モデルYLのスタッドレス用に、18インチホイールを探しています。キャリパーとの隙間を測り、装着例やブレーキの資料も調べてきました。
ホイールを探し始めると、販売ページには「18×8.5J +40 5×114.3」のような数字が並びます。インチとPCDは分かっても、ET(オフセット)をいくつにすればいいのかわからなかったので調べました。
今回は、18インチのオフセットをいくつにすればいいかを、純正19インチと比べて計算した結果を記事にします。センターボアのサイズをどうしたいかも、一緒に書いておきます。
キャリパーとの隙間を測ったときの記事はこちらです。

もくじ
オフセット(ET)の数字の意味
文字だけだと私もよく分からなかったので、ホイールを半分に切った断面を図にしました。例は18×8.5J、ET35です。
18×8.5Jの「8.5J」は、リム幅(ホイールの幅)のことです。8.5インチなので216mmあります。

図の赤い線が、ホイールがハブにくっつく面(取付面)です。青い点線が、リムの幅のちょうど真ん中。この2本の線の距離がET(オフセット)です。
取付面が真ん中より外側にあるほどETは大きくなり、ホイールは車体の内側に入ります。ETが小さいほど、ホイールは外に出ます。
同じリム幅どうしなら、ETの差がそのまま位置の差になります。ET40とET35なら、ET35のほうが5mm外に出ます。
この違いを、わざと大げさにずらして並べてみました。ハブとキャリパーの位置は同じで、ホイールだけが動きます。

ETが大きいほど、ホイールが内側に入って、スポークの裏がキャリパーに近づきます。実際の差は5mmですが、向きとしてはこうなります。
ただ、純正19インチと18インチではリム幅も違います。ETの数字だけを比べても、どれくらい出るのか引っ込むのかは分かりません。
そこで図の下の矢印のように、取付面からリムの縁までの距離を出しました。
- 外側の縁(フェンダー側)までの距離=リム幅の半分−ET
- 内側の縁(サスペンション側)までの距離=リム幅の半分+ET
8.5Jはリム幅216mm(1インチ=25.4mm)なので、半分は108mm。ET35なら、外側の縁まで108−35=73mm、内側の縁まで108+35=143mmです。
純正19インチと18×8.5Jのリム位置を比べる
モデルYL純正19インチのサイズ
純正ホイールの数値はネットで調べました。テスラの日本向け取扱説明書「ホイールとタイヤ」のホイール仕様に、6シーター(モデルYL)の19インチは前が19×9.5J・オフセット45、リアが19×10J・オフセット51と載っています。

表のオフセット欄が「第 45」となっているのは、+45の訳がおかしいだけのようです。
米国向けテスラショップのModel Y L用19インチ冬用セットにも、同じ前19×9.5J ET45、後ろ19×10J ET51と載っていました。

タイヤは運転席ドアピラーのラベルどおり、前255/45R19、後ろ275/45R19です。前後で幅の違うホイールとタイヤが付いています。

自分の車のホイール裏の刻印までは確認していないので、ここは取扱説明書の数値を基準にしています。
18×8.5Jなら純正と同じ外ヅラはET32
18インチは8.5Jで探していたので、8.5JでET32・35・40を純正と比べました。
| ホイール | 取付面から外側の縁(フェンダー側) | 取付面から内側の縁(サスペンション側) |
|---|---|---|
| 純正 前 19×9.5J ET45 | 75.6mm | 165.6mm |
| 純正 後 19×10J ET51 | 76.0mm | 178.0mm |
| 18×8.5J ET32 | 75.9mm | 139.9mm |
| 18×8.5J ET35 | 72.9mm | 142.9mm |
| 18×8.5J ET40 | 67.9mm | 147.9mm |
外ヅラが純正とほぼ同じになるのはET32でした。前とは0.3mm差、後ろとはほぼぴったりです。
ET35にすると、外ヅラは純正より約3mm内側。ET40だと約8mm内側に入ります。
私が気にしていたのは、純正より外に出るのか、引っ込むのか。だいたい同じ位置で、入りすぎないほうがいいなと思っていました。
タイヤは235/55R18で外径を合わせる
合わせるタイヤは235/55R18を考えています。外径を純正に近づけたかったからです。
| タイヤ | 外径 | 純正の前との差 |
|---|---|---|
| 純正 前 255/45R19 | 712.1mm | - |
| 純正 後 275/45R19 | 730.1mm | 後ろは前より18.0mm大きい |
| 235/55R18 | 715.7mm | +3.6mm |
外径は「リム径+タイヤの高さ×2」で計算しました。235/55R18は前の純正より3.6mm大きく、後ろの純正より14.4mm小さい外径です。
255幅の18インチも考えましたが、ぼってりしそうで、電費にもあまりよくなさそうだったので235にしようと考えています。
タイヤの幅まで入れて、取付面からの位置を図にしてみました。

タイヤ幅は表示の数字で計算しています。ET35に235/55R18を組むと、タイヤの外側が82.5mmで、純正の前とちょうど同じ位置になりました。ET32だと3mm外、ET40だと5mm内側です。
実際のタイヤの幅は、組むリム幅や銘柄で少し変わります。この図は表示幅で比べた目安です。
入りすぎるとキャリパーが心配
内側は、8.5Jならどのオフセットでも、内側の縁は純正より18〜38mm外側に来ます。リムの縁の位置で見る限り、純正より内側のサスペンションに近づくことはありません。
ただ、ETを大きくしてホイールを内側に入れると、スポークの裏側がキャリパーに近づく方向になります。ET40はET35よりも5mm内側です。スポークの裏がどれくらい奥まっているかはホイールのデザインで違うので、数字だけでは決められません。
もう一つ、キャリパーの外周とリムの内側(径方向)の隙間は、オフセットとは別の話です。こちらは純正19インチで測った13.5mmを、18インチで半径12.7mm小さくなるぶん差し引いて考えることになります。
そういうわけで、オフセットは純正と同じくらいからやや内側まで。ET32〜35あたりがよく、ET40まではぎりぎり候補、と考えました。
以前の記事でも紹介した、モデルYLに18インチを履かせているXの投稿です。投稿に銘柄やサイズは書かれていませんが、ホイールはたしか+40だったと記憶しています。
Xで装着例を見る
センターボアは64.1mmでハブリングなし
もう一つ考えていたのが、ホイール中央の穴(センターボア)の大きさです。
モデルYのハブ径は64.1mmで、PCDは5×114.3です(Three Piece Wheelsの適合情報)。社外ホイールはセンターボアを大きめに作って、ハブリングで隙間を埋めるものも多いです。
私はセンターボアが64.1mmのホイールで、ハブリングなしで付けたいと思っています。
部品が1つ増えると、それだけリスクも増えるからです。シーズンごとや点検等で脱着を繰り返すと、リングの固着や変形も心配です。
18インチの条件は8.5J・ET32〜40・ハブ径64.1
まとめると、18インチで探す条件はこうなりました。
- サイズは18×8.5J、5×114.3
- オフセットはET32〜35が理想。ET40までは候補
- センターボアは64.1mmで、ハブリングなし
- タイヤは235/55R18
この条件をもとに、ホイール探しを続けていきます。
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