以前から注目していたBYDのEVが発売になり、早速予約してしまいました。
取扱いディーラーで実車が到着。確認⇒即決です。
もくじ
コスパ最強EV
2023年2月時点で、BYD ATTO3は間違いなくコスパ最強です。
58.56kWhのバッテリー容量、フルオプションのワングレードで税込440万円。
国産EVでリーフやアリアがありますが、同等装備、バッテリー容量の車両と比較すると100~150万円ほど割安です。
品質も良いと感じた
日本では知られていないBYDですが、世界では2022年に一番多くEV販売をしているメーカーですのでかなり期待していました。
実車を見ての感想をレポートします。
まだデモカーが到着したばかりでナンバー取得もされておらず試乗はできませんでしたが実車に触れることができました。
内装は思ったより受け入れられる
実際に見てみると、かなり良いですよ。
写真では奇抜に思えた内装も実際に触れると違和感が全くなくて、普通に良いと思いました。
フロアもブレードバッテリーのおかげで低く抑えられていて着座姿勢もすごく自然です。
日産アリアはフロア高がやや高くて足を前に投げ出す感じの着座姿勢だったので、それに比べて好感が持てました。
トランク
トランクのハッチは電動開閉です。
開閉速度も遅すぎず早すぎず良い感じでした。
安全性も高い?
メディアでは安全性の高さはお墨付きだと前情報として入っていましたが、実際に触れてみるとドアもかなり厚くてがっちりしています。
また、ドアを閉めたときの音もなかなか好感触です。
エンジンルーム
ボンネット内も見せてもらいました。
ボンネットフードにダンパーが付いていないのは残念です。
かなりスカスカですのでテスラ車のようにフランク(フロントトランク収納?)を後付けできそうな予感。
実際、アリエクスプレスでは後付けフランク出品もあるので日本仕様につけられるか確認したいところです。
タイヤ
タイヤサイズは235/50R18 V XLのコンチネンタルEco Contact 6Qという銘柄。
あとで調べてみると、コンチネンタルのEV向けタイヤで低燃費を謳うタイヤのようです。
↓コンチネンタルタイヤのウェブサイト商品ページ
インチダウン可能?
18インチと大径サイズですので、タイヤ代はやや高額です。
ただ、ブレーキキャリパーとの隙間を見る限りだいぶ余裕はあったので17インチ、もしかして16インチでも装着できそうです。
もしスタッドレスを買うことがあればインチダウン検討ができそうです。
充電
充電ポートは運転席側前方にあります。
運転席を降りてすぐのところにあるので便利そうです。
充電ポートには普通充電口と急速充電用(CHAdeMO)がついていました。
キャップを開けると、だらーんとなってボディーに当たるのが少し気になりました。
ここは日本仕様専用の充電ポートになるのでコスト面で仕方ないのかなぁと思いました。
ここの販売店ではまだ急速充電器がないので、200Vの普通充電をしていました。
付属の充電ケーブルは15A 200Vのものなので3kw充電用ぽいです。
メーターでは2.7kwで充電できていることが確認できました。
単純にバッテリー容量の58.56kWhを2.7kw入力でゼロから満充電するのには21時間ほどかかる計算になります。
うちの場合は当面近所での使用なので3kw充電で十分だと思っていますが、もし毎日200kmの通勤で使用するのであれば充電時間の観点で6kw充電が必要となります。
もし必要になればその時考えようと思います。
充電カードはない
BYDは他のEVメーカーのように独自の充電カードは展開していません。
私は自宅で充電できるので、急速充電はほぼ不要ですので充電カードは持たない予定です。
遠出する場合はビジター充電として都度支払っても急速充電30分1650円等ですので、月会費のかかる充電カードは持つ必要がないという考えです。
もし、急速充電器をメインで使うのであれば日産ZESP3に加入するのが良さそうです。
ただ、日産も宿敵BYD車の充電の為に自社の充電インフラやサービスを開放しているいまの状態はあまりにも不自然なので近いうちにZESPに関しては日産車しか加入できない縛りができそうな気がしています。。
車両支払方法はいろいろあって悩む
とりあえずBYD ATTO3を予約したのですが、細かいオプションや支払方法については追って打ち合わせすることになります。
ひとまず、予約だけして先に発注できる順番を確保した状態です。
支払方法は一括払いの他、サブスク(リース)・残価設定ローン・通常の分割ローン等かなり選択肢があるようです。
サブスクは魅力的
BYDは新規参入、しかも中国車ということで将来の価値は全くの未知数なのでサブスクという選択はかなりありだと感じました。
サブスクは44,440円/月で4年払い(48回払い)だと213.3万円です。
4年後の残価を気にせず定額で4年間乗れるというのは将来の価値が未知数の車にとっては安心です。
金利は1.9%
その他ローンでは金利が1.9%ということでしたのでなかなの低金利です。
金利ゼロのプランも!?
