当ブログではアフィリエイト・GoogleAdsenceによる広告を掲載しています

EVの自宅充電の実際

スポンサーリンク




電気自動車BYD ATTO3を2023年4月より所有してセカンドカーとして毎月1,000キロ程乗ってとても快適に使えています。

ATTO3購入以前はEVを保有したことはなかったので充電に関して経験がなく、どんな感じの運用になるか未知数でした。

今回はEV充電に関して、実際に自宅充電で運用してみての所感を記事にます。

少し時間が経ってしまいましたが、発売とほぼ同時に注文していたBYD ATTO3が4月下旬に納車されました。支払総額等について記事にしました。
スポンサーリンク



自宅充電が100%

うちのATTO3は購入以来、自宅以外では充電をしたことがありません。

厳密にはお試しで道の駅の無料急速充電を繋いだことはあるのですが、充電できるか試した程度で10分程でした。

普段の運用は100%自宅での充電で賄っています。

自宅充電設備について

自宅に設置している充電設備は200V15Aの一般的な屋外コンセントです。

家を新築する際に設置したもので、一応電気自動車も充電できるようにと初めから用意していたものです。

上のコンセントがEV用200V
BYD ATTO3に乗り始めて1ヶ月、1000キロ程走行しました。 今回は、自宅新築時に取り付けてあったEVコン...

出力は3kWなので時間がかかる

出力は200V15Aですので最大で3kWです。

うちのATTO3はバッテリー容量が58.56kWhですので0%から満充電するには単純計算で約20時間程かかることになります。

より高出力な6kW以上の普通充電も設置できるように自宅配管は用意しているのですが、今のところ必要と感じていません。

もし6kWで常時充電してしまうと、エコキュートやエアコン稼働時間と重なった場合契約電力量が上がってしまうので、今後走行距離の多いメインカーでEVを乗るようになったら考えます。

普段の充電パターン

ATTO3はセカンドカーとして毎日子供の送迎や最寄り駅までの通勤に使用しています。

1日の使用電力量

1日の走行距離は30~40km程です。

この走行距離で、1日で使用する電力量を計算すると約6kWh(電費5km/kWhとして)ですので、1日で100%中10~15%程消費しています。

100%から使用すれば1週間は無充電で持つのですが、充電出力が3kWだと一気に満充電ができません。

充電は深夜料金時間帯

わが家は関西電力の夜間料金が安いプランを契約しており、23時~7時の安い深夜時間帯に、エコキュートや食洗器の稼働を集中させています。

EV充電に関しても、もちろん深夜時間帯を狙って実施しています。

充電時間は7~8時間

電気料金の安い時間帯は23時~7時の8時間です。

充電器の定格3kWフルで深夜料金の時間帯流し続ければ8時間x3kWで24kWhですが、車両の充電タイマー設定を少し余裕持たせて23:10~6:50としていることと、実際に3kWちょうどは入っていかないので正味7時間充電として計算しています。

↑自宅充電中は2.8~3.0kwの表示

一晩での充電35%回復

つまり、一晩で回復できる充電量は7時間で21kWhほどです。(3kWx7時間=21kWh)

ATTO3の%表示に直すと約35%回復できます。

35%、約21kWhは通常の使用で3日分くらいですので、4~5日に1度充電器を繋いでいる状況です。

深夜料金の時間帯にこだわらず充電時間をもっと長くとれば在宅時間で50%程は回復できそうですが、それでも使い切ってからの充電だと2日以上はかかるので今のところ安い時間帯だけを使用しています。

50%を目安に充電

1回の充電で35%回復ですので、残量が50%程になったら充電するような感じで基本的に運用しています。

50%→85%といった具合の充電を数日に一度行う感じです。

充電回復量は少ないと思うかもしれませんが、自宅だと「充電を待つ」といった感覚ではないので全く気にならないです。

定期的に100%充電

BYD ATTO3のバッテリーはLFPバッテリーなので100%充電することが推奨されています。

ですので、月に1度程度は2日連続で充電して100%充電をするよう心がけています。

LFPバッテリーで中途半端な継ぎ足し充電を繰り返すと、バッテリー残量が把握しにくくなることがあるらしいです。

充電に関するストレスはない

セカンドカーとして使用している限りは、数日に一度の自宅充電は苦になりません。

ATTO3はバッテリー容量もそこそこ大きいので、50%くらいになって充電しようとした日に天気が悪くてプラグ触りたくないときなどは翌日にしたりもしています。

自宅充電だと余裕を持って運用できているし、ガソリンスタンドへ行く手間がなくなったのはかなり大きいです。

EVは大満足だが

EVを初めて所有して運用していますが、セカンドカーに関しては正直もうガソリン車には戻りたくないです。

便利な自宅充電と低コスト

自宅充電、便利すぎます。

しかも、深夜電力で充電した場合のコストはガソリン単価150円/Lで計算すると燃費44km/L相当くらいになるのでかなり安いです。

※ATTO3のバッテリー容量58.56kWhで300km走行可能(電費5.1km/kWh)として計算。

→58.5kWh充電の深夜電気代は17.5円/kW x 58.56kWh ≒ 約1020円

→100%充電=1020円で入れられるガソリン量は1020円 ÷ 150円/L = 6.8L

遠出するには不便な面も

ATTO3で300km以内であれば無充電で走れますが、それ以上の距離となると経路充電が必要になります。

私は充電カードは持っていないので急速充電スポットを利用するのは面倒です。

また、300km程度の実質走行可能距離だと200kmを超えるとバッテリー残量がやはり気になってしまいます。

↑230km程高速走行して残量28%。残量が気になってきます

残量持つとわかっていても20%台くらいになるとどうしても充電をいつするか考えてしまいます。

これは現在の公共充電インフラがまだまだ脆弱で利用しにくいのもあって不便に感じます。

あくまで、自宅充電で賄える範囲に限ってEVは最高です。

メインカーがEVになるのはいつ?

セカンドカーや日常の足としてEVがすごく良いのは運用してみて実感しています。

一方で、遠出をする車がEVに置き換わってもストレスなく運用できるようになるにはもう少し時間がかかると感じています。

車両の航続距離は実走行で600km程度欲しいですが、それを実現できているのはまだまだ一部の高額車のみです。

また、旅行などの遠出をするには超高速な充電性能とそれに対応した経路充電設備、目的地充電が可能な宿泊施設や商業施設の充実(こちらは6kW程度の普通充電で良い)が整えば今乗っているディーゼル車もEVに置き換えることができそうです。

いつになることでしょう、、。

2024年現在、日本国内での諸外国と比較したEV普及の遅さを考えるとはあと5年は必要かなという個人的予想です。

国内自動車メーカーは国際競争力の為にも開発を急いで政府も全力で後押しして欲しいです!

それまではディーゼル車で無給油航続1000km以上を活用した長距離移動、サブのEVで日常使いという現在のスタイルで運用しようと思います。

BMW G05 X5に乗り始めて1ヶ月で3000kmほど走行しました。 やはりこの車、燃費を意識した運転すれば驚...
先日9年目の車検を通したばかりのBMW F25 X3がとうとう40万キロの大台に到達しました! 30万キロ達成か...