェンス材のビスが打てないので柱に添え木をしてもう片面も打てるようにします。

文字だと分かりにくいので絵にしてみます。↓

コーナー部は赤丸部の添え木をしてもう一面のビスを打ち込めるようにします。
↑図面では黄色の柱で表記した部分です

ハードウッド用ビス

ハードウッドはとても堅い為、普通のコーススレッドねじだと負けて折れたりするようです。

その為、専用のビスが必要です。

  • 匠力 ウッドデッキビス45mmx400本
  • 匠力 ウッドデッキビス55mmx100本

Yahoo!ショッピングで合計500本分注文しました。

これだけのフェンスとなると使用するビスの量も結構多いですね。

ウッドデッキ用のビスは何種類かあるので他のでも良いと思いますが、私はたまたまこのシリーズが安かったので注文しました。

フェンス材の板厚20mmに対しては45mmを、笠木は板厚30mmなので55mmのビスを使用します。

注文した本数には余裕があるので、余った分は将来ウッドデッキ製作に使用するつもりです。

ビスだけでも結構値段がするので少しでも安く入手できる通販が最適ですね。

まとめ

やっと図面作成と資材注文の段階となりました。


↑作成した図面から主な必要資材を拾い出した表を作成し、これを元に発注します。

似た種類があるので数量を間違えないよう注意して注文しました。

ビスの必要本数も図面を書かないと数えられないので図面作成は本当に重要です。

ウッドフェンスって作る前から考えることや図面作成が意外と大変です。

ここまででも結構時間がかかりました。

造作ウッドフェンスをやっている外構業者は限られていて、値段も高くなるのは実際にやってみるとすぐ納得しました。

すごく見えないところに工数がかかっています。

私は楽しみながらウッドフェンス計画を進めることができたのでコスト面はもちろん、満足感・達成感もありとても良かったです。

次は、資材が届いて実際の作業が始まりますが別記事に順番にまとめていきます。

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