当ブログではアフィリエイト・GoogleAdsenceによる広告を掲載しています

44万キロのBMW X3 ホイールボルトが固すぎる!→ボルト穴修正しました

スポンサーリンク




先日、スタッドレスタイヤへの交換を実施しました。

今年も11月のまだ暖かい時期にスタッドレスへの交換を済ませました。 夏タイヤのミシュランプライマシー4が累積11...

スタッドレスへの交換作業の際、前回交換時から怪しかったホイールボルト穴を修正、ボルト交換もしたので記事にします。

スポンサーリンク



ホイールボルトが固くて動かない!

たぶん、去年の交換時もそうでしたが、今年の5月に夏タイヤに交換したときにははっきりと症状がでていました。

↓交換時の記事にも記載あります。

2024年も5月中旬になりましたが、ようやく夏タイヤへの交換を行いました。 自分用の記録として記事に残します。 ...

このボルトの渋さは4月に中古スタッドレスへ交換したときもタイヤ交換屋さんにも言われていました。

BMW F25 X3をなんだかんだ走らせ続けてもうすぐ42万キロです。 BMWってこんなに走れるのは自分でもびっ...

毎回、取付時はトルクレンチである程度正確に規定トルク140nで締めていますので、締めすぎということではないです。

140nのトルクに至るまで、ネジが回りきらないというか、かなり力を入れないと最後の方は回らない印象でした。

5月の取付時は、全ホイール、全ボルトけっこう苦労して140nの規定トルクまで締めたので今回の交換時は何かしら対処が必要だと思っていました。

もう外すことはできないんじゃないかってくらいボルトが回らなかったんです。

ホイールボルト・ボルト穴の修正が必要

明らかにボルト穴、ホイールボルトの問題っぽいです。

ネジ山がおかしくなっていると思われます。

幸い、前回の夏タイヤへの交換時はボルトがねじ切れたり折れることなく取り付けはできたので今回のスタッドレス交換時に対処することにしました。

ディーラーに言うと大掛かりになりそう

今年になってディーラーと話す機会があったのでホイールボルトの渋さを相談しましたが、「ネジ山修正はないですねー、ハブ側交換だと思います」とのお話。。。

これでは話になりません。

まともに依頼したら10万円以上コースになる予感です。

新品ボルトを準備

当然、自分で対処することにしましたがボルトは交換してしまうことにしました。

ホイールボルトの純正部品番号をディーラーで聞いて該当品を注文することにしました。

(ちょうどEGRのリコール交換作業があったのでその際に調べてもらいました)

ボルトは各タイヤ5本、全部で20本ですが純正品はけっこう高くて、中国の通販サイトAliExpressで注文しました。

純正品番は「36136890324」。ボルトの長さで品番が違うので迷いましたがディーラーでの確認を信じて探しました。

安くなるタイミングを見て注文し、送料込みで3,675円でした。

注文したのはコレです↓

https://s.click.aliexpress.com/e/_DdAKHpX

1週間程で配達されました。

何と、ボルト1本ずつ丁寧に小袋に入れられた状態で送られてきた
個数を確認、ちゃんと20本同じものが届きました。

ちなみに、国内のAmazonや楽天ではけっこうお高いです。

安く購入できる国内の通販サイトは他にあるのかわかりませんが、私は気にしないので中国通販で購入しました。

タップを準備

ボルトは新品交換するとして、車体側ネジ穴の山を修正する工具も準備しました。

タップとダイスはセットで持っていたのですが、ホイールボルトの太さのものは持っていなかったので新たに購入しました。

これもAliExpressで購入しました。

m14 x 1.25のタップとダイスセットで1,300円くらいで購入できました。

https://s.click.aliexpress.com/e/_DBjdolx

タップは国内Amazonでもまぁ買ってもいいかなという値段でした。

あまり使う機会はないと思いますが、BMW車のホイールボルト穴修正するには必要です。

タップを回すためにはハンドルも必要です。

ホイール穴修正

工具と新品ボルトの準備できたので、タイヤ交換に取り掛かります。

タイヤ取り外しが固い!

スタッドレスタイヤへ交換にあたり夏タイヤを取り外すのですが、予想通りかなり固くて回りません。。

いつもはジャッキアップしてから充電式インパクトレンチで回せるのですが、厳しそうなのでタイヤを接地させた状態でスピナーハンドルを使用して緩めました。

こいつで体重をかけてボルトに力を加えるとなんとか動きました。

4輪のボルト合計20箇所ほとんど同じような状態で固かったです。

なんとかボルトを破損させずに取り外すことができたので一安心です。

あとはボルトを新品へ交換してボルト穴修正です。

新旧ボルト。右が新品で左が44万キロ以上使用した純正

タップで修正作業

F25は14mx1.25ピッチのネジ山です。

準備していたタップをボルト穴へ差し込んでタップハンドルで回してネジ穴を修正です。

こんな感じで全箇所ネジ山修正作業

タップでねじ込んでいくと、奥の方がかなり抵抗があって回りにくい感じがします。

そこを力を入れて「ギギーっ」と音を立てながらネジ穴を再建していきました。

なかなか力がいるのと、20箇所全てやったので手が痛くなったのと時間がかかりました。

場所が場所なので切削油などは使用せずドライの状態でやりましたが、一応全箇所奥まで回し切ることができたのでネジ穴は修正できた感じがします。

ボルト締め付けがスムーズになった

新品ボルトへの交換とタップ作業の甲斐があって、タイヤを装着してボルトを締めていくと手で最後まで回るようになりました。

手で回せるところまで締めて、最後はトルクレンチで規定の140nまで無事締め付けることができました。

ボルト穴修正前は途中から全然手で回らなくて無理やり締めていた感があったのですが、今回作業したおかげでとてもスムーズになりました。

ディーラーへ安心して点検へ出せるようになった

今回、ホイールボルト穴修正という面倒な作業をしましたが、これで安心してディーラーへ点検へ出してタイヤ脱着してもらうことができそうです。

おそらく、そのまま点検に出していたらタイヤ脱着がスムーズにできなかったので、ややこしい話になるところでした。

ディーラーでタイヤが外れず、最悪ボルト破損するようなことでもあれば作業時間が伸びるだけではなく、ハブ交換、追加料金、作業断られる、新車乗り換え薦められるなど想定できるので事前に自分で対応できて良かったです。

ホイール脱着は丁寧にやろうと思います

今まではタイヤ交換時のホイール装着は、ボルトを取り付ける際に電動工具を微速で使用して取り付け作業をしていましたが、今後は必ず手で止まるところまで回すようにしようと思います。

電動工具を使ってしまうと、いくら低速で回しても微妙なネジ山の感覚がわからないので、手で回して違和感がないか確認しながら作業するようにしようと思います。

これって整備士では常識なのかもしれませんが、今回の件はいい経験になりました。

とにかく、無事に対処できてよかったです。

50万キロ目指してます

私の2014年式F25 X3は現在44.1万キロでタイヤ脱着回数は夏冬タイヤ交換と定期点検で30回以上にもなります。

脱着作業の繰り返しでボルトに負荷がかかっているのも無理ないですね。

50万キロがとりあえずの目標ですので、タイヤの取り付けボルトの不安が今回でなくなったので残り6万キロ、無事に走りきりたいです。