モデルYLで帰路は一気に無充電602km、残り1.7%|九州旅行5日目

Tesla Model YL

 

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九州旅行もこの日で5日目、いよいよ帰る日です。小倉から自宅まで、家族4人と4泊分の荷物を積んで帰ります。

帰り道でやってみたい作戦がありました。高速を一度降りて充電すると、出入りのぶんだけ料金が高くつきます。それなら北九州のスーパーチャージャーで100%まで入れて、あとは降りずに大津まで走り切ってしまおう、と。

ついでに24時過ぎてから出口を通れば深夜割引も効きます。

距離はおよそ605km。Model YLの電費が140Wh/kmくらいで収まれば、無充電で610kmは走れる計算です。いけるはずだと思っていました。

前日は宮崎から小倉へ移動して、ホテルの充電器で満充電にしています。

モデルYLをデスティネーションチャージャーで満充電|九州旅行4日目
ホテルのデスティネーションチャージャーで、上限を80%→95%→100%と3段階に指定して満充電にしました。満タンで置いた時間は30分ほど。モデルYLで宮崎から小倉まで316kmを走り、到着時の残量は50%でした。
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小倉で1日遊んで、日が落ちてから出発した

立体駐車場に停めたテスラ Model YL。ナンバープレートにはモザイクをかけている

朝の駐車場です。前日に宮崎から小倉まで走ってきて、ここで一泊しました。

Model YLの車載画面2枚。上はオドメーター12,828kmと前回充電からの電費123.2Wh/km、下は旅のトリップ202608-kyushuで131.5Wh/km・176.5kWh・1,343km

オドメーターは12,828km。宮崎から小倉までの316.5kmは123.2Wh/kmで、旅全体のトリップはここまでで1,343kmになっていました。

小倉の交差点。歩道から見たショッピングモールの外観

この日は昼間ずっと小倉で遊んで、出発は18時ごろにしました。日が落ちてから走れば、エアコンに使う電力がそのぶん減ります。

最終日をまるまる遊びに使えて、電費まで有利になるなら一石二鳥です。

往路より80km長いけど届くと踏んだ

往路では、自宅から山口のスーパーチャージャーまで523.0kmを無充電で走っています。そのときの電費は134.5Wh/kmで、着いたときの残量は7%でした。

今回はそれより約80km長い道のりです。数字だけ見ると足りません。

ただ、往路は昼間の暑い時間帯で、速度もまったく気にせず走っていました。今回は夜でエアコンが軽いぶんと、少し速度を抑えるぶんで取り返せるはず。そう考えていました。

納車2ヶ月・1万キロを走った時点の平均が127Wh/kmだったので、そのあたりまで戻せれば足りる計算です。

モデルYL 納車2ヶ月で1万キロ|実測電費127Wh/km
納車2ヶ月でちょうど1万キロに到達したテスラModel Y Lの実測データ。平均電費は127.1Wh/km、充電量1,517kWh。BMW X3ディーゼルなら約85,294円かかる燃料代が、スーパーチャージャー3年無料で0円になりました。

北九州スーパーチャージャーで100%まで入れた

Model YLのナビ画面2枚。上は急速充電に向けたバッテリーの予熱中という表示、下は北九州まで2分・600m、残量39%

17時14分、スーパーチャージャーが近づくとバッテリーの予熱が始まりました。残量39%で、到着まであと600mです。

6口あって使っていたのは1台だけ

北九州スーパーチャージャーのストール。手前に白いテスラが充電中、ナンバープレートにはモザイクをかけている

ストールは6口。使っていたのは1台だけでした。

夕方のアウトレットの駐車場は車でいっぱいだったので、ここだけ空いているのが少し不思議な感じです。

スーパーチャージャーに接続したテスラ Model YL。ナンバープレートにはモザイクをかけている

17時23分、残量39%で挿しました。

Model YLの車載画面。17時23分・残量39%・充電残り45分・上限100%・174kW・1150km/hr・追加0kWh

挿した直後の車載画面は174kWでした。残り45分の表示です。

この174kWがこの日の頭打ちで、ここから下がる一方になります。残量が39%もある状態で挿しているので、こんなものなんだと思います。

買い物に行くと時間が足りないくらい

THE OUTLETS KITAKYUSHUの案内サイン。2階へのエスカレーター脇

充電スポットはTHE OUTLETS KITAKYUSHUの敷地内にあります。隣にはイオンもあって、待ち時間の使い道には困りません。

とはいえ表示は残り45分です。店に入ると全然足りないので、結局あまり奥まで行けませんでした。

テスラアプリの充電画面11枚。左に充電開始からの経過時間、45秒後の41%160kWから6分10秒で55%125kW、17分42秒で75%63kW、29分02秒で86%44kW、56分29秒で100%に到達し52kWhが追加されている

