前回、X5の売り方をどう決めたかを書いてから、少し間が空いてしまいました。
オークション相場は370〜390万円と聞いていたので、そこを超えないと意味がない。相場超えを狙うなら輸入車に強い買取店を探す、という方針です。

間が空いたので、先に全体の流れを整理しておきます。実際にはカババに出品 → セルカのオークション → 買取店、の順に試しました。
この記事はその最初、個人間売買のカババの話です。方針としては買取店を探すつもりだったのに、いちばん最初に手を出したのはカババでした。
出品するだけなら費用がゼロなので、いちばんおいしい可能性から順に試す。「そこそこ高い値がついたらラッキー」くらいの気持ちで出してみました。
3月にF25 X3を手放していたぶんX5に乗る機会がぐっと増えていて、走行距離は7万km台に入っています。7万kmを超えたディーゼルのX5が、個人間売買でいくらで見てもらえるのか。
結論から書くと、カババでは売れませんでした。ただ、そこから紹介されたセルカのオークションで373万2,410円までは行きました。
カババの査定員が来て、撮影は屋上駐車場で
申し込むとすぐに日程が決まり、査定員さんが来てくれました。
待ち合わせ場所に指定されたのは、近所のショッピングモールの屋上駐車場。

言われてみれば納得で、屋上は空が抜けていて影が出にくく、まわりに余計なものが写り込みません。
平日の昼間だとほとんど車もいないので、貸し切りみたいな状態で撮影できます。
こういう場所選びからして、掲載写真の質にちゃんとこだわっているんだなと感じました。

ナンバーの位置にカババのプレートを付けて、前後・左右・内装と淡々と撮っていきます。

車両のチェックそのものは思っていたよりあっさりしていて、拍子抜けするくらい。
掲載価格は442万円
そして驚いたのが、撮影したその日のうちに掲載されたことです。
掲載価格は442万円。
個人間売買なので、業者の買取と違って中間マージンが乗りません。そのぶん売り手の手取りは高く出せる、というのがカババの売りです。
手取りは掲載価格そのままではない
ただし、掲載価格がまるごと入ってくるわけではありません。
カババは成約したときだけシステム利用料がかかります。出品価格200万円未満なら55,000円、200万円以上なら110,000円(税込)。
うちのX5はローンが残っていましたが、銀行のマイカーローンなので所有権は自分名義です。そのためディーラーローン等で必要になる所有権解除の代行(22,000円)はかかりません。
そこに安心出品サービスを付けました。個人間売買なので、引き渡したあとに不具合が出たときのことは考えておきたい。
というのも、このX5は新車から未交換のバッテリーがちょっと怪しい感じがしていたんです。
始動に不安があるほどではないけれど、年数的に次のオーナーが困る可能性はゼロじゃない。保証が付いているなら、付けておいたほうがトラブルなく気持ちよく渡せます。
これを合わせて、成約時に引かれるのは15万円ほど。
442万円で売れたとしたら手取りは427万円くらいという計算でした。
逆に言うと、出品しているだけなら費用はゼロです。
査定・撮影・掲載も無料で、出品を取り消しても違約金はありません。この15万円も成約したときだけの話なので、結果的に1円も払っていません。
ひとつ注意点として、出品中も車には乗れますが走行距離や状態の変化に応じて掲載情報をアップデートする必要があります。
F25を手放したぶんX5の出番が増えていた時期なので、ここは少し気にしながら乗っていました。
ここで決まれば理想的だなと思いながら、あとは待つだけの日々が始まりました。
問い合わせはゼロ。打診されたのはカババの一括査定だった
掲載から1ヶ月、問い合わせは0件
結果、問い合わせは1件も来ませんでした(;´д`)
442万円という金額が相場から見て強気だったのか、それとも7万km超えという距離を見て候補から外されていたのか。
理由は分かりませんが、掲載ページのアクセスも動く気配がなく、そのまま放置していました。
そんな状態が続いたところで、カババ側から連絡が入ります。
「このまま買取業者の一括査定にも出してみませんか」という打診でした。
個人の買い手を待つのではなく、提携している買取業者に金額を出してもらう形ですね。
断る理由もないので、そのまま話を進めてもらいました。
一括査定の最高値は348.7万円。これは論外だった
そして出てきた結果がこれです。

上位3社の金額はこうなりました。
- 1位:ネクステージ 3,487,000円(引渡期限 5/17・有効距離74,000km)
- 2位:グッドスピード 3,460,000円(引渡期限 5/24・有効距離74,000km・陸送引き上げ)
- 3位:O-RUSHインターナショナル 3,400,000円(引渡期限 5/16・有効距離73,500km)
最高値で348.7万円。
正直、論外だと思いました。
掲載していた442万円とは90万円以上の開きがあり、業者買取だからといってもこれは安すぎる。
セルカのオークションは週1回、金曜開催
一括査定を断ったあと、カババから次の提案が来ました。
セルカという業者向けオークションのサービスがあるので、そちらに出してみませんか、という紹介です。
紹介のメールが届いたのが5月12日。カババの掲載写真をそのまま使ってセルカへ出品してもらう形なので、こちらでやることはほとんどありません。
ただ、セルカのオークションは週に一度、金曜日の開催でした。
出品の手続きが終わっても、その週の金曜が来るまでは何も起きません。モデルYLの納車が5月下旬に迫っていたので、この数日はけっこう長く感じました。
入札は256万円から始まった
そして迎えた5月15日の金曜日。
出品完了、オークション開始、そして入札が入るたびに、メールが次々と届きます。

