昨年9月に新築した注文住宅に取り付けた太陽光発電が、一番発電量が多い時期に差し掛かり問題を抱えていました。
今回、めでたく解決したので記事に残します。
もくじ
自宅近くへ変圧器を移設が実現
もともと、6,600Vから家庭用の100~200vへ降圧させる変圧器が少し離れた電柱に設置されており、自宅へはそこから線が引かれていました。
この変圧器から線が引かれ、私の家と、同時期に建った3軒の同区画の家へ配電されていました。
関西電力の方と相談した結果、この変圧器の位置が不適切だそうで、うちを含めた近所の太陽光発電量が多いと、上昇する電圧を調整しきれていない状態でした。
天気が良く、冷暖房需要もない時期はどの家も売電状態になるためどうしても電圧が上昇しすぎて発電抑制がかかってしまう状態でした。
変圧器移設工事
満足に売電できずにいましたが、ついに工事が実現しました
「工事をする」と連絡を受けてから約1か月後の週末に突然作業車数台がきました。
ちょうど家の前で洗車をしていた時だったので、工事の方から挨拶していただき、変圧器の移設工事をすると聞かされました。
確認したら、停電なしで工事を終えることができるとのことで家の前の道路規制だけで作業中も影響なく過ごせました。
工事の様子をずっと見ていたわけではありませんが、3時間程で終わったと思います。
工事完了後は電圧上昇抑制発生していない
6月になってようやく工事が実現でき、それ以降は電圧上昇抑制は発生していません。
どの家も冷房を使う電力需要が増える時期ですので、需給バランスが改善して電圧抑制が発生していないのか判断がしにくいですが、工事後は晴れの日にどの時間帯でも電圧抑制は発生していませんので改善はされていると思います。
まとめ
太陽光発電量は設置以来、事前に行っていたシュミレーション値(月単位の発電量kW)よりも発電量は多かったです。
ただ、電圧抑制が発生していた4月・5月はシュミレーションからの上振れ率が他の月に比べて明らかに低かったです。
6月以降、改善したと思われるのでまた推移を見ていきたいと思っています!
今のペースで発電・自家消費・売電ができれば太陽光発電の導入コストは7年以内で元が取れそうですので太陽光発電を設置したのは正しい選択でした。
電気代単価も上昇してしまっているので、一戸建て住居には太陽光発電を設置して自家消費するということは今後ますます必須になっていきますね!