夏休みの家族旅行で、Model YLに乗って九州へ向かっていた初日のことです。
山口のスーパーチャージャーで充電を終えて、関門橋へ向かって走っていました。本州もいよいよ終わり、というあたりです。
前のクルマとの車間はかなり空けていましたし、スピードも出していませんでした。それでも乾いた音がして、フロントガラスに何か当たったのが分かりました。

見上げたら、ガラスの上のほうに星形のヒビ。あとで測ったら17mmくらいでした。
車間もスピードも気をつけていたのに当たるので、これはもう運の話なんだと思います。
この日は最終的に700km以上を走る予定で、まだ宿までは残りがあります。翌日からも4日間ずっとこのクルマで動くので、走っているうちにヒビが伸びたら目も当てられません。
先に結果を書くと、その日のうちに宿泊先の宇佐市で直してもらえました。作業は30分、支払いは9000円です。
初日は関西から大分の宇佐まで702km走っています。飛び石に気づいたのは、その道中でした。

宿に着く直前にスマホで修理できる店を探した
宿に着いたのは17時半すぎ。この時間から動ける店があるのかと思いながら、着く少し前にスマホで調べました。
使ったのは、くらしのマーケットとGoogleマップの2つです。くらしのマーケットは出張のガラスリペアが料金込みで並ぶので相場がすぐ分かりますし、Googleマップは地元の工房が拾えます。宇佐市でも数軒が出てきました。
そのうちの1軒にLINEで連絡したら、すぐに折り返しがきました。18時すぎからでも対応できます、とのことです。
正直、この一言でだいぶ気が楽になりました。旅先で困っているときの「今からでもいいですよ」は本当にありがたいです。
家族をホテルに降ろして、そのまま向かいました。
細い道を抜けた先に工房があった
ナビの案内が、途中からどんどん細い道に入っていきます。

対向車が来たらどうするんだろう、という幅の道をしばらく進みました。ここで合ってるのかなと思いはじめたころに、工房に着きました。

断られてもおかしくない傷でした
まず傷を見てもらいました。
17mmというのはリペアで直せる大きさのぎりぎりのあたりで、しかもヒビの形が枝分かれしています。断られても文句は言えないな、と思いながら見てもらっていました。
説明はきちんとしてもらえました。完全に元どおりにはならないこと、跡が残る可能性があること。そのうえでやるかどうか、という聞き方です。
こちらとしては、ガラス交換になるよりはるかにマシなので、跡が残るのは承知でお願いしました。
作業は30分ほど
まず、ヒビのところに器具を貼り付けます。

そこに注射器のようなもので修復材を注入していきます。

しばらく置いてから、上からフィルムをかぶせて硬化させます。

この写真のフィルムの下に黒く見えているのが、当たったところです。改めて見ると、思っていたよりしっかり枝が出ていました。
待っている間は工房の外で立っているだけだったのですが、日が沈むまでに終わりそうだなと思いながら眺めていました。
大きなヒビは埋まって、端は跡が残った
終わってから、運転席に座って見上げてみました。

大きく走っていたヒビには修復材が入って、ほとんど目立たなくなりました。
一方で、端のほうまでは修復材が回りきらず、白っぽい跡が残っています。事前に言われていたとおりです。
ただ、これは見た目の話であって、目的は「これ以上広がらないようにすること」でした。そこは達成できているはずなので、私としては十分です。
フロントガラスの交換は16〜17万円らしい
今回かかったのは9000円です。旅先で夜に飛び込みで入れてもらって、この価格はかなり良心的だと思いました。
一方で、リペアで直らなかった場合はガラス交換になります。Model Yのフロントガラス交換がいくらかかるかをSNSで調べてみたら、16〜17万円という話が出てきました。
ここが分かったのは、今回のいちばんの収穫かもしれません。
飛び石は避けようがないので、最悪でもこの金額を覚悟しておけばいい、という上限が見えたからです。
そう考えると、飛び石のために車両保険を付けるのは、私の場合は割に合わないという判断にかわりはありません。
割高な車両保険をかけ続けるよりも数年に一度起こるかもしれない飛び石ガラス破損→16〜17万円で交換を自分で持つほうが結果的に安くつきそうです。
前のクルマでは、ボディにたまった飛び石傷をまとめて補修したこともありました。走っている限り、飛び石とは付き合っていくしかないようです。

まとめ
旅先での飛び石だったので、正直けっこう焦りました。振り返ると、こんな感じです。
- ヒビに気づいてから、その日のうちに修理まで終わった
- ホテルからの往復を入れても1時間以内で、翌日以降の旅程には影響なし
- 17mmのヒビが9000円、作業は30分
- 大きなヒビは埋まり、端の跡は残った
くらしのマーケットとGoogleマップで探せば、たいていの町にフロントガラスをリペアできるところはありそうです。今回それが分かったので、次にどこかで飛び石をもらっても、同じ手順でその日のうちに動けると思います。
とはいえ、次はないに越したことはありません。しばらくはヒビに目がいって気になりそうですがそのうち慣れてしまうと思います。
