モデルYLのリアサス下がりを実測|右771mmで基準まで7mm

Tesla Model YL

 

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モデルYLに乗り始めて4ヶ月ちょっとが過ぎて、走行距離は18,500キロを超えました。

その矢先に、中国のモデルYLオーナーのあいだで「リアが下がる」という話が広がっているのを知りました。タイヤとホイールアーチの隙間が詰まっていって、ひどいと指が2本しか入らないという内容です。

同じ上海製の車に乗っている身としては他人事ではないので、ガレージで巻き尺を当ててみました。結果を先に書くと、右のほうが左より6mm低かったです。

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中国で報告されているリアサスの下がり

まず、きっかけになった投稿がこちらです。

モデルYLが中国で発売されたのが2025年8月で、報告が一気に増えたのが2026年8月の終わりごろです。

症状はリアだけが沈むというもので、タイヤとホイールアーチの隙間が詰まっていきます。あわせてリアがフワつく、タイヤの内側だけが偏って減る、高速でブレる、といった話も出ています。

発生した距離はまちまちです。満載でチベットまで走った車が9,000キロ、上海の車が約30,000キロという報告がありました。2025年9月から10月に納車された初期ロットに集中しているようですが、2026年に入って納車された車の報告も混ざっています。

対応は保証期間内のリアスプリングの無償交換です。ただ、交換して1〜2ヶ月でまた沈んだという報告が複数出ていて、同じ仕様のバネに替えているだけなので根本的な対策にはなっていない、という見方が強いようです。減ってしまったタイヤのほうは自己負担になります。

日本仕様も豪州仕様も同じ上海ギガファクトリー製なので、同じ土俵にいると思っておいたほうがよさそうです。

交換の基準は764mm

中国のサービスセンターが使っている基準として出回っているのがこの数字です。

項目数値
リアホイールアーチ高さの規定値784 ± 20mm(764〜804mm)
無償スプリング交換の基準764mm以下
展示車を測った例782mm
半年乗ってNGになった例762mm

オーナーのあいだでは指テストという簡易な目安も使われていて、タイヤとホイールアーチの隙間に指が4本入れば正常、3本で要注意、2.5本以下でアウト、というものです。工具がなくてもその場で分かるので、これはこれで便利だと思いました。

ガレージで左右を測ってみた

測ったのは9月6日です。

自宅のガレージは車の前後方向に水勾配があるだけで、左右はほぼ水平です。左右差を見るにはちょうどいい条件だと思いました。

タイヤの空気圧は調整した直後で、前は2.95まで入れています。車内もトランクも荷物はほとんど積んでいない状態にして、重さが左右に偏らないようにしました。

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モデルYLの左右リアホイールを地面から巻き尺で測った比較写真

巻き尺は地面からまっすぐ立てて、タイヤとホイールアーチの隙間の境目にあたるところで目盛りを読みます。

モデルYLの左右リアの車高を巻き尺の目盛りで読んだ拡大写真

右が771mm、交換基準まであと7mm

読み取った数字はこうなりました。

実測値規定値784mmとの差交換基準764mmまで
左リア777mm-7mmあと13mm
右リア771mm-13mmあと7mm
テスラアプリに表示されたモデルYLの走行距離18,505キロ

左右とも規定値の784±20mmには収まっています。今すぐサービスに持ち込んでも基準内で返されると思います。

ただ右は771mmで、無償交換の基準である764mmまで7mmしかありません。18,500キロでこれなので、正直もっと余裕があると思っていました。

左右とも784mmを下回っているので、右だけが悪いというより、リア全体が少し下がったうえに右がさらに落ちている、という見え方です。

測るときに気をつけたこと

巻き尺には厚みがあるので、ホイールアーチが尺の右側にあるか左側にあるかで、目盛りの見え方が変わります。しゃがんで見上げれば低く出ますし、立って見下ろせば高く出ます。

これは自分の写真で実際に起きました。同じ側を角度を変えて撮り直したら、読みが1cm近く動きました。1cmというのは、今回測ろうとしている左右差そのものより大きい数字です。

なので、絶対値を1回測って一喜一憂するよりも、左右を続けて同じ姿勢で測って差を見るほうが確かだと思います。次に測るときも同じ姿勢にすれば、下がっていっているかどうかが分かります。

モデルYLに乗っている方は、一度測ってみるといいかもしれません。巻き尺がなくても、隙間に指を何本入れられるかだけでも目安になります。

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まとめ

いまは規定内なので様子見です。ただ右はあと7mmしかないので、次に測るのは1ヶ月後にしようと思っています。

気にしているのは保証の残りのほうです。うちのモデルYLの新車保証は4年または8万キロで、延長保証には入っていません。いまが18,500キロなので、この乗り方だと8万キロには2年以内に届くと思います。ほぼ確実に。

仮にあと1万キロ以内に764mmを割って交換してもらったとして、入るのが同じ仕様のバネなら、8万キロに届くまでにもう一度同じことが起きる可能性があります。中国で交換後1〜2ヶ月で再発している報告があるので、なおさらです。

そのときには対策品になっていてほしい、というのが正直なところです。

ここからさらに下がるようなら、基準を待たずに早めに点検に出します。また測ってみて、変化があるようなら記事にしようと思います。

2週間後、2,027キロ走ってから測り直したら、右リアは770mmでした。リアスプリングの部品番号も見てみたら、初期ロットのAではなくBでした。

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モデルYLで実際に使っているアリエク用品
どれも自分で買って記事にしたものです。価格は購入時のもので、変動します。
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