ETC岐阜県周遊ドライブプランを2日間7,400円で申し込んで、モデルYLで高山へ1泊2日に行ってきました。その高速代がようやく確定したので、いくら得だったかを書いておきます。
先に結論を書くと、4,280円お得でした。通常なら11,680円かかっていた9区間が、まるごとパス代の7,400円に置き換わっています。
申し込む前の試算では、彦根と荘川を単純に往復するだけなら370円の負け、途中で1回降りてもまだ210円足りない、というところで止まっていました。そこからひっくり返っています。

もくじ
使ったのはDプラン、2日間7,400円
どこまで走れるプランなのかを、前の記事から持ってきておきます。
岐阜県周遊ドライブプランはAからDの4つに分かれていて、今回使ったのは岐阜県内に滋賀と北陸の広域エリアが付いてくるDプランです。

料金は普通車で2日間7,400円、3日間8,100円。軽自動車なら5,900円と6,500円です。

名神は彦根が西の端です。そこから米原・関ヶ原を回って東海環状道へ、東海北陸道はひるがの高原・荘川・白川郷を通って小矢部まで、北陸道は敦賀・福井・金沢まで入っています。
多賀スマートと湖東三山スマートは色が付いていないので対象外です。高山も中部縦貫道が対象外なので、東海北陸道の飛騨清見までになります。
この範囲の中なら、何回乗り降りしても7,400円のままです。
走った直後の明細は9行とも「確認中」だった
九州のときに一度あわてているので、今回は帰ってすぐの明細では判断しませんでした。
走ったのが8月23日と24日で、これが8月26日時点のETCマイレージの明細です。

パスの対象だったはずの9区間が、全部「確認中」のまま通常料金で引かれています。彦根から本巣が1,230円、本巣から荘川が1,930円、その先も1区間ずつきっちり並んでいます。
これだけ見ると、申し込んだのに効いていないように見えます。九州のときはここで不安になりました。ETC利用照会サービスにも、備考が確認中から確定に変わるまで最長で約3週間かかると書いてあります。

9行が消えて「企画割引 7,400円」の1行になった
9月6日に見たら確定していました。走ってから14日後です。九州のときは確定まで22日かかったので、それよりは早く切り替わっていたことになります。

8月23日と24日の9行がまるごと消えて、代わりに「企画割引 本巣 7,400円」の1行が入っています。区間ごとの通行料金ではなく、パスの販売価格そのものが請求される形です。ここは九州のときとまったく同じ動きでした。
還元額の利用欄も、ちょうど7,400円だけ引かれています。
パス代はクレジットカードではなくETC側で請求されるので、これも通勤で貯めた還元額から引かれました。財布からは1円も出ていません。
残高どうしを引き算しても差額にはならない
ひとつ気をつけるところがあって、上の2枚は同じ月の別の時点なので、還元額の残高を引き算しても4,280円にはなりません。
同じ時期にもう1本、別の周遊プランも使っていて、そちらも同じ期間に確定して残高が戻っているからです。あちらもあちらで得をしていました。
得したぶんを見るときは、消えた9区間の通行料金とパス代を突き合わせるのが確実です。
岐阜県周遊ドライブプランは結局いくら得だったのか
消えた9区間の通常料金を並べるとこうなりました。8月23日は日曜なので休日割引が効いたあとの金額です。
| 日付 | 区間 | 通常料金 |
|---|---|---|
| 8/23 | 彦根→本巣 | 1,230円 |
| 8/23 | 本巣→荘川 | 1,930円 |
| 8/23 | 荘川→飛騨清見 | 480円 |
| 8/23 | 飛騨清見→荘川 | 480円 |
| 8/24 | 白川郷→金沢東第一 | 1,940円 |
| 8/24 | 金沢東第二→小松 | 1,000円 |
| 8/24 | 安宅スマート→丸岡 | 1,090円 |
| 8/24 | 丸岡→鯖江 | 830円 |
| 8/24 | 鯖江→彦根 | 2,700円 |
| 合計 | 11,680円 | |
| パス代 | 7,400円 |
差し引き4,280円お得です。割合にすると36.6%引きでした。
事前の試算が370円の負けだったので、思っていたよりずっと大きく出ています。
元が取れたのは帰りの北陸まわりでした
日ごとに分けると、初日の4区間が4,120円、2日目の5区間が7,560円です。
2日目だけでパス代の7,400円を超えていました。白川郷から金沢へ出て、小松、丸岡、鯖江と降りながら彦根まで戻ってきた1日です。降りるたびに料金が区切られるので、通しで走るより高くつきます。それがパスだと全部込みになります。

初日に高山へ往復した荘川と飛騨清見のあいだの960円も、パスがなければ高速を使わさせてくれなかったと思います。ホテルに荷物を置いてから高山へ出るという動き方が、追加料金ゼロでできました。
エリア外から乗った分だけは別料金で残った
1つだけ、パスに吸収されなかった行があります。8月23日の彦根の手前、湖東三山スマートICまでの料金です。
湖東三山スマートICは周遊エリアの外なので、ここはパスの対象になりません。エリアに入る手前までの料金として、通常どおり請求されました。
このとき湖東三山スマートで降りたのは、その先が渋滞していたからです。下道で彦根まで走って、彦根から乗り直しました。彦根はエリアの端なので、そこから先は全部パスの中に入っています。
帰りも同じところが工事渋滞だったので、彦根で降りてあとは下道で帰りました。行きも帰りもエリアの端で切れているので、比較としては彦根発着で見るのがいちばん実態に合っています。
料金を気にせず時間で選べたのが一番よかった
金額の話をここまで書いてきましたが、走っているあいだにいちばんありがたかったのは、料金を気にせず時間優先で高速を使えたことでした。
うちはこういうプランがないと、助手席から「下道使え」指令が飛んできます。定額だと分かっていると、その手前で話が終わります。
渋滞していたら降りる、空いていたら乗る、というのをその場で決められました。1回降りるたびに数百円増えるのが分かっていると、渋滞にはまったまま我慢することになると思います。
そしてEVは充電のために降りることになるので、この仕組みとの相性は特にいいと思います。今回は高山のスーパーチャージャー1回で足りましたが、降りる回数が増えるほどパス側が有利になっていきます。

まとめ
岐阜県周遊ドライブプランのDプランを2日間7,400円で使った結果は、こうなりました。
- 通常料金11,680円ぶんの9区間が消えて、企画割引7,400円の1行になった。差は4,280円
- 走った直後は9行とも「確認中」で通常料金のまま。確定を確認できたのは14日後
- パス代は区間ごとの料金ではなく販売価格そのもの。ETC側で請求されるのでカード明細には出ない
- エリアの外から乗ったぶんだけは別料金で残った
- 元が取れたのは帰りの北陸まわり。2日目の5区間だけで7,560円
事前に計算した370円の負けという数字を見たときは、正直あまり期待していませんでした。実際に降りる回数が増えると、こんなに変わるものかと思います。
次に遠出するときも、まずは使えるプランがあるかどうかから調べることになりそうです。
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