軽EVの日産サクラに試乗してきました。
個人的に感じたことを記事にしたいと思います。
もくじ
試乗してきた
感想を簡単にいうとすごく良い車です!
各評論家が興奮して絶賛している車ですので、本当にその通りでした。
この車がマッチする人はかなり多いのではないでしょうか。
カタログやメーカーHPみればわかることは調べられるで、試乗時でないとわからないことを中心に確認しました。
航続距離
↓試乗車の航続可能距離です。
試乗車はバッテリ容量が78%でした。
カタログ値は180kmですが、メーター表示ではエアコンon状態でこの時99kmでしたので満タン時でも120km程度だと思われます。
冬場だともう少し悪くて100km程度になると思われます。
近所で使う分には十分だと思います。
ちなみに、走行モード「eco」「standard」「sports」を変更しても残距離の変化はありませんでした。
後席の居住性
子供の送迎で使うことが多い想定ですので、後席の居住性は気になっていました。
バッテリーが床下なのでどうなのかなと思っていましたがめちゃ広いです!
↑後席もスライド可能でかなり広く感じました。
EVは排気管を通す場所も不要なので床も完全フラットでしたので好印象です。
室内の広さは軽自動車としては文句なしの広さです。
スライドドア仕様が良かった気もしてましたが、軽自動車は全長が限られており、スライドドアの戸袋が十分に取れずに開口部を大きくできないので通常のヒンジドアでもいいなと思いました。
操作パネル(イマイチ)
エアコンの操作パネルがタッチパネル式なのですが、これが結構押しにくいです。。
ツルリとしていて、運転中に見ないで押すことが難しそうです。。
デザインはとても良いのですが、操作性は押した感触がないのでイマイチな感じがしました。
その他の内装と一体感もあり高級感あってすごく良いのですが肝心の操作性が微妙なので少し残念でした。
走行性能
試乗はほんの少しでしたが、走らせた感じはすごく良いです!
段差を乗り越える感じが普通の軽自動車じゃないです!
重たいバッテリーを積んで剛性を高めているボディやサスペンション・吸音材が最適ですっごく静かに高級感ある走りをします。
モーター駆動ですが最高出力は自主規制値の64馬力(47kw)のままです。
それなのに加速力はかなりすごいです!
サクラのトルクは195nmもあるので軽ターボエンジン車の約2倍もあってなかなか強烈です。
しかも無音のまま静かに無理なく加速するのはかなり新鮮です。
64馬力の自主規制値って意味あるんでしょうか・・・
「サクラ」というかわいい名前に似合わずかなりキビキビ走れるのでとても運転しやすいです。
e-Pedal
もともと、日産リーフやノートe-Powerなどのモーター駆動電動車で設定されていたアクセルペダルだけで加減速ができる機能についてです。
リーフやノートのe-Pedalは経験したことあるのですが、サクラのe-Pedalはアクセルオフしたときの減速が弱い印象で好印象です。
それでも、ほとんどの場合アクセルオフでの減速で足りる範囲ですので従来のe-Pedalよりも扱い易くて、初めて使用してもすぐに慣れると思いました。
また、e-Pedalだけで完全停止はせずに停止するにはブレーキペダル操作が必要となった点も個人的には良いと思います。
これなら運転が得意ではない妻が乗ってもうまく使えそうです。
試乗してみてまとめ
長年EVを作り続けてきた日産の経験が詰まっているすごく良い車だと感じました。
試乗時にはもちろん見積もりも作成してもらい、購入も本気で検討しています。
兄弟車である三菱のEKクロスEVもあるので購入するにはどちらが良いかを比較してじっくり考えていますのでまた別記事で整理したいと思います。