アプリ側の記録がこちらです。左の数字は充電を始めてからの経過時間です。

39%で挿して、45秒後の41%が160kW。9分37秒で62%・99kW、17分42秒で75%・63kW、29分02秒で86%まで来ると44kWまで落ちています。

最初の29分で86%まで入るのに、残りの14%に27分かかっている計算です。

18時19分に100%で完了。追加されたのは52kWhで、料金は0円でした。納車のときに付いてきた3年間無料枠があるので、今回も丸ごとタダです。

39%から100%まで、かかったのは56分29秒。45分の表示から少し延びましたが、最後の1割はどうしても時間がかかります。

到着予想はマイナス13%から始まってマイナス17%まで落ちた

出発した瞬間に「72km/h以下で走れ」

Model YLのナビ画面2枚。上は時速72km/h以下で走れば残量10%以上で到着できるという表示と、次の充電スポットを飛ばせるという表示。下は01時17分着・6時間56分・605km・到着時マイナス13%とオドメーター12,844km

18時21分、満充電で出発です。自宅まで605km、着くのは01時17分の予定。

そして到着時の残量予測はマイナス13%でした。

満タンにした直後にマイナス表示を見せられるのは、なかなかこたえます。しかも「時速72km/h以下で走れば残量10%以上で到着できます」とまで言われました。高速道路で72km/hは、さすがに現実的ではありません。

関門橋を越えたら予測がマイナス17%まで落ちた

Model YLの車載画面2枚。18時50分は時速80km/h以下で走れという警告と到着時マイナス9%、19時17分は充電が必要という赤い警告と到着時マイナス17%・電費154.3Wh/km

関門橋を渡って中国道に入ると、アップダウンが続きます。

18時50分の時点で、区間の電費は146.2Wh/km。到着予測はマイナス9%です。ここで警告が「80km/h以下で走れ」に変わりました。

そこから数字はさらに悪くなって、19時17分にはマイナス17%。表示も赤くなって「Charging needed to reach destination」、つまり充電しないと着けませんと出ました。区間の電費は154.3Wh/kmまで伸びています。

この間はトラックの後ろについて、流れに乗って走っていました。それでもまだ足りないと言われるわけで、正直このあたりが一番きつかったです。

作戦、失敗したかな、と思いはじめていました。

出発から2時間ほどでプラスに転じた

Model YLの車載画面3枚。20時00分は残量78%で自宅まで469km・到着時マイナス1%・区間電費131.0Wh/km、20時23分は目的地が大津のスーパーチャージャーに切り替わり433kmで到着時プラス1%

ところが20時ちょうど、到着予測がマイナス1%まで戻っていました。区間の電費も131.0Wh/kmです。

山陽道に入って平坦になったのが効いたようです。1時間も経たないうちに16%ぶん改善したことになります。

20時23分には目的地の表示が大津のスーパーチャージャーに切り替わって、そこまで433kmでプラス1%。ようやくプラス側に顔を出しました。

SAで寝る体制をつくって、そこから4時間ノンストップ

途中のサービスエリアで一度だけ停まりました。子どもたちの歯磨きとトイレを済ませて、後席を寝られる状態に整えてから出発です。

21時03分、再スタート。到着予測はプラス2%になっていました。

ここから先は速度を戻しました。マイナスのあいだはトラックの後ろで我慢していましたが、プラスに転じてからは流れに乗って走っています。それでも予測はマイナス1%からプラス2%のあいだを行ったり来たりで、大きくは崩れませんでした。

