東京では電力供給が逼迫していて大変なようですね。
今月もまた太陽光発電による売電の振込がありました。
ふと、ウチの太陽光発電って契約前のシュミレーションと比較してどうなんだろ?と思って調べましたので記事にします。
もくじ
設置した太陽光パネル
うちが設置しているのはカナディアンソーラー6.9kWのパネルにパワコンは5.5kWのものです。
各メーカーのパネルで複数業者で見積もりを取って、うちの屋根にコスパ良く容量を載せられるのがこの組み合わせでした。
実際に数ヶ月稼働してみたので、契約前に貰った発電シュミレーションと、4ヶ月間の発電実績を比較してみます。
シュミレーションの月毎発電量
まずは、太陽光発電契約前に業者から提案された発電シュミレーションです。
モジュール出力容量7.055kWとあるのですが、実際に取り付けたのは2021年に発売された新パネルで合計6.9kWのものになります。
私の住んでいるエリア・屋根の方角等の条件をもとに算出された発電量は年間で7,865kWでした。
月ごとの内訳も記載されていますので、実際にどれくらいシュミレーションと差異あるかを検証します。
若干出力が大きい条件でシュミレーションされていますので実際の方が不利なようにも思いましたが、意外にも嬉しい結果でした。
実際の発電量
太陽光パネル工事の際、一緒に設置された電力モニタから稼働履歴がcsv形式のデータでダウンロードできたのでエクセルで集計してみました。
データでは30分毎の生データが取得できるのでいろいろと分析できます。
今回は月毎の発電量に着目してグラフ化してみました。
黒い点線がシュミレーション上の予想発電量(kWh)で、赤い実線折れ線グラフが実際に発電していた電力量(kWh)です。
やはり12~1月は日照時間が短くて暖房の消費電力も大きいので売電は少ないです。
予想を超える発電量
こうしてみるとたった4か月ですがどの月も予想値を超えていました!
天気次第で発電量は異なるので、たまたまだったのかもしれませんが今のところは毎月予想を上回る発電をしてくれています。
ちなみに、棒グラフは発電した電力の売電/自家消費の内訳です。
自家消費を増やしてお得に
2021年12月からは夜間電力料金設定がない電力会社へ変更したので、意識的に自家消費する割合を増やしています。
うちの場合、買電=約27円/kWh(燃料調整費・再エネ賦課金含む)、売電=19円/kWh(2021年FIT固定買取価格)ですので自家消費を増やして買電量を減らした方がお得なのは明らかです。
今後の推移に注目
太陽光発電の発電量が設置以来予想を上回っていて喜んでおりますが、今後モジュールの劣化や天候不順などで予想値を下回ることもあり得ると思います。
今回エクセルで集計ツールを作成できたので、定期的にデータをチェックして異常がないかを確認していこうと思います。
できればこの作成したスケールを超える1,000kWh/月くらい発電して欲しいなぁと期待しています。
まとめ
太陽光発電設置は戸建てならば導入と損!と以前からまわりに言い放っていましたが、いざ検証してみて「自信が確信に変わりました」
事前のシュミレーションからは7年程で初期投資である設置費用分を回収できると思っていましたが、このペースで発電していれば回収時期は早まるかもしれません。
これからパネルやパワコンの劣化もあるのでしっかり監視はしていきたいと思います。
太陽光発電導入はやっぱりお得
固定買取価格が下がって太陽光設置のメリットないと思われがちですが、もはや太陽光発電をつけなければ損をするという世の中になっていますね。
太陽光設置可能な場所があればぜひ導入を検討しましょう!
今回は発電量の比較だけしましたが、データがあるので自家消費分の価値も算出して太陽光発電による費用効果を今後検証したいと思います。