2023年4月から2026年5月まで、BMW X5(G05)に約3年乗っていました。
ディーラーにお願いしていたのは点検くらいで、タイヤ交換・オイル交換・AdBlue補充はずっと自宅で自分で。
ただG05のDIY情報は、探してもあまり出てきません。上抜きでオイル交換できるのかも、やってみるまで分かりませんでした。
なので3年間くり返しやってきた整備と、そのとき使った数字を1本にまとめておきます。
もくじ
タイヤ交換は自宅で年2回
夏は20インチ、冬は19インチのスタッドレス。毎年11〜12月と4月に、自宅前で履き替えていました。
使った工具と締め付けトルク
- 3.5tのフロアジャッキ(学生時代に買ったもの)とBMW用のジャッキパッド
- マキタ18V互換の電動インパクト(アリエクで3,000円程度)
- トルクレンチ(規定トルク140Nm)
作業前にまずエアサスを止めます。車高変更のレバーを7秒ほど倒したままにして離せば、エアサスは無効に。
ボルトの緩めと仮締めはインパクトで一気に。最後はジャッキを少し下ろしてから、トルクレンチで140Nmまで締めます。インパクトのまま本締めするとオーバートルクになるので、ここだけは手作業です。
準備と片付けを入れて1時間ほど。外したタイヤを洗うところまでやると、1.5〜2時間はかかります。
ジャッキは20年以上前のものなので、いま買うならこのあたりです。ジャッキパッドとトルクレンチは、同じタイプのものを載せておきます。インパクトは記事の最後の一覧に載せています。
交換の記録
| 交換日 | 走行距離 | 交換 |
|---|---|---|
| 2023年11月15日 | 41,695km | 夏→冬 |
| 2024年4月7日 | 47,135km | 冬→夏 |
| 2024年12月8日 | 55,170km | 夏→冬 |
| 2025年4月20日 | 58,960km | 冬→夏 |
| 2025年11月22日 | 65,544km | 夏→冬 |
| 2026年4月5日 | 71,280km | 冬→夏 |
タイヤを外したついでに、毎回4輪のブレーキパッドとローターを写真に撮っていました。2025年11月に夏タイヤにネジの先が刺さっているのを見つけたのも、このタイミングです。


オイル交換はレベルゲージから上抜きで6.5L
G05にはオイルのレベルゲージが付いているので、ここからオイルチェンジャーのホースを入れて上から抜いていました。
ドレンボルトを触らないから、ジャッキアップも不要。F25ではエアクリーナーボックスを外す必要がありましたが、G05はそれもなく、作業はむしろ楽でした。
交換の手順と数字
- エンジンカバーは手で上に引くだけで外れる
- 抜けたオイルは約6.5L(入れる量は下に書いたとおり控えめがよかった)
- オイルフィルターはMAHLE OX 1146D(約2,000円)
- フィルターケースを外すのは32mmのソケット(F25は27mmだったので、一瞬焦りました)
- ケースには締め付けトルク25Nmと書かれている
車が大きいので、エアサスを一番低くして、空き缶を台にしてホースを届かせていました。
オイルは20L缶で購入。最初はミカドオイルのPREMIUM C3 SP 0W-30で、2025年からはShell Helix Ultra Euro 5W-30(20L缶で約21,000円)に替えています。ミカドは安かったものの、もちが少し劣る気がしたのと、値上がりしたのが理由です。
1回あたりの費用は約9,000円。ディーラーだと3万円以上かかるので、ここが一番の節約になったと思います。
最後に使っていたオイル・フィルター・オイルチェンジャーはこちら。
メンテナンス表示のリセットは車だけでできる
オイル交換のあとは、メンテナンス表示のリセット。G05はOBDツールなしで、ウインカーレバー先端のBCボタンだけでできました。
- ブレーキを踏まずにスタートボタンを3回押す
- 走行距離の表示でBCボタンを約10秒長押し
- BCボタンを短く押して「Engine Oil」を選び、長押し
- 「Reset?」が出たら、もう一度長押し
iDriveからはオイル量の電子計測もできます。エンジンが温まってからでないと計測できず、計測中はアイドリングが1,000回転まで上がります。
入れすぎると警告が出た
2025年7月の交換で、抜けた量と同じ6.5Lを入れたところ、2026年4月に高速道路で「Engine oil level above maximum」の警告が!
帰宅後に1Lほど抜いて応急処置をして、そのあと早めに交換しました。このときは5.5Lにして、電子計測で確かめながら量を合わせています。
抜けた量と同じだけ入れれば大丈夫、と思い込んでいました。。



AdBlueはスタンドで買って自宅で補充
ディーゼルのG05には、AdBlue(尿素水)の補充が必要です。ディーラーで入れると高いので、毎回ガソリンスタンドで買って自分で入れていました。
| 補充日 | 走行距離 | きっかけ | 量・費用 |
|---|---|---|---|
| 2024年7月 | 50,000km | 警告灯(残り1,500km) | 10L・1,440円 |
| 2025年5月 | 59,612km | 残量30% | 9L・1,188円 |
| 2026年4月 | 約71,400km | 残量30% | 約9L・約1,500円 |
私の乗り方だと、約1万kmで9Lのペース。
スタンドのAdBlueは、乗用車へ直接入れるのは禁止のところがほとんどです。そこで1回目に買った10Lの紙パックを取っておいて、2回目からはその容器に入れてもらっていました。
注入口は給油口の横にある青いキャップ。紙パックのノズルを差し込んで傾けるだけで、10Lなら2〜3分で入ります。
近くに売っているスタンドがなければ、通販のノズル付き10Lパックでも同じように入れられます。


キーの電池・2列目シート・バッテリー
スマートキーの電池はCR2032
スマートキーの電池は、2024年1月と2026年4月に交換。メカニカルキーを抜いて、その穴のところから指でフタを開けるだけで、工具は要りませんでした。
キーを身に着けて持ち歩いていると、スリープに入らずに電池が減るそうです。なので1回目の交換のあとは、必要なときだけ持ち歩くようにしていました。

2列目の中央だけ倒せなくなった
2列目シートの真ん中を倒すヒモが、穴の奥に入り込んでいたことがありました。おそらく子どもです。
ヒモが出ている黒いカバーを内張り剥がしで外して、細いマイナスドライバーのような工具を2本差し込み、ヒモを挟んで引き出したら元どおりに。

12Vバッテリーは無交換のまま
バッテリーは新車から一度も替えていません。点検でのスタート容量は、2023年が82%、2024年が85%。
年数的にそろそろ交換時期だと感じていたので、手放す前の1年ほどはパルス充電器で充電しながら延命させていました。
まとめ
G05で自分でやっていたのは、タイヤ交換・オイル交換・AdBlue補充の3つが中心でした。
どれも工具さえあれば難しい作業ではなく、オイルは1回約9,000円、AdBlueは1回1,200〜1,500円ほど。
一番迷ったのは、オイルを上から抜けるかどうかでした。実際は6.5L問題なく抜けたので、同じG05に乗っている方は試してみてもいいと思います。
今はEVに乗り換えて、オイルもAdBlueもなくなりました。タイヤ交換だけは続いているので、何か変わったことがあれば記事にしようと思います。