このSAから大津までは、4時間ノンストップでした。

602kmを無充電で走って大津に残量1.7%で着いた

Model YLの車載画面。残量1%、オドメーター13,446km、前回充電からの区間は130.6Wh/km・78.7kWh・602.3km・6時間28分

01時03分、大津スーパーチャージャーに到着。

前回の充電からの区間は602.3km、電費130.6Wh/km、使った電力は78.7kWh、所要は6時間28分でした。

画面には「Low Power Mode is active」と出ていて、セントリーモードも使えなくなっていました。残量1%というのは、そういう状態なんですね。

Model YLのEnergy画面。到着時残量1.7%、64.6%を消費、予測より0.6%多い。東からの4.2km/hの風で3.3%損したという表示

Energy画面の記録では、到着時の残量は1.7%。予測より0.6%だけ多く使った、という判定でした。

面白かったのはその下です。「東からの4.2km/hの風で、この行程の3.3%を損した」と書いてありました。時速4.2kmの風でそこまで変わるのかと思いましたが、600km積み上げるとそうなるのかもしれません。

ここで計算し直してみると、私の見立てはだいぶ甘かったことになります。78.7kWhというのは走行に使ったぶんで、実際にはここに空調やその他の消費も乗ってきます。

もし出発前に想定していた140Wh/kmのままだったら、600kmの手前で足りなくなっていたはずです。

ナビが出発時にマイナス13%と言ってきたのは、まぁ正しかったわけです。

あれを見て速度をやや抑えたから届いた、というのが実際のところでした。

深夜割引で12,800円が8,660円になった

出口を通過したのは0時58分ごろでした。

高速料金は12,800円のところ、8,660円になっています。4,140円の差なので、これは大きいです。

充電のために一度降りていたら、この割引もなくなったうえに出入りの料金まで乗ってきます。降りずに走り切る作戦は、電気代よりも高速代のほうで効きました。

1.7%から挿して251kW

テスラアプリの充電画面9枚。左は充電開始からの経過時間。14秒後の3%251kWから2分41秒の13%まで、1%刻みでずっと251kWを維持している

着いた時点で1.7%なので、表示は2%からのスタートです。スクショを撮り始めたのは14秒後の3%になったところですが、そのときにはもう251kW出ていました。

1%上がるのに15秒ほどしかかからないので、撮っているそばからどんどん進んでいきます。

テスラアプリの充電画面9枚。2分52秒の14%から18%までは251kWのまま、4分08秒で19%237kW、4分13秒で20%218kW、4分37秒で22%174kW、5分57秒で25%137kWと落ちていく

夜も遅くて早く帰りたかったので、25%まで入れたところで切り上げました。挿してから5分57秒です。

残量を絞りきってから入れると、やはり気持ちいいくらい速いです。

このときのカーブは1%刻みで全部記録してあるので、詳しい中身は充電カーブの記事のほうにまとめます。

モデルYL充電カーブ実測|250kW級は17%まで持続
モデルYLで残量4%からスーパーチャージャーに接続し、充電カーブを実測。251kWが出たのは10%まで、17%で243kW、18%から階段状に低下しました。20分19秒で残量57%・45kWh回復した全データを公開します。

まとめ

Model YLの旅のトリップ記録。202608-kyushuは平均132.0Wh/km、259.2kWh、1,964km、1日2時間

九州旅行の全行程は1,964km、平均132.0Wh/kmでした。

最終日で分かったのはこの3つです。

  • 北九州から大津までの602.3kmは、130.6Wh/km・6時間28分・残量1.7%で走り切れた(家族4人+4泊分の荷物、夜間、エアコン使用)
  • 到着予測はマイナス13%で始まってマイナス17%まで落ちたが、平坦区間に入った43分でマイナス1%まで戻り、以降はマイナス1%からプラス2%のあたりで持ちこたえた
  • 深夜割引は0時58分の出口通過で効いて、12,800円が8,660円(4,140円引き)

残量1.7%は、少しビビって余らせてしまった感じです。きっちり0%になるようもう少し速度を上げていれば、あと数分は早く着けたかもしれません。

とはいえ、途中で降りずに帰ってこられたのは気分が良かったです。次の長距離も、600キロ程度であればまずはこの作戦から考えてみます。

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