2023年にATTO3に決めた理由|サクラ・リーフ・テスラと比較

クルマ検討

 

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ATTO3は、BYDが日本で最初に発売した乗用車です。うちのATTO3はその最初の型で、2023年1月31日の発売日の翌日に予約しました。

2026年9月29日には、バッテリーを74.88kWhに増やした新しい「ATTO 3 EX」が発売されました。航続距離は620km(RWD・WLTC)だそうです。価格や仕様はBYD公式のATTO 3 EXのページに載っています。

新型が出たのをきっかけに、当時ATTO3に決めた理由と、比べていた車種を振り返ってみたので記事にします。

当時、候補はとして検討したのは日産サクラ、日産リーフ、テスラのモデルYとモデル3でした。

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ステップワゴンの次はEVにしたかった

当時の我が家の車は、通勤用のBMW X3(F25)と、ステップワゴンスパーダハイブリッド(RP5)の2台でした。

ステップワゴンは普段妻が使っていて、子供の送迎や近所の買い物がほとんどです。

ただ、妻は一度も給油しに行ったことはありません。ガソリンがなくなると給油に行くのは私でした。

自分で使用している車なら帰りに給油したりですみますが、メインで使わない車って給油のために出かける必要があって煩わしかったです。

2021年に注文住宅を建てたときに、駐車場にEV用のコンセントを付けていました。近所を走るだけの使い方なら、家で充電するのが一番楽なのはわかっていました。

それで、ステップワゴンの乗り換えはバッテリーEVにしようと決めていました。

日産サクラは契約の直前まで行った

2022年6月に軽EVの日産サクラと、兄弟車の三菱eKクロスEVが発売されました。

両方のディーラーで見積もりを取って、比べた記事も書いています。検討していたのは下位のXグレード(eKクロスEVはG)で、必要なオプションを付けてサクラが267万9,360円、eKクロスEVが252万2,792円でした。

新型軽EV試乗!日産VS三菱での比較購入検討
日産サクラと三菱ekクロスEVの見積もりを、両方のディーラーで取って比べました。三菱が252万2,792円、日産が267万9,360円です。同じ工場の兄弟車で、値引きの出方も違いました。

当時の国の補助金は、サクラもeKクロスEVも55万円です。補助金を引くとサクラは212万9,360円、eKクロスEVは197万2,792円になります。

デザインが気に入ったサクラで、契約の直前まで行きました。

航続距離と大きさが引っかかった

サクラのバッテリーは20kWhです。カタログの航続距離は180km(WLTC)ですが、エアコンや高速を考えると、実際に使えるのは120kmくらいと見ていました。

近所の送迎や2台目として使うなら十分です。

引っかかったのは私の通勤でした。片道100km、往復約200kmを高速で走ります。X3が車検や故障で使えないとき、もう1台が軽EVだと通勤を無充電で往復できません。

当時、F25 X3もすでに40万キロ近く走っていたのでどちらでも通勤できるようにはしておきたかったです。

それに、ステップワゴンから軽自動車に乗り換えると、車がかなり小さくなります。週末など家族で買い物や近場へ出かけるのにはやや不便かなとは思いました。

また、20kWhというバッテリー容量は自宅とはいえ充電頻度は多くなりそうでしたので不安はありました。

BYDの日本参入で契約を保留した

そんな中、2022年7月21日にBYDが日本の乗用車市場への参入を発表しました。ATTO3は2023年1月に発売予定とのことでした。

それを聞いて、サクラの契約はいったん保留にしました。

日産のディーラーで、サクラのほかにBYDの車でも迷っていると話したら、担当の方に「BYDってなんですか?」と聞き返されて、結構びっくりしました。普通の人が知らないのはわかりますが、これからライバルになりそうなメーカーくらいは、ディーラーなら知っておいてもいいのになと思いました。

12月5日にATTO3の価格が出たときは、速報で記事にしています。

速報!BYDのEV車ATTO3が440万円!購入検討の価値あり!
BYDのEV、ATTO3の価格が税込440万円と発表されました。しかもオプションを全部込みにした値段です。2015年に京都で走る電動バスを見て以来このメーカーを追ってきた理由も書きました。

日本車のEVと、テスラは見送った

2022年から2023年の初めは、いまほどEVの車種がありませんでした。普通車のEVもいくつかありましたが、どれも我が家の2台目としては合いませんでした。

日産リーフは補助金を引いても500万円近い

ATTO3と同じくらいのバッテリーを積んでいるのは、リーフe+(60kWh)です。運転支援まで揃えると最上級のe+ Gになり、2022年12月の改定後で583万4,400円でした。

当時の補助金はATTO3と同じ85万円なので、引いても498万4,400円。ATTO3より140万円以上高くなります。カタログの航続距離もATTO3の470kmに対して、リーフe+は450kmでした。

性能と価格で比べると、リーフを選ぶ理由が見つかりませんでした。

アリアとbZ4Xも高すぎた

日産アリアのB6は、2022年7月末から受注が止まっていて注文すらできませんでした。受注が再開したのは2024年3月で、そのときには659万100円に値上がりしています。論外でした。

トヨタのbZ4Xは、個人だとKINTOのサブスクでしか乗れませんでした。

当時の日本車のEVは、性能のわりに値段が高すぎると感じていました。

テスラは高すぎる、モデル3はセダン

テスラのモデルYは2022年6月に日本で注文が始まっていました。RWDでも2023年1月の値下げ後で579万9,000円です。

テスラは外部給電の機能がないので、補助金は65万円でした。引いても514万9,000円。2台目の車にこの値段は、さすがに出せませんでした。

モデル3はRWDで536万9,000円、補助金を引くと471万9,000円です。ただセダンなので、子供の送迎で乗り降りするにはやや不便かなと思いました。

BYD ATTO3がドンピシャだった

そんな中で出てきたのが、コンパクトSUVのATTO3でした。

BYDディーラーに届いたばかりのATTO3の展示車を後ろから撮った写真

58.56kWhのバッテリーで、航続距離は470km(WLTC)。軽より一回り大きく、後席も床もフラットで子供の送迎にも使いやすく、往復200kmの通勤も余裕で無充電で走れます。