最初の入札は256万4,210円。
そこから355万2,010円、358万3,910円、366万3,110円と、5,500円や4,400円といった細かい刻みで少しずつ上がっていきます。
セリの実況を見ているようで、これはこれで面白い。
ただ正直なところ、本当にその場で競り合っているのか、それとも予定調和で刻んでいるだけなのかは、メールの文面からは分かりません。そこは眺めるだけにしておきました。
最終額は373万2,410円
そして届いたのが、オークション終了のお知らせです。

最終的な最高額は373万2,410円。内訳はこうなっています。
- 車両価格:3,333,000円
- 車両消費税相当額:333,300円
- 自動車税相当額:41,600円
- リサイクル預託金:24,510円
- 出品者負担自動車税相当額:0円
ここから、成約したときは成約手数料33,000円(税込)と商談成約手数料5,500円(税込)が別途かかります。
カババの一括査定の348.7万円からは24.5万円のアップ。
ただ、事前に聞いていたオークション相場は370〜390万円でした。373万円台は、その相場の下限付近ということになります。
しかも手数料を引くと、手元に残るのは370万円を切ってしまいます。
したがって、この金額では売りません。
相場を知っていたので、この金額では売らなかった
ここで「じゃあ373万で」と流されなかったのは、単純に相場を先に調べていたからです。
370〜390万円という数字を持っていれば、373万円が上限なのか下限なのかがすぐ分かる。この一線があるだけで、迷う時間がゼロになります。
7万km超えといっても2020年式のX5 xDrive35d。Mスポーツグレードでエアサス等のオプションも付いている付加価値がある車両だと思います。
それに、うちにはBYD ATTO 3もあり、X5がなくても生活は回るので、条件が折り合えばいつ手放してもいい。逆に言えば、安値で急いで決める理由がどこにもないわけです。
ここまでを時系列で並べると、こんな流れでした。
- 4月12日の掲載から約1ヶ月、問い合わせ0件のまま
- 5月10日:カババの一括査定、最高値348.7万円 → 断る
- 5月12日:カババからセルカの紹介メールが届く→出品依頼
- 5月15日(金):セルカのオークション開催、256.4万円から始まり373万2,410円で終了 → 断る
カババの出品は、この時点ではそのまま残しました。
並行して他のルートをあたるあいだの保険です。出品を維持していても費用はかからないので、外す理由がありません。
誤解のないように書いておくと、カババのサービス自体には不満はありません。
申し込みから撮影までが早く、掲載も即日。担当者の対応も丁寧でした。
カババに掲載してしばらく売れなければ一括査定を提案、それでもだめならセルカのオークション、と次の手を切らさずに出してくる。
なんとかして売り手が納得できる金額を引き出し、成約したぶんの手数料をもらう。そういうビジネスなんだろうなと思いました。
出品者からすれば費用ゼロのまま選択肢だけが増えていくので、これは悪くないサービスです。
今回は単に、うちのX5に集まった金額が納得できる水準ではなかった、という話です。
これからカババに出すなら紹介コードで30,000円
自分は成約しませんでしたが、カババの仕組み自体は試す価値があると思っています。
これから出品する人向けに、紹介コードを置いておきます。

紹介コードはこちらです。
U18EYE
これを使うと、カババで売却が成立したときに紹介者と紹介された方の双方に30,000円(Amazonギフト券)が出ます。

伝えるタイミングにだけ注意が必要です。
- 紹介コードは査定日程を調整する電話のときに伝える
- 取材(撮影)日程が確定してからでは適用されない
- 期間は2026年8月31日まで
そのほかの条件も一応書いておきます。
- 紹介された方の初めての出品のみ(複数台出品でも対象は1台)
- 特典はAmazonギフト券での送付
- 取引成立後、納車が完了した時点で権利発生
- 本人または家族・親族間での紹介登録は対象外
- 個人間売買で成約した場合のみ対象(業者買取での成約は対象外)
まとめ
カババでの結果をまとめると、こうなりました。
- 掲載価格:442万円 → 問い合わせ0件
- 成約時の費用はシステム利用料110,000円+安心出品サービスで15万円ほど(手取りは427万円)
- カババの一括査定 → 最高値348.7万円で断る
- 紹介されたセルカのオークション(週1回・金曜開催)→ 373万2,410円で断る
- 出品は残したまま、他のルートをあたることに
相場を先に調べておいたおかげで、373万円という微妙な金額に飛びつかずに済みました。
売る側が持っておくべき武器は、結局この一線だと思います。
ここから、自分でオークションサイトに出品したり、一括査定で業者を家に呼んだりする第2ラウンドが始まります。
結果的にこの判断が効いて、最終的な売却額は410万円まで届きました。
その全部を次の記事に書きます。
