家の車、ステップワゴンハイブリッド(RP5)のパンクを発見しました。
もくじ
パンク発見の経緯
休みの日、普段奥様が乗っているステップワゴンスパーダハイブリッド(RP5)見てみるとタイヤの空気が明らかに少ないのを見つけました。
私がいつも乗っているBMW X3は車乗り降りするたびにタイヤに異常ないか見るようにしていますが、平日通勤で使っていないRP5は全く見ていませんでした。
幸い、まだ空気圧が多少残っていたので、サイドウォールの傷みはなく、パンク箇所次第で修理したらまだ使えそうです。
パンク箇所は定番の左後輪
今回のパンク箇所は左後ろのタイヤでした。
今回の、パンクはすごーくわかりやすかったです。
見たらすぐにわかりました。
ネジ!が見事に刺さっていました。。
左側通行の日本では左後輪って間違いなく一番パンクする頻度が多いです。
左後輪のパンクが多い理由は、道路傾斜の影響で路肩に近くに異物が落ちていることが多く、前輪で踏んで跳ね上げたものが後輪に刺さるというパターンだからですね。
確かに、経験上クギ等によるパンクって自分の車でも他人の車でもほとんど左後でした。
パンクの早期発見は左後ろをチェック
ですので、車に乗るときは左後ろのタイヤの空気が抜けていないか気にしていればかなりの確率でパンクの早期発見ができると思います。
実際、先日も会社の駐車場で上司の車が左後輪だけ空気圧低く見えたので教えてあげると、やはりパンクだった(感謝されたので私がやったとは疑われてはいないと思います。。)ということもありました。
修理可否判断
修理できるかどうかは、異物の刺さっている箇所と穴の大きさによります。
刺さったモノによっては小さすぎて詳しく調べないと全くパンク箇所がわからないこともあるのですが今回は明らかにネジが刺さっていたので明らかでした。
接地面端のほうですがギリギリ修理できそうな場所でした。
タイヤサイドウォールの状態も気になりましたが、空気が抜けてぺっちゃんこになっての走行はしていないので大丈夫そうです。
パンク修理
場所がわかればあとは修理するだけです。
タイヤ取り外し
場所が内側寄りでしたので、そのままで作業できなくはないですが一旦タイヤを取り外しすことにしました。
前輪であればハンドルを切れば作業しやすいのですが、後輪は車体下に潜らないといけないのでタイヤを外してしまったほうが確実です。
ジャッキアップ
車載のKTCパンタグラフ式ジャッキで車体を上げます。
油圧のフロアジャッキもガレージにありますが、パンタグラフ式なら落ちてくる心配も少ないので一輪だけ脱着するには手軽で最適です。
RP5はミニバンですが、かなり前寄りの前後重量配分なので後ろ側のジャッキアップはすごく軽いです。
無理なくタイヤを浮かせることができました。
電動インパクトレンチでタイヤ取り外し
タイヤ取り外しは、木工DIYで使用しているマキタの18V電動インパクトレンチでやりました。
手回しの場合、ジャッキアップする前にホイールナットを緩めないと車体が揺れて危険ですがインパクトレンチを使えばジャッキアップした後でも緩められるので安全で効率的です。
もう1台のBMW X3だと締め付けトルクが国産車より高いので充電式のインパクトレンチだと緩まないこともありますが、RP5はすぐに緩みました。
マキタ純正の電動インパクトレンチは高いので、タイヤ交換程度であれば互換製品を使用するのもありかと思います。
私は最近、タイヤ交換用にマキタ純正18Vが使用できる格安のインパクトレンチを購入しました。(まだ届いていませんが・・・)
緩まないときはより強力な100Vのインパクトレンチを使用しています。
締め付けの規定トルクを確認するとRP5が108n、BMW X3が140nですので全然ちがうもんですね。
パンク修理
タイヤを取り外したら修理開始です。
修理キットの説明書通りに行います。
異物を抜く
今回のパンク原因はネジだったので、プラスドライバーで回したら抜けました。
あまり穴を広げないようにまっすぐ抜くことを心がけました。
ネジが外れると「シュー」って一気に空気が抜けていきます。
穴の整形
修理キットに付属のキリにラバーセメントを塗ってで穴を少し広げて整形します。
こんなにグリグリやって大丈夫かなと思うかもしれませんがしっかり力を入れてまっすぐ奥までねじ込みました。
修理用プラグを差し込む
ガイドを残してキリを抜き、修理用プラグ(ゴム)を差し込みます。
ガイドに修理用プラグを押し込む金具をつけて奥まで押し込み、ガイドを引き抜くと穴が塞がります。
空気を入れる
穴が塞がったら空気を入れます。
12Vのシガーソケット電源で動く空気入れを車載しているので、それで入れました。
パワーがそんなにないので2.0くらいまでしか入りませんが、走行できるくらいにまではなりますので出先でもこの簡易コンプレッサーと修理キットさえあればパンクに対応できます。
応急処置したらすぐにガソリンスタンド等で規定空気圧まで入れれば良いので、車載の電動空気入れはおすすめです。
エア漏れ確認
空気を入れてエア漏れがないか確認します。
まぁ、もし漏れていたらもうどうしようもないのですが、、修理できているかの確認です。
塞いだ穴付近に石鹸水等をつけて泡が出てくるかを確認するのが普通ですが、ちょうどうちの子供がシャボン玉遊びをしていたので、シャボン玉液を少し貰って修理箇所につけて確認しました。
空気漏れは確認できなかったので、ひとまず修理成功です。
あとは余分な部分をハサミ等で切れば完了です。
このエーモンのパンク修理キットは説明書通りにやれば簡単ですごく使いやすかったです。
残念ながら現在は生産終了のようですが、ホームセンター等でも類似品がよく売っているので常備しておくと安心ですね。
最近の車はスペアタイヤがないので、車載12V電源で動作する空気入れと一緒にいつも車載しています。
タイヤ取り付けて完了
タイヤの取り付けは、外す時の逆ですが最後の締め付けだけはトルクレンチを使用するのでジャッキを降ろしてから規定トルク(108n)で確実に締め付けます。
タイヤ交換は何度もやるのでトルクレンチは持っていて損はないですね。
元通りにタイヤを組み付けて、修理は完了しました。
まとめ
パンクって忘れたころするもんですね。
私は今まで5~6年に1度のペースで経験している感じです。
でも、走行距離ってあまり関係ない気がします。
RP5は年間1万キロも走らないくらいで、まだ乗り始めて2万キロちょいでしたが、パンクしてしまいました。
運というか、走る場所次第なのだと思います。
もう一台のBMW X3は年間5万キロ以上走行、現在35万キロ超えですがパンク経験はまだ1度きりです。
今回は奥さまが子供の保育園送迎時に拾ったパンクだったと思われるので、ちょうど休みの日に私が見つけて修理できて良かったです。
保険会社のロードサービスでもスペアタイヤがないパンク修理はできなかったり、有償だったりするので、自分で対応できるに越したことはありません。
パンクの早期発見は大事!
そして今回もパンク箇所は定番の左後輪でしたので、改めて普段から特に左後輪はチェックしようと思いました。
早期に気付き、タイヤがダメになる前に修理できたので良かったです。
パンクしてタイヤが再起不能になるまで走ってしまうといろいろと面倒なので、ちょうど自宅で発見できたのは不幸中の幸いでした。
ひとまず修理はできましたが、長い時間かけて空気が漏れて抜けることもあり得ます。
簡易空気圧チェッカー(意外と正確)は常備しているので、しばらくは空気圧測定する頻度を多めにしてみようと思います。