価格は税込440万円で、ナビもサンルーフも運転支援も付いたワングレードです。まさに打ってつけの車でした。

発売前の2023年1月には、販売予定のディーラーにどうしたら注文できるかをメールで問い合わせていました。翌日には返事があり、1月中に展示車が届いて、納車は3月下旬以降になる予定とのことでした。

BYDのEVが間もなく国内発売!買う確率85%
BYD ATTO3が2023年1月31日に税込440万円で発売されます。補助金85万円で実質355万円です。同じ電池容量の日産リーフ最上級は584万円なので、買う確率は85%でした。

発売の翌日、まだ開業準備中だった販売店へ行って実車をみにいき、届いたばかりのナンバーが付いていない実車をみることができました。

試乗はできませんでしたが、実車を見て決めてその場で予約しています。

BYD ATTO3早速予約してきた
BYD ATTO3を、実車を見てその場で予約しました。58.56kWhでワングレード税込440万円、国産EVより100〜150万円安いです。内装の印象と、充電にかかる時間も確かめてきました。

補助金85万円にギリギリ間に合った

ATTO3の国の補助金は、登録した時期で金額が変わりました。

  • 2023年3月31日までの登録:85万円
  • 2023年4月1日〜7月11日の登録:65万円(型式指定を取っていなかったため)
  • 2023年7月12日以降の登録:85万円(6月28日付けで型式指定を取得)

うちは納車こそ4月でしたが、登録は3月中に間に合いました。85万円の枠に滑り込めたので、440万円から引いて実質355万円です。

支払いの総額や諸費用の内訳は、納車の記事に書いています。

中国製EVのBYD ATTO3納車されて乗っています
BYD ATTO3が納車されました。乗り出しの支払いは全部込みで446.8万円です。グレードは1つで、無料色はグレーだけ。発注から2.5ヶ月という早さと、ETCが付かないことも書いています。

比べた車の当時の価格と補助金

当時比べた車を並べるとこうなります。

車種容量(kWh)航続(km)価格補助金実質
日産サクラ X20180267.955212.9
三菱eKクロスEV G20180252.355197.3
日産リーフ e+ G60450583.485498.4
テスラ モデルY RWD非公表507579.965514.9
テスラ モデル3 RWD非公表565536.965471.9
BYD ATTO358.56470440.085355.0
  • 価格・補助金・実質の単位は万円で、価格は税込です。実質は価格から補助金を引いた値段です
  • サクラとeKクロスEVの価格は2022年の見積もり(オプション込み)、ほかは2023年1月時点の車両本体価格です
  • 補助金は国のCEV補助金だけで、自治体の分は入れていません
  • 航続はカタログの一充電走行距離(WLTCモード)です。テスラはバッテリー容量を公表していません

ATTO3のカタログ値航続距離は、リーフやテスラと同じ450〜565kmの範囲に入っています。それでいて実質の値段は、普通車EVの中でいちばん安い355万円でした。

2023年までは補助金の差がなかった

こうして振り返ってみると、2023年までは中国メーカーのATTO3も、日産のリーフと同じ補助金85万円でした。差を付けられてはいなかったことがよくわかります。

それが2024年4月以降の登録からは、メーカーの取り組みを点数にして補助金を決める仕組みに変わりました。ATTO3は衝撃の35万円に下がり、リーフは85万円のままです。

日本メーカーのEVの競争力が低いことに危機感を覚えて、差を付け始めたのかなと思っています。

LFPバッテリーは劣化しない

いま乗っていて一番よかったと思うのは、ATTO3のバッテリーがLFP(リン酸鉄リチウム)だったことです。

実は不具合で一度バッテリーパックを交換しています。2023年12月に、122個あるセルのうち1つだけ電圧が下がって出力が制限され、2024年2月に保証でパックごと交換になりました。走行6,317kmのときです。

BYD ATTO3不具合その後3(完)
BYD ATTO3がバッテリー交換を終えて戻ってきました。年末から1か月以上の入庫です。代車の軽自動車で800km走って感じたEVとの差と、返却までにディーラーでやったテストをまとめました。

交換後のバッテリーの健康度(SOH)は93%で、そこから約3年経過した今でもずっと変わっていません。

EVでも、バッテリー種類によってはほとんど劣化しません。中古車としての値段は下がっていくと思いますが、実際に走れる距離は新車のときとほぼ同じです。

昔のスマホのように、バッテリーがへたって使えなくなる心配は、ほぼしなくてよくなりました。

まとめ

ATTO3を選んだのは、当時選べたEVの中で、我が家にいちばん合っていたからです。軽EVでは小さすぎて通勤の代わりにならず、日本車の普通車EVは高すぎて、テスラは値段か形が合いませんでした。

結果的にLFPバッテリーだったことで、3年半たっても走れる距離が変わらないのも、いまになってうれしいところです。

新しいATTO 3 EXはRWDで437万8,000円です。バッテリーは58.56kWhから74.88kWhに増えて大きく性能向上しています。

一方で、2026年時点でCEV補助金は15万円ですので、うちが買ったときの85万円とくらべ補助金込みの実質値段は上がりました。

ATTO3 EXはすごく興味があるので試乗する機会があれば、うちのATTO3と比べて体感してみたいと思います。

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