BMW X3(F25)で50万キロ走るあいだ、整備の大半は自分でやっていました。
最初からそうだったわけではありません。買ったときに前オーナーの距離無制限メンテパックが5年ぶん残っていたので、最初の18万キロくらいはオイルもフィルターも全部タダでした。
それが切れて、26万キロの点検で111万円の見積もりを渡されたあたりから、自分でやるほうへ振り切りました。
ここでは、10年でくり返しやってきた整備を部位ごとにまとめておきます。金額は当時の実費です。
もくじ
オイル交換は3万キロごと、1回5.0L
この世代のBMWはオイル交換の間隔が長くて、私の乗り方だと車が3万キロごとに交換時期を知らせてきます。
国産車の2〜3倍の間隔なので、距離を走る身としてはかなり助かりました。
使うオイルはShell Helix Ultra Euro SN/C3 5W-30を20L缶で買って、もう1台のG05 X5と共用していました。1回に使う量は5.0Lです。
オイルフィルターは最後のほうはアリエクで買っていました。本体275円、送料込みで584円です。50万キロ近い車なので、問題が出ても諦めがつくと思って一番安いものを試しました。結果、純正と見分けがつきませんでした。
DIYでやると、フィルターを入れても1回8000円弱で収まります。


タイヤは夏が13万キロ、冬は数シーズンで買い替え
年5万キロ走るので、タイヤは一番お金がかかる消耗品だと思っていました。実際はそうでもありませんでした。
夏タイヤはプライマシー4が減らなさすぎた
純正は245/50R18のランフラットでしたが、価格が高くてハンドリングも重いので、脱ランフラット化しました。
最初に履いたのはナンカンのECO-2+です。4本で約4万円と激安でしたが、燃費はあまり伸びず、約6.5万キロで溝が少なくなりました。
次に選んだのがミシュランのプライマシー4で、4本で約65,000円。サイズは純正指定外の235/55R18にして、幅を245から235へ細くしました。転がり抵抗を減らして燃費を良くするのが狙いです。
これが減りませんでした。2019年10月に履いてから、13万キロを超えてもまだ溝が残っています。結局このタイヤのまま50万キロまで行きました。
サイズを変えたのでスピードメーターに誤差があり、実測100km/hでメーター表示は103km/hでした。


スタッドレスは早め、夏タイヤへ戻すのは梅雨前
スタッドレスは17インチにインチダウンして、ホイールセットで揃えました。最初のピレリ アイスアシンメトリコがホイール込みで約13万円です。
これが静かで安くて、燃費も純正夏タイヤより良いという当たりでした。後継のプラスは4本5万円以下で買えています。
交換の時期は、関西でも11月のまだ暖かいうちに冬タイヤへ替えていました。寒くなってからだと作業がつらいのと、早く降る年に慌てたくないからです。
戻すのは6月、梅雨前にしています。雨の日のグリップを考えると、この順番が自分には合っていました。


ブレーキとフィルター類は途中からDIYへ
ブレーキパッドは26万キロで交換しました。点検で右前の内側だけが片減りしていると言われたのがきっかけです。
ディスクローターは28万キロで交換しています。ディーラーの見積もりが高かったので、部品を自分で用意してショップに持ち込みました。
パッドの残量センサーは2回とも断線・破損で、どちらもDIYで交換しています。部品自体は安いので、ここは自分でやったほうが早いです。
フィルター類は最後まで自分でやりました。エアクリーナー、エアコンの外気と内気、ワイパーゴム。どれも工具がほとんど要りません。
後半はアリエクで買うようになって、エアコンフィルターはMANNのものが安く手に入りましたし、ワイパーは1,131円でした。




車検はユーザー車検で毎回4万円前後
保証が切れた5年目から、車検は全部ユーザー車検で通しました。
- 2021年11月(30万キロ):42,210円
- 2023年11月(39.9万キロ):39,950円
- 2025年10月(48.4万キロ):39,950円
中身は自賠責・重量税・検査手数料だけです。輸入車で距離を走っていても、検査そのものの費用は変わりません。
点検は別で考えていて、ディーラーの12ヶ月点検を受ける年は3万円ほど足されます。車検は法定基準を満たしているかを見るだけなので、必要な整備はそれとは別に自分で判断していました。
ヘッドライトを安いLEDに替えていたので光軸検査だけ毎回心配でしたが、最後の11年目も無調整で一発合格でした。


まとめ
50万キロまでの整備を振り返ると、高かったのは結局タイヤとオイルくらいでした。
どちらも距離なりにかかるものなので、輸入車だから高いという感覚はあまりありません。むしろ交換間隔が長いぶん、回数は国産車より少なかったと思います。
DIYに切り替えて一番大きかったのは、費用より「自分でやれば今日できる」ことでした。入庫の予約を待たなくていいので、気づいた不具合をその週末に潰せます。
次のクルマは電気自動車なので、オイルもエアクリーナーも要らなくなりました。整備の記事は減りそうですが、また別の消耗品が出てくると思うので、そのつど書いていきます。