BYDではその他、頭金+3or4年後に残りを支払うというプランもあるようです。
金利はゼロということを聞きましたが、まだ情報は少なくはっきりわかりませんでした。
金利がかからず支払を据え置いてくれるプランってめちゃめちゃお得に感じましたがもっと情報を集めて確認しようと思います。
走行距離は月1,000kmが目安
BYDではサブスク・残価設定ローンでは年間1.2万キロを境にそれ以上走行した場合は残価から減額されるようです。
月1,000km以下の使用であれば、BYDの各支払いプランはどれも検討する価値ありそうですので私もじっくり調べてシュミレーションしていこうと思います。
意外だった点
BYD ATTO3はフルオプションのワングレードで他に必要な付属品はないとの認識でしたが、意外なものがついていませんでした。
ETCがない
オプションがこれだけついていて、何故かETC車載機はついていませんでした。
確かに日本固有の装備なのですが、サンルーフを標準装備にするくらいならETCくらいはついていて欲しかったです。
ドラレコが使用不能!?
海外では車載のカメラを使用したドラレコ機能が標準でついているようなので、当然あるものだと思っていましたが、販売店がドラレコをオプションとして付けるつけないの話をしてきました。
どうやら、国内法規の関係で車載純正のものは使えないとか。
でもOTAのソフト更新で有効化される可能性もなくはないと思うので今後情報集めをしようと思います。
(追記)
BYDのATTO3商品ページでPDFカタログには「ドライブレコーダー」の記載がありました。
https://byd.co.jp/e-life/cars/pdf/BYD_ATTO3_catalog.pdf
実際使えるところを確認してみないとですね。
日産サクラではなくBYD ATTO3を予約した理由
実は、軽EVの日産サクラを購入する直前までいったのですが、BYD車が日本で発売というニュースを聞いて考え直したという経緯があります。
確かにサクラは軽EVとしてはすごく良いのですが、航続距離が私にとっては短すぎます。
サードカーとしては良いのかもしれませんがセカンドカーとしては役不足だと感じていました。
現状、2台だけしか所有できないので価格・装備・品質・性能を総合的にみて私の場合サクラよりもBYD ATTO3の方が評価が高いです。
今回、BYD ATTO3の実車を初めて見て試乗もしないで予約までしてしまったのですが、発売前からそれだけ良いと思っていたからです。
BYD ATTO3はEVとして間違いなくコスト・性能においてメディアを見る限り日本メーカーより数年先を進んでいるなという印象でしたが品質についても日本車同等だという実感です。
まだまだ中国メーカーと聞いてで食わず嫌いの方もかなり多いと思いますが、良いものは良いという現実があるので仕方ないです。
よく言われる品質や安全性についても急速に近年進歩してBYDは世界中で売れる車となっているので、安心感があります。
先入観にとらわれず良いものは認めて日本メーカーの奮起にも期待したいです。
納期は4月!?
BYD ATTO3が発売され予約したとはいえ、まだ情報が少なくディーラーでも手探り状態だったので、私もできるだけ情報集めをして自分に最適な支払い方法を模索して、納車を待ちたいと思います。
2023年2月初旬時点で、納期は4月かなという感じなのでいろいろ順調に事が進んで欲しいです。
また何かあれば記事更新します!