Model YL 納車2ヶ月で1万キロ|実測電費127Wh/km

Tesla Model YL

 

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通勤の帰り道、ふとメーターに目をやったらあと少しで1万キロでした。

9,999km、一桁増える瞬間をしっかり見届けることができました。

2026年5月23日に納車されたテスラ Model Y L が、ちょうど2ヶ月後の7月23日に走行1万キロに到達しました。

キリのいい数字が並んだこのタイミングで、実測の電費と、前愛車のBMW X3ディーゼルと比べた燃料代を計算してみました。

Model Y Lのオドメーター表示9,999km。10,000km到達の直前
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納車2ヶ月でぴったり10,000km到達

9,999kmから10,000kmへ変わる瞬間は、車内のディスプレイでしっかり撮れました。

納車から2ヶ月で10,000kmに到達したオドメーター表示

Odometer 10,000km。ゼロが4つ並ぶのは、車を買ってから何度も味わえるものではありません。

数字が切り替わる瞬間は動画にも残しました(音なし)。

月5,000km、年間換算6万kmのペース

納車2026年5月23日から2026年7月23日までの61日間で10,000kmですから、1日あたり約164km、月あたり約5,000kmになります。

このまま走れば年間6万km。日本の乗用車の平均年間走行距離が1万km前後といわれるので、その約6倍のペースです。

前の愛車であるBMW X3(F25)を50万kmまで走らせた人間としては驚くほどの数字でもないのですが、EVでも同じようなペースで距離を走っています。

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納車50日目の1ヶ月点検の時点で7,778kmでしたから、そこからの11日でさらに2,200km以上を上乗せしたことになります。

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実測の平均電費は127.1Wh/km

納車時からリセットしていないトリップBが、そのまま生涯電費の記録になっています。

Trip Bの表示。平均電費127.0Wh/km、消費電力1,270kWh、走行10,000km

10,000km到達時点でのトリップBは、平均電費127.0Wh/km、消費電力量1,270kWh。距離も消費電力もきれいに揃いました。

Trip Bのエネルギー消費グラフ。10,086kmで平均127.1Wh/km、1,282kWh

同じ日の夜、10,086km時点でも平均127.1Wh/km、消費電力量1,282kWh。2ヶ月ずっと127Wh/km前後で安定していることが分かります。

km/kWhに直すと約7.9km/kWh。車重2トン超えのLサイズSUVとしては、かなり優秀な数字だと思っています。

充電した電力量は1,517kWh、ロスは約15%

一方、テスラアプリの充電の統計を見ると、この間に充電した電力量は1,517kWhでした。

テスラアプリの充電統計。過去12か月の総充電量1,517kWh、スーパーチャージャーが1,505kWhで99%を占める

内訳はスーパーチャージャーが1,505kWhで99%、自宅が10kWhで1%、その他の充電器が2kWh。ほぼ全量をスーパーチャージャーで入れていることが分かります。

走行に使った1,282kWhに対して1,517kWh。差の235kWhは充電時のロスや、駐車中のバッテリー管理・エアコンなどで消えた分です。

割合にすると走行に回ったのは84.5%で、ロスは約15%。充電器から入れた電力を基準にすると、実質の電費は約150Wh/kmという計算になります。

家計で効くのは充電器から入れた側の数字なので、次のコスト計算はこの1,517kWhを使います。

前の愛車X3ディーゼルとの燃料代比較

ここが今回いちばん書きたかったところです。

前の愛車BMW X3(F25)のディーゼルは、実燃費が約17km/L。軽油を145円/Lとすると、10,000km走るのに必要な軽油は約588.2Lで、燃料代は約85,294円でした。

つまり2ヶ月ごとに8万5千円が燃料代として消えていた計算です。年間6万km換算なら、なんと約51万円になります。

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スーパーチャージャー3年間無料で、実際の支払いは0円

対してModel Y Lはどうかというと、楽天での購入特典でスーパーチャージャーが3年間無料になっています。

スーパーチャージャーで充電中の画面。251kWが出ている

自宅に充電設備はありますが、充電はほぼすべてスーパーチャージャー任せ。

つまりこの1万kmで実際に支払った充電代は0円です。

夜のスーパーチャージャーで充電中のModel Y L

ディーゼルなら燃料代が消えていた区間を、まるごと0円で走ったということですのでかなり効きます。

自宅の深夜電力で充電したとしても約3万円

とはいえ無料特典は3年間なので、その後の姿も試算しておきます。

自宅の深夜電力を20円/kWhとすると、充電量1,517kWh × 20円で約30,340円。1万kmあたり約3万円です。

ディーゼルの85,294円に対して約3割強。無料特典が切れた後でも、燃料代は3分の1近くまで下がる計算になります。

年間6万kmなら、ディーゼル約51万円に対して電気代は約18万円。

EVに乗り換えた効果がいちばん出るのは、やはり走行距離が多い人だと実感します。

保証は4年8万km、期間より先に距離が尽きる

一方で、走りすぎる人間だからこそ困っている話もあります。

テスラの新車基本保証は4年または8万kmのいずれか早い方。

2ヶ月で1万kmということは、すでに保証の8分の1を使い切ったことになります。

このペースだと基本保証の8万kmに到達するのは約16ヶ月後、つまり納車から1年4ヶ月ほど。

期間の4年をまるまる2年8ヶ月も残したまま、保証が終わってしまう計算です。

延長保証に加入しない理由

テスラには走行距離を4万km追加する延長保証もありますが、今のところ加入するつもりはありません。

理由は2つあって、ひとつは4万km追加したところで自分のペースだと8ヶ月ほどで使い切ってしまうこと。もうひとつは、その割に保証料金が高く、割に合わないと感じることです。

実際、納車から2ヶ月でマップライトの不具合を保証交換していますし、保証のありがたみは分かっているつもりです。

それでも、8ヶ月分の延命に払う額としては高いというのが正直な感想です。

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距離走る人間からすると、基本保証も延長保証も、距離の上限をもう少し緩くしてもらえるとありがたいところです。

年間1万kmの人と6万kmの人が同じ「4年8万km」というのは、なかなかつらいものがあります。

まとめ

納車2ヶ月・10,000km時点の数字をまとめます。

  • 走行10,000km/61日/月約5,000km(年間換算6万km、平均の約6倍)
  • 平均電費127.1Wh/km(約7.9km/kWh)、走行に使った電力量1,282kWh
  • 充電した電力量は1,517kWhで、ロスは約15%
  • BMW X3ディーゼル(17km/L・145円/L)なら1万kmで約85,294円の燃料代
  • スーパーチャージャー3年間無料により、実際の充電代は0円
  • 自宅深夜電力20円/kWh換算でも約30,340円と、燃料代は3分の1近く
  • 基本保証4年8万kmは、このペースだと約1年4ヶ月で距離上限に到達

電費もコストも、乗る前に期待していた通り良い結果でした。

長距離を走る人ほどEVの恩恵が大きいというのを、2ヶ月で身をもって確認できた形です。

ほぼ100%スーパーチャージャーで運用しているのでバッテリーの劣化がどう出るかが気になっています。

そして保証の距離が尽きるまであと1年4ヶ月。それまでに出せる不具合は全部出しておこうと思います。